カリフラワーは生で食べるのがいちばんおいしかった!
nullカリフラワーは意外と食べ方に悩む野菜のひとつ。量も多いうえ、ゆでて食べるだけだとマンネリして、家族も飽きてしまいますよね……。
「ゆでてマヨネーズをつけるだけじゃもったいない。実は、生で食べるのがいちばんおいしい!」と、沼津さん。あっさりした塩漬けにする方法を教えてくれました。
【材料】(作りやすい分量)
カリフラワー・・・200g
塩・・・小さじ1/2
【用意するもの】
ポリ袋・・・1枚
ちなみに、沼津さんのおすすめのポリ袋は、業務用スーパーで購入できる『ポリエチレン袋12号』(0.025×230×340mm)。「適度な厚みがあって、使いやすい大きさ」と、沼津さんのイチオシです。
【作り方】
(1)カリフラワーは下部分の硬い茎を取り、小房に分けて薄切りにする。
「カリフラワーは硬い茎を取り除き、薄切りにします。ポロポロ崩れても気にせず、そのままどんどん切ってOKです」(以下「」内、沼津さん)。
(2)ポリ袋に入れて、塩を振る。
(3)手でよくもみ、空気を抜いてポリ袋の口を結ぶ。
(4)冷蔵庫で30分以上おいたら、できあがり!
保存期間は冷蔵で4〜5日間。漬けた直後はパリパリした食感で、サラダ感覚で食べられます。時間が経つとしんなりして、味がだんだん馴染んできますよ。
「お好みでオリーブオイル、粗挽き黒こしょう、パルメザンチーズをかけてもおいしいですよ」
食べてみるとパリパリした食感が新感覚! ゆでるとカリフラワー特有の臭みを感じますが、生はあっさり食べられます。茎の部分はちょっと生のザーサイのような食感で、個人的にはとっても好きな味。
塩も少量しか入れず、かなり薄味なので、オリーブオイル、粗挽き黒こしょう、パルメザンチーズをかけると、より一層風味豊かになります。簡単なのに見た目もおしゃれで、ワインのおつまみにもぴったりですね。
ゆでずに生で食べるのが定番になりそうなくらい、新感覚のカリフラワーに感動した一品でした。さらに料理に使ってもおいしいので、次回は大人も子どもも喜ぶアレンジメニューを紹介します!
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)など多数。
取材・文/岸綾香