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塩でもむだけの「カリフラワーのあっさり塩漬け」が新感覚!パリパリが止まらない…【ちょこっと漬け♯20】

少ない分量で手軽に漬ける「ちょこっと漬け」は、大物野菜を使い切るのにも便利。今回は「カリフラワー」を使ったちょこっと漬けを、料理研究家の沼津りえさんに教えてもらいました。

ゆでてマヨネーズをつけて食べるのが定番となってしまっているカリフラワーですが、実は生で食べてもおいしい野菜。あっさりした塩漬けにしておくと、サラダ感覚でさっぱり食べられますよ。

カリフラワーは生で食べるのがいちばんおいしかった!

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カリフラワーは意外と食べ方に悩む野菜のひとつ。量も多いうえ、ゆでて食べるだけだとマンネリして、家族も飽きてしまいますよね……。

「ゆでてマヨネーズをつけるだけじゃもったいない。実は、生で食べるのがいちばんおいしい!」と、沼津さん。あっさりした塩漬けにする方法を教えてくれました。

【材料】(作りやすい分量)

カリフラワー・・・200g

塩・・・小さじ1/2

【用意するもの】

ポリ袋・・・1枚

ちなみに、沼津さんのおすすめのポリ袋は、業務用スーパーで購入できる『ポリエチレン袋12号』(0.025×230×340mm)。「適度な厚みがあって、使いやすい大きさ」と、沼津さんのイチオシです。

【作り方】

(1)カリフラワーは下部分の硬い茎を取り、小房に分けて薄切りにする。

「カリフラワーは硬い茎を取り除き、薄切りにします。ポロポロ崩れても気にせず、そのままどんどん切ってOKです」(以下「」内、沼津さん)。

(2)ポリ袋に入れて、塩を振る。

(3)手でよくもみ、空気を抜いてポリ袋の口を結ぶ。

(4)冷蔵庫で30分以上おいたら、できあがり!

保存期間は冷蔵で4〜5日間。漬けた直後はパリパリした食感で、サラダ感覚で食べられます。時間が経つとしんなりして、味がだんだん馴染んできますよ。

「お好みでオリーブオイル、粗挽き黒こしょう、パルメザンチーズをかけてもおいしいですよ」

食べてみるとパリパリした食感が新感覚! ゆでるとカリフラワー特有の臭みを感じますが、生はあっさり食べられます。茎の部分はちょっと生のザーサイのような食感で、個人的にはとっても好きな味。

塩も少量しか入れず、かなり薄味なので、オリーブオイル、粗挽き黒こしょう、パルメザンチーズをかけると、より一層風味豊かになります。簡単なのに見た目もおしゃれで、ワインのおつまみにもぴったりですね。

ゆでずに生で食べるのが定番になりそうなくらい、新感覚のカリフラワーに感動した一品でした。さらに料理に使ってもおいしいので、次回は大人も子どもも喜ぶアレンジメニューを紹介します!

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)など多数。

 

取材・文/岸綾香

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