スイカアイスキャンディーの作り方
null【材料】(3個分)
・スイカ(皮と種を除いたもの)・・・約180g
・グラニュー糖・・・40g
・チョコチップ・・・10g
※スイカは皮と種を事前に取り除き、ざく切りにしておきましょう。
※砂糖は冷たい液体にも溶けやすいグラニュー糖を使用しています。お菓子作りで活躍するグラニュー糖は、スッキリした甘さに仕上がるのが特徴です。上白糖でも作れますが、その場合は甘味や食感が変わるので、調整しながら使用してください。三温糖を使用する場合はやや茶色に色付きます。そのため、色を鮮やかに出したい時は白色の砂糖の方が適していますよ。
【用意するもの】
・ジッパー付き保存袋・・・1枚
・アイスキャンディーメーカー・・・1個
・木の棒・・・3本
※今回は100円ショップで購入した、約70ml×3本のアイスキャンディーメーカーを使用しています。材料の分量は使用するアイスキャンディーメーカーの容量に合わせて調整してください。
※今回はアイスキャンディーメーカーの付属の棒ではなく、市販のアイス用の木の棒を使用しています。木の棒は100円ショップなどで購入できます。
【作り方】
(1)保存袋にスイカを入れて、よくもむ。
保存袋にスイカを入れ、液状になるくらいしっかり手でもむのがポイント。この時、種を見つけたら取り除いておきましょう。
(2)グラニュー糖を加えてもむ。
スイカが液状になったら、さらにグラニュー糖を加えてよくもみます。
(3)計量カップに液状になったスイカを入れ、アイスキャンディーメーカーに1/3量のスイカを3等分に分けて注ぐ。
アイスキャンディーメーカーに1/3量のスイカを、3等分に分けて静かに注ぎます。
(4)1/3量のチョコチップを3等分に分けて入れる。これを同様に、交互にあと2回繰り返す。
スイカ液の中に1/3量のチョコチップを散らします。チョコチップがムラなく入るように、スイカ→チョコチップ→スイカ→チョコチップの順で繰り返し、これを全部で計3回行います。こうすると、チョコチップが全体にムラなく散らばりますよ。
(5)木の棒を挿し、冷凍庫に入れる。
ふたを閉めて、木の棒をアイスキャンディーメーカーの空いている穴に挿します。液状だと浮き上がってきて斜めになったりしますが、少し凍ったところで挿し直すので、この時はそのままで大丈夫です。
(6)1時間ほど経ったら、途中で木の棒を挿し直し、一晩凍らせる。
1時間ほど経って木の棒が浮いてきた場合は、まっすぐ挿し直すときれいに仕上がります。果実が多い場合は木の棒が固定されやすいですが、液体が多い場合は浮きやすいので、1時間経ったらチェックするといいですね。
(7)アイスキャンディーメーカーから外す。
アイスキャンディーメーカーの外側を水でさっと軽く濡らし、手で温めながらアイスキャンディーを外したら、できあがり!
本物のスイカを使った、かわいらしいスイカバーができました。全体にチョコチップが散りばめられて、再現率もなかなか。食べてみると、スイカそのまんまの味でびっくり! まさに本物のスイカを食べているような、ジューシーでみずみずしい果実感があります。時々、ポリポリした食感のチョコチップが、これまた絶妙なアクセントになっておいしい!
ぜひ、夏に食べたい旬のアイスキャンディー。大玉のスイカを買って余った時に、子どもと一緒に作ってみてはいかがでしょうか? 見た目もかわいく、スイカを丸ごと味わえて、これならリピート間違いなしですね!
【取材協力】
森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com 2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com
取材・文/岸綾香