桃とキウイのアイスキャンディーの作り方
null【材料】(3個分)
・キウイフルーツ・・・1/2個
・黄桃(缶詰・半割)・・・1切れ
・桃ジュース・・・110ml
・グラニュー糖・・・15g
※砂糖は冷たい液体にも溶けやすいグラニュー糖を使用しています。お菓子作りで活躍するグラニュー糖は、スッキリした甘さに仕上がるのが特徴です。上白糖でも作れますが、その場合は甘味や食感が変わるので、調整しながら使用してください。三温糖を使用する場合はやや茶色に色付きます。そのため、色を鮮やかに出したい時は白色の砂糖の方が適していますよ。
【用意するもの】
null・アイスキャンディーメーカー・・・1個
・木の棒・・・3本
※今回は100円ショップで購入した、約70ml×3本のアイスキャンディーメーカーを使用しています。材料の分量は使用するアイスキャンディーメーカーの容量に合わせて調整してください。
※今回はアイスキャンディーメーカーの付属の棒ではなく、市販のアイス用の木の棒を使用しています。木の棒は100円ショップなどで購入できます。
【作り方】
(1)キウイフルーツは端を切って皮をむき、7mmの厚さの半月切りにする。
(2)黄桃は7mmの厚さの薄切りにする。
(3)計量カップに桃ジュースを入れ、グラニュー糖を加えて混ぜる。
アイスキャンディーメーカーに注ぎやすいよう、ボウルではなく計量カップで作ります。
(4)アイスキャンディーメーカーにキウイフルーツ、黄桃を入れる。
外から見た時にカラフルに仕上がるよう、キウイフルーツと桃を交互に入れるのがポイント! 緑と黄色が互い違いになるように詰めていきましょう。
(5)桃ジュースを3等分に分けて注ぐ。
フルーツをセットしてから、桃ジュースを3等分に分けて静かに注ぎ入れます。
(6)木の棒を挿し、冷凍庫に入れる。
ふたを閉めて、木の棒をアイスキャンディーメーカーの空いている穴に挿します。液状だと浮き上がってきて斜めになったりしますが、少し凍ったところで挿し直すので、この時はそのままで大丈夫です。
(7)1時間ほど経ったら、途中で木の棒を挿し直し、一晩凍らせる。
1時間ほど経って木の棒が浮いてきた場合は、まっすぐ挿し直すときれいに仕上がります。果実が多い場合は木の棒が固定されやすいですが、液体が多い場合は浮きやすいので、1時間経ったらチェックするといいですね。
(8)アイスキャンディーメーカーから外す。
アイスキャンディーメーカーの外側を水でさっと軽く濡らし、手で温めながらアイスキャンディーを外したら、できあがり!
試食してみると、キウイフルーツの酸味と桃の甘味のバランスがよく、甘酸っぱくてさっぱり。生のフルーツを凍らせているので、果実をそのまま食べる贅沢感があります。そして、グリーン×イエローの色合いがとってもキュート!
アイスキャンディーメーカーに果物とジュースを入れて凍らせるだけなので、子どもと一緒に簡単に作れます。これなら子どもたちも喜んでお手伝いしてくれそうですね。この夏はいろいろなフルーツの組み合わせを、ぜひ楽しんでみてください。
【取材協力】
森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com 2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com
取材・文/岸綾香