子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

みかん牛乳アイスクリームの作り方!マシュマロでクリーミーに【簡単!もむだけアイスレシピ】

「手作りするのは難しそう……」と思いがちなアイスクリームですが、お菓子・料理研究家の森崎繭香さんが教えてくれるレシピは、驚くほどとっても簡単! 「もんで凍らせるだけ」でおいしいアイスクリームが完成します。

今回は、素朴で懐かしい味わいの「みかん牛乳アイスクリーム」を紹介します。隠し味に使うのは、なんとマシュマロ! 実はこれが、なめらかでクリーミーな食感を生み出してくれるんです。

みかん牛乳アイスクリームの作り方

null

【材料】(2人分)

・牛乳・・・100cc

・マシュマロ・・・50g

・みかん(缶詰)・・・100g

【用意するもの】

ジッパー付き保存袋・・・1枚

※ジッパー付き保存袋は、冷凍保存用のものを使用してください。

(1)耐熱ボウルに牛乳、マシュマロを入れ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。

耐熱ボウルに牛乳とマシュマロを入れ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で2分加熱します。加熱するとマシュマロが軟らかくとろけます。

(2)泡立て器でよく混ぜ合わせる。

電子レンジから取り出したらすぐに、溶けたマシュマロと牛乳を泡立て器でよく混ぜ合わせます。すると、トロリとしたとろみが出てきます。もともと、マシュマロの材料は卵白で作られたメレンゲ。メレンゲを牛乳に混ぜ込むようなイメージだと思ってください。こちらが加わることで、ふわっとクリーミーな口溶けのアイスクリームになるんですね。

(3)粗熱が取れたら、みかんを加えて混ぜる。

粗熱が取れたら、水気を切ったみかんを加えて軽く混ぜ合わせます。

(4)保存袋に入れる。

すべて混ぜ合わせたものを保存袋に入れます。強くもむと、みかんがバラバラに崩れてしまうので、ここではもうもまなくてOK。

(5)バットにのせて、冷凍庫で凍らせる。

保存袋の空気を抜いて口を閉じ、平らにしてバットの上に置き、冷凍庫で1時間冷やします。アイスクリームは薄い形状にして、熱伝導のよいステンレスのバットの上などに置いて冷やすと、早く凍らせることができます。

(6)1時間経ったら、よくもむ。

途中で冷凍庫から取り出し、よくもむのがポイント。冷凍庫で冷やしっぱなしにするよりも、少し凍ったところでもう一度よくもんで、袋の中で空気に触れている面を変えてあげると、よりなめらかな口溶けのアイスクリームに仕上がります。

(7)もう一度、冷凍庫で1時間凍らせる。

さらに1時間凍らせたら、最後に再度軽くもみ、アイスクリームディッシャーなどですくって器に盛り付ければ、できあがり! あえてザクザクとスプーンでラフに盛り付けてもおしゃれですよ。

今回は牛乳を使用しているので、これまでご紹介した他のアイスクリームに比べて水分がやや多め。缶詰のみかんも水分量が高いため、舌の上でスッと溶け、シャーベットのようなシャリシャリした軽い食感を楽しめます。それでも、マシュマロが入っているので、シャーベットよりも、まろやかな口溶けに仕上がっています。

素朴なミルクアイスはどこか懐かしく、シャリッとしたみかんの酸味がさわやか。砂糖を使っていないので、マシュマロのほのかな優しい甘さが、子どもには食べやすく、大人には懐かしい味を思い出す郷愁を誘うひと皿に。ぜひ、家族みんなで味わってみてはいかがでしょうか?

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com

2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com

取材・文/岸綾香

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載