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年末年始は「ちょこっと漬け」!チーズも卵も漬けてみたら…感動の味変に【人気レシピまとめ】

料理研究家の沼津りえさんが提案する「ちょこっと漬け」は、余った野菜を少量で手軽に漬けられるとあって大好評。今まで約60回にわたり、様々な食材をおいしく漬ける方法を教えてもらいました。

今回は、年末年始におすすめの食卓を華やかに彩る一品をまとめてご紹介するので、ぜひ家族と一緒に楽しんでみてください!

「柿のピクルス」は生ハムやチーズにのせてオードブルに!

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まずは、ちょっとおしゃれな「柿のピクルス」から。柿を甘酢に漬けるだけで、おいしいピクルスに変身! 柿の甘味と酢の酸味が溶け合い、とてもまろやかになり、口いっぱいに柿の旨味がじゅわっと広がります。

このままでも充分おいしいのですが、生ハムやチーズと合わせれば、おしゃれなオードブルに。生ハム&チーズの塩気と柿の甘味がマッチして、まさに至福のマリアージュ。年末年始のホームパーティーなど、おもてなしにもぴったりなので、新感覚の味わいをぜひ試してみてください。

はちみつが隠し味。まろやかでジューシーな「トマトの酢漬け」

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酢とはちみつでシンプルに漬ける「トマトの酢漬け」。甘酸っぱく漬けたトマトは、生でそのまま食べるのとはひと味違ったおいしさです。はちみつを加えることで、酸味が和らぎ、ほのかな甘味がじんわり染み込んだトマトは、とってもジューシー!

ゆでた鶏肉や豚肉、焼いたカジキマグロなどにのせれば、トマトソースとしても大活躍。さっぱりしたトマトは、お肉との相性も抜群です。さらに、サラダのトッピングやオリーブオイルを加えて冷製パスタにしても◎。漬け汁を炭酸水で割って、トマトビネガードリンクにしてもおしゃれです。

パスタと和えてもおいしい!「チーズのオイル漬け」3種

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モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、プロセスチーズなど、3種類のチーズを好みのハーブなどと一緒にオイルに漬けるだけだからとっても簡単。なのに、ワンランク上のおしゃれな食卓を演出できます。

ゆでたてのパスタやペンネと和えたり、オイルごと加熱してチーズフォンデュにしたり、ウインナーやミニトマトと一緒に爪楊枝で刺してピンチョス風にしても◎。余ったオイルはチーズの旨味が利いているので、パスタやドレッシングに使うと余すことなく楽しめます!

カラフルな3種類の卵に子どもも大喜び!

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普通のゆで卵を、はちみつ×みその「卵のみそ漬け」、甘酢×カレー粉の「卵のカレーピクルス」、甘酢×赤しそふりかけの「卵の赤しそふりかけ漬け」の3つの味でカラフルに漬けます。子どもが喜ぶユニークな見た目で、ホームパーティーにもおすすめ。

みそ漬けは、ゴロッとおにぎりの具にしたり、うどんや中華麺などゆで麺の上にトッピング。カレーピクルスは、酢が入っているので、マヨネーズと和えるだけで即席タルタルソースに。赤しそふりかけ漬けはカラフルな紫色でお弁当に最適。

普段の料理にアレンジもしやすく、パッと彩りを添えてくれるので、卵が余った時にいろんな味を作っておくと便利ですよ!

シンプルに漬けるちょこっと漬けは、いろいろな料理にアレンジしやすいのもイイところ。家族で過ごす年末年始のごちそうに、ぜひ試してみてください!

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。Instagram@rienumadu

取材・文/岸綾香

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