その1:和えるだけで超簡単!あつあつチーズペンネ
null今回使用するのは、モッツァレラチーズを使ったオイル漬け。ゆでたてのペンネに和えるだけなので、とっても簡単です。
ベースとなる「チーズのオイル漬け」の作り方はこちらを参考に。
【材料】(2人分)
モッツァレラチーズのオイル漬け・・・適量
ペンネ・・・150g
塩・・・少量
こしょう・・・少量
【作り方】
(1)ゆでたてのペンネをボウルに入れる。
(2)モッツァレラチーズのオイル漬けを入れる。
(3)オイルやピーマンも一緒に加え、全体をよく混ぜ合わせる。
(4)塩、こしょうを振り、味を調える。
(5)よく混ぜ合わせて、できあがり!
モッツァレラチーズがペンネの余熱で温まり、ふっくらプルンとして、ひと口食べるともちもち。ひと味違った食感に驚きました! そして、チーズの旨味が染み込んだオリーブオイルが、あつあつのペンネに絡んでおいしい〜。白いチーズ、赤と緑のピーマンの彩りもよく、ただ和えるだけなのに見た目も華やかに仕上がります。
「モッツァレラチーズのオイル漬けは、コロコロ丸いチーズをサーモンで巻いて、ミニトマトなどの野菜と一緒に楊枝で刺し、ピンチョス風にしてもおしゃれ。ホームパーティーなどみんなが集まる時に食べやすくて好評ですよ」(以下「」内、沼津さん)
その2:旨味が利いたとろ〜りカマンベールチーズフォンデュ
null次は「カマンベールのオイル漬け」をチーズフォンデュにアレンジ。こちらは、ホームパーティーやワインのおつまみにぴったり! オイルごと余すことなく使ってください。
【材料】(作りやすい分量)
カマンベールチーズのオイル漬け・・・適量
フランスパン・・・適量
ミニトマト・・・適量
ゆでたブロッコリー・・・適量
【作り方】
(1)小鍋にカマンベールチーズのオイル漬けを入れる
「チーズを漬けたオイルごと使います。小さめの鍋に入れ、チーズが浸るまでオイルをたっぷり入れてください。漬けたオイルが足りない場合は、オリーブオイルなどを足して調整してください」
(2)中火にかけ、ぐつぐつするまで煮る。
「加熱するとローズマリーの香りが立って華やか。チーズが溶けてきたら食べ頃です。他にもお好みで、きのこ、えび、チキンなどを加えてもおいしいですよ」
(3)チーズとオイルにパンや野菜を絡めて食べる。
フランスパン、ミニトマト、ゆでたブロッコリーに、チーズとオイルをたっぷり絡めていただきます。子どもにはウィンナーもおすすめ。
溶けたとろとろのカマンベールチーズに、オリーブオイルとローズマリーの風味がじんわり染み込んで、深みのある大人の味わいに。これにはワインがベストマッチ。フランスパンにオイルを染み込ませながら、チーズをたっぷり絡めて食べると最高! 余ったらパスタにかけたり、焼いたチキンにかけたりするのもおすすめと沼津さん。
「他にも、チーズのオイル漬けをそのままドレッシング代わりにしてサラダに和えても。バゲットやクラッカーにのせて、オードブルにしてもいいですね」
以上、「チーズのオイル漬け」のアレンジ2品でした。オイルが染み込んでチーズがしっとりした食感になり、旨味がグンと増すので、いろいろな料理にアレンジが可能。漬けるだけでとっても簡単なので、試してみてくださいね。
冬は太くて立派な長ねぎが出回る季節。次回は、おいしい旬の「長ねぎ」を使ったちょこっと漬けを紹介します。
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)など多数。
取材・文/岸綾香