その1:Xmasカラーがキュートな「モッツァレラチーズのオイル漬け」
nullまずは見ためもかわいいモッツァレラチーズを使ったオイル漬けを紹介します。赤と緑のピーマンを一緒に漬け込めば、白、赤、緑でクリスマスの彩りになっておしゃれ!
【材料】(作りやすい分量)
モッツァレラチーズ・・・100g
赤ピーマン・・・1/6個
緑ピーマン・・・1/4個
塩・・・少量
オリーブオイル・・・適量
粗挽き黒こしょう・・・少量
【用意するもの】
保存瓶・・・1個
【作り方】
(1)赤ピーマンと緑ピーマンは、ヘタと種を除いて細切りにする。
(2)保存瓶にモッツァレラチーズを入れ、赤ピーマンと緑ピーマンを加える。
清潔な保存瓶を用意して、モッツァレラチーズ、赤ピーマン、緑ピーマンを入れます。
(3)塩を振り、オリーブオイルを全体が浸るまで注ぐ。
今回はオリーブオイルを使いましたが、お好みのオイルでOKです。チーズと野菜がしっかり隠れるまで、ひたひたにオイルを注ぎましょう。オイルを注いだら、全体を軽く箸でなじませてください。
(4)粗挽き黒こしょうを振る。
(5)冷蔵庫で30分以上おいたら、できあがり!
保存期間は冷蔵で1週間を目安に食べ切るようにしましょう(この後の2種類も保存期間は同じです)。また、オリーブオイルは冷やすと固まってしまうこともありますが、室温に戻せば元に戻ります。
クリスマスカラーで彩りも華やかなので、瓶ごとそのまま食卓に出しても素敵。モッツアレラチーズがオイルと馴染んでしっとりして、ひと味違った食感に。
「ベビーリーフのサラダなどに、チーズと野菜ごとオイルをかけて、ドレッシング感覚で使うのもおすすめです。チーズや野菜がオイルから顔を出したら、オイルを足して保存してくださいね」
もちろんワインやビールとの相性も抜群なので、クリスマスパーティーの手土産として作って持っていくのもいいですね!
その2:ワインのお共に「カマンベールチーズのオイル漬け」
null次はカマンベールを使ったオイル漬け。カマンベールチーズを丸ごと1個切って漬けるだけなので、こちらもとっても簡単ですよ。
【材料】(作りやすい分量)
カマンベールチーズ・・・1個
塩・・・少量
オリーブオイル・・・適量
ローズマリー・・・1/2本
ピンクペッパー・・・適量
【用意するもの】
保存瓶・・・1個
【作り方】
(1)カマンベールは8等分に切る。
(2)保存瓶にカマンベールチーズを入れ、塩を振る。
(3)ローズマリーを入れ、オリーブオイルを全体が浸るまで注ぐ。
(4)ピンクペッパーを入れる。
(5)冷蔵庫で30分以上おいたら、できあがり!
カマンベールのとろりとした部分にオリーブオイルがよく馴染んで、ちょっとリッチなおつまみに。バゲットやクラッカーにのせて並べれば、おしゃれなオードブルにもなります。
「ローズマリーの替わりに、バジルなどのハーブを入れてもおいしいですよ」
その3:子どもも大好き!「プロセスチーズのオイル漬け」
null最後は子どもたちが食べやすいプロセスチーズを使ったオイル漬けを紹介します。こちらはオリーブオイルの替わりに、クセのないひまわり油を使います。
【材料】(作りやすい分量)
プロセスチーズ・・・8個
塩・・・少量
ひまわり油・・・適量
【用意するもの】
保存瓶・・・1個
【作り方】
(1)プロセスチーズは半分に切る。
(2)保存瓶にプロセスチーズを入れ、塩を振る。
(3)ひまわり油を全体が浸るまで注ぐ。
(4)冷蔵庫で30分以上おいたら、できあがり!
最近はいろいろな種類のプロセスチーズが売っているので、何種類か混ぜて作ると味が変わって楽しい! ひまわり油なので、オイルにクセがなく、これなら子どもたちも食べられますね。
「ウインナーやミニトマトと一緒に爪楊枝で刺して、ピンチョス風にしてもおしゃれ。熱々のじゃがいもの上にのせると、チーズが溶けておいしいですよ!」
ちなみに余ったオイルはチーズの旨味が利いているので、パスタやドレッシングに使うとよいそう。余すことなく使えるうえ、オイルに旨味が加わりワンランクおいしくなるので一石二鳥ですね。
次回は、いよいよ年明け間近。お正月のおせち料理の準備におすすめの、ポリ袋で手軽に作れる「紅白なます」の作り方を紹介します。
【取材協力】
沼津りえ
料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)など多数。
取材・文/岸綾香