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今年はさっぱり「アジアンなます」はいかが?「紅白なます」がナンプラーで変身【ちょこっと漬け♯59】

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料理研究家の沼津りえさんが、旬の野菜を手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、お正月のおせち料理に欠かせない「紅白なます」を、ナンプラーを使ってアジア風におしゃれにアレンジ。毎年同じ味で飽きてきた……という家庭こそ、ぜひ試してみてほしい! さっぱりした女性好みの味ですよ。

お正月の「なます」は紅白のバランスが大事!

大根とにんじんの彩りが美しい「紅白なます」。通常は甘酢で仕上げるのが定番ですが、今回はアジア風の味付けに!

ちなみに、通常の「紅白なます」の作り方はこちら。

→おせちの定番「紅白なます」は、ポリ袋でもむだけで手軽においしく!【ちょこっと漬け♯11】

「今回は甘酢の代わりに、ナンプラーとレモン汁でさわやかに仕上げます。お正月はもちろん、普段の食事の副菜にもおすすめですよ」(以下「」内、沼津さん)

なます特有の甘酸っぱい味が苦手という人も、これなら食べられそう。早速、作り方を見てみましょう。

【材料】(作りやすい分量)

大根・・・200g(約5cm)

にんじん・・・20〜30g

塩・・・小さじ1/2

砂糖・・・大さじ2

レモン汁・・・大さじ2

ナンプラー・・・小さじ1

パクチー・・・適量

【用意するもの】

ポリ袋・・・1枚

ちなみに、沼津さんのおすすめのポリ袋は、業務用スーパーで購入できる『ポリエチレン袋10号』(0.025×180×270mm)。「適度な厚みがあって、使いやすい大きさ」と、沼津さんのイチオシです。

【作り方】

(1)大根をせん切りにする

大根は皮を薄くむいてから、薄切りにします。切り終わったら、斜めに倒して並べ、端からせん切りに。切った大根はボウルに入れておきます。

「この時、包丁を右側にやや斜めに倒すと、大根が反対側に飛び出しません。ちょっとしたことですが、これでグンとスムーズに切ることができますよ」

(2)にんじんをせん切りにする

にんじんも皮を薄くむいて、薄切りにします。大根同様に斜めに倒して並べ、端からせん切りにして、切り終わったら大根と同じボウルに入れます。

「紅白なますは大根とにんじんの紅白のバランスが大事! にんじんは入れすぎると紅色が強くなってしまうので、大根の10〜15%くらいの量がベストです。

また、大根の方が水分が多いので、少し太めに切るのもポイント。塩で水分が抜けると、大根とにんじんの太さがちょうどいいバランスになります。

お正月のお料理なので、彩りよくきれいに仕上げることも意識しながら、いつもよりちょっと丁寧に、心を配りながら作ってみましょう。凛とした見た目に、新年を迎える家族も喜ぶはずです」

(3)塩を振ってもみ、水分を出す

大根とにんじんに塩を振ってもみ、水分を出します。先に余分な水分を出しておくことで、味がしっかり入ります。

「後からナンプラーで味付けするので、塩は少なめに。水分が出てきたら、3〜4分そのまま置きます」

(4)調味液を作る

ポリ袋に砂糖、レモン汁、ナンプラーを入れて、全体をなじませます。

「レモン汁はナンプラーとの相性抜群! レモン汁の代わりに、お好みの酢でもOKです」

(5)大根とにんじんを入れてもむ

大根とにんじんから水分が出たら、水分をしっかり絞ってからポリ袋に入れ、全体をよくもんで味をなじませます。

「今回はお正月なので、日持ちするよう少し甘めの味付けにしています。砂糖が溶けたらできあがりのサイン。よくもんだら空気を抜いて、ポリ袋の口を結びましょう」

(6)冷蔵室で30分以上置いたら、できあがり!

冷蔵室で30分以上休ませ、砂糖が溶けてしっかり味がなじんだら完成です。保存期間は冷蔵で約1週間。器に盛り付け、好みでパクチーをたっぷりのせていただきましょう。

ひと口食べるとナンプラーがほのかに香り、レモンの酸味がさわやか! これは女性が好きな味。しっかりアジア風で、タイやベトナム料理の味がします。特に私が思い出したのは、ベトナムのバインミーに挟んである、さっぱりしたなます。和風のなますとはひと味違ったおいしさで、お正月じゃなくても作りたい!

そして、沼津さんのポイント通り、大根とにんじんの紅白のバランスが絶妙でキリッと美しい。味付けはアジア風ではありますが、華やかな凛とした仕上がりで、おせち料理としても引けを取りません。

「彩りよく整えているので、おせち料理としてお正月にいただいても大丈夫。余ったらたっぷりのパクチーと和えてサラダにしたり、海老やアボカド、チキンと一緒にパンに挟んでバインミー風にしても最高ですよ!」

いつものなますにマンネリしている人は、ぜひお試しを! 異国を感じる新しい味で、家族みんなで気持ちよく新年を迎えてくださいね。

次回は、おせち料理にぴったりな「れんこん」を使ったちょこっと漬けを紹介します。

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。Instagram@rienumadu

 

取材・文/岸綾香

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