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「スナップエンドウ」の筋取りは加熱後が正解!一度で筋が取れる驚きテクも【沼津りえの神ワザ下ごしらえ #10】

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ちょっとしたひと手間で料理の腕前がグンとアップする「下ごしらえ」を、料理研究家・沼津りえさんが分かりやすく楽しく解説。 

今回は、なんと沼津さんが「スナップエンドウ」の新しい筋取りの方法を発見! 1度で両側の筋がスルッとキレイに取れる驚きのテクなんです。

筋取りは加熱後行うと、水っぽくならずおいしさもアップ!

シャキシャキした食感がおいしく、彩りにもお役立ちのスナップエンドウですが、筋を取るのが面倒ですよね……。そんな人にぜひ見てほしい動画がこちら。沼津さんが劇的に筋取りがラクになり、さらに水っぽくならずおいしく仕上がる方法を発見しました!

「スナップエンドウは筋を取ってからゆでると、中に水が入ってグシャッと水っぽくなり、せっかくのシャキシャキ感が台無しです。今回はフライパンで蒸して、水にもさらさずに、後から筋を取ります。こうすることで色鮮やかでシャキシャキの食感に仕上がるんです。

さらに、1度で両側の筋を取る方法も発見しちゃいました。誰でも簡単にできるので、ぜひ動画を見て試してみてくださいね!」(以下「」内、沼津さん)

確かにスナップエンドウってゆですぎるとグシャッとなって、水っぽくなってしまいますよね。沼津さん考案の新しいスナップエンドウの筋取りとは一体? 早速、動画をチェックしてみましょう。

【材料】(作りやすい分量)

スナップエンドウ・・・100g

塩・・・ひとつまみ(小さじ1/4弱)

水・・・大さじ1

【作り方】

(1)フライパンでスナップエンドウを蒸す

フライパンに塩ひとつまみ(小さじ1/4弱)、水大さじ1を入れ、洗ったスナップエンドウを加え、強火で加熱します。水が沸騰したらふたをして、中強火にして1分間加熱しましょう。1分ゆでたらふたを開け、水分を飛ばして火を止めます。

「先に筋取りをする人が多いと思いますが、実は後から筋を取った方が、房の中に水が入らず、おいしく仕上がります」

(2)水にさらさず、空気に触れて冷ます

水にはさらさず、スナップエンドウをざるにあげ、ざるを振って空気に触れさせながら冷ますのがポイント。

「水にさらさないので水っぽくならず、シャキッと色鮮やかに仕上がります。余熱で火を通すので、加熱時間は1分と短くてOK! 蒸すので甘味もギュッと凝縮されて、味がとっても濃厚です」

(3)1度で筋を取る

冷めたら、ヘタの下の三角形の部分(豆の上の三角形になった空きスペース)に親指をしっかり当て、ヘタを手前に引っ張ります。さやを親指で押さえたままヘタを引っ張ると、あら不思議! 両脇の筋が同時にスルスルッと取れていきます。

「缶ジュースのふたを開けるイメージでヘタを引っ張り、そのまま手前に引っ張るだけ。親指を押さえたまま引っ張るとキレイにシュルッと筋がむけますよ」

(4)スナップエンドウの筋取りが完成!

食べてみるとスナップエンドウの味が濃くて、めちゃくちゃおいしい! 本来の甘みを味わえて、シャキシャキした食感も絶妙です。これなら七味唐辛子を振ったマヨネーズをつけるだけで、立派な一品に。

「加熱前に筋を取ると隙間から水が入ってしまいますが、これなら全然水っぽくなりません。味も濃くなり、日持ちもするので一石三鳥。

まずゆでて冷ましたら、しっかり水気を拭いてそのまま冷蔵室へ。冷蔵で3〜4日保存できますよ。食べたり、調理したりする直前に筋を取ってくださいね。使う分だけ筋を取るから衛生的で日持ちもします」

おいしいうえに長持ちするので、ちょっと彩りが欲しいときなどお弁当にもオススメです。面倒な筋取りが驚くほど楽しくなるので、ぜひ試してみてくださいね!

次回は、旬を迎える「あじ」のさばきかたを紹介します。

取材・文/岸綾香

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『55分焼きたてパン 粉100gの食べきりレシピ。手も道具も汚さずパパッとかんたん』(主婦の友社)、『野菜まるごと冷凍レシピ』(主婦の友社)など多数。HPはこちら。Instagram@rienumadu  YouTube  管理栄養士  沼津りえの「阿佐ヶ谷夫婦チャンネル」

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