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食パンの冷凍・常温保存の仕方…ふわふわになる解凍テクも!

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「家に置いてあった‟食パン”を食べようとしたらカビていた」というのは、食パンあるあるですよね。食パンはカビやすく、また乾燥もしやすいため、上手に保存をするのが意外と難しい食材です。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載40回目のテーマは「食パン」。食パンは水分が多いため、高温多湿な日本の気候ではカビが発生しやすくなってしまいます。これからやってくる梅雨の季節や暑い夏場は、特に注意して保存するようにしてください。

食パンの常温保存の仕方

食パンはカビが発生しやすいので、常温保存の場合もなるべく早めに食べきるようにしてください。

・乾燥を避けるためにしっかり密閉

食パンは乾燥するとパサついたり硬くなったりして味が落ちてしまうので、購入時の包装のまま保存する場合は、しっかりと封を閉め、空気が袋の中に入らないように注意しましょう。なお、食パンはパン専用の密閉容器で保存してもOKです。

湿度が高い時期はカビが発生しやすいので、早めに食べきるようにしてください。すぐに食べきれない分については、早めに冷凍するのがおすすめです。

・保存する場所にも注意

食パンを常温保存する場合は、置き場所にも注意が必要です。カビの発生を防ぐためにも、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所を選んで保存するようにしてください。

・カビの発生を防ぐ方法も

アルコール度数の高いお酒を霧吹きなどで食パンに吹きかけておくと、カビの発生を防ぐことができます。お酒の味やにおいは焼いたパンには残らないので、ぜひ一度試してみてください。

食パンの冷凍保存の仕方

食パンは冷凍保存をしたあとでも美味しくいただくことができます。すぐに食べきれない場合は、常温保存ではなく冷凍保存するようにしましょう。なお、食パンは冷蔵保存には不向きです。

・1枚ずつしっかり包んで冷凍

食パンは開封前でも開封後でも、どちらでも冷凍することで美味しさを長持ちさせることができます。食パンを冷凍保存する際は、それぞれ1枚ずつラップでぴったりと包んでから、数枚まとめて冷凍用保存袋に入れて冷凍します。袋を閉じるときは、中の空気をしっかり抜いてから閉じるようにしてください。

食べるときは、自然解凍してからオーブンやトースターで加熱していただきましょう。

・アルミホイルで二重に包む方法も

食パンは、ラップをせずに1枚ずつアルミホイルで二重に包んで保存をしてもOKです。アルミホイルは空気を通さないので、保存袋に入れなくてもそのままで冷凍保存が可能です。食べるときは、凍ったままホイルで包んだ状態でオーブントースターに入れると美味しくいただけます。

食パンの保存期間の目安

食パンはカビが発生しやすいため、常温では長く保存することができませんが、冷凍すると美味しさはそのまま、しっかりと長持ちさせることができます。

・常温保存の場合の目安

常温保存の場合は、3~4日ほどしか持ちません。この期間内に食べきれないような場合は、冷凍保存してしまいましょう。

・冷凍保存の場合の目安

1枚ずつラップ、もしくはアルミホイルでしっかり包んでから冷凍用保存袋に入れて冷凍した場合は、約1カ月間保存することが可能です。

ラクワザ!食パンをふわふわのトーストにする方法

食パンの中でも、特に薄切りのものなどは、トーストしたときにちょっとパサパサになりがちですよね。トーストする前にひと手間加えることで、どんな食パンもふんわり美味しくいただくことができますよ。

・トーストする前に霧吹きで水を吹きかける

食パンをトーストすると、パンの水分が奪われてしまうため、どんな食パンでもパサついてしまいます。このパサつきを防ぐために、食パンをトーストする際は、霧吹きで水を吹きかけてからトーストするようにしましょう。こうすることで、トーストしてもふわふわの食感を味わうことができます。

ただし、水のかけすぎは厳禁。食パン全体に軽く水がかかるように、少し離れたところから霧吹きで水を吹きかけるようにするのがポイントです。

・冷凍食パンは電子レンジでふわふわに

また、冷凍食パンを自然解凍する時間がないときは、電子レンジを使えばふわふわの食感に。耐熱皿に冷凍した食パンをのせ、ラップをかけずに6枚切りなら600Wで50秒ほど、8枚切りならもう少し時間を少なめに加熱すれば、ふわふわで美味しい食パンになりますよ。

いかがでしたか? ‟朝はパン派”な人はもちろん、食パンはほとんどのご家庭で常備されているものではないでしょうか? カビが発生しやすい食パンは、長持ちする冷凍保存がおすすめ。ラップなどでしっかり包んで密閉することにより、解凍後も美味しくいただくことができます。ラクワザでご紹介したトーストをふわふわにする方法も、ぜひ試してみてくださいね。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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