さらに今年は、子どもたちから
「氷がすぐ溶けちゃう!」「水筒がぬるすぎる!」
とクレームがはいるようになり、冷蔵庫に備え付けの製氷機フル回転で氷を作って毎朝じゃらじゃらと水筒に大量投入するので、水筒にまつわる手間が増えてしまいました。
「ぬるくても我慢しようよ! 冷えすぎも体によくないよ?」と思うものの、この暑さの中で自分のものとはいえ、口をつけた常温の水を長時間飲み水にするのは子どもには衛生的ではないかも? 灼熱の毎日なので、キンキンに冷えた水筒が欲しいのもわかります。
そこで、冷凍庫のスペースを取られるのを覚悟で、水筒用に大きな氷が作れる製氷トレーをゲットしました。
学校からそのまま学童に行って夕方家に帰ってきても、水筒の中身はまだ冷え冷え! 氷が残っている時もあるくらいです。また、朝は大きい氷をどぼん!と水筒に入れるだけなので準備も時短になりました。
ビッグな氷が作れるトレーを2種類使っています
null私が購入したのは、
●水色のトレー…ニトリで発見。313円/税込(エビス株式会社)
●白いトレー…セリアで発見。110円/税込(サナダ精工株式会社)
長さ10cmの大きい氷が2個作れて、長男の1.5リットル用の水筒と次男の1リットル用の水筒にそれぞれ2個ずつ入れています。
最初に見つけた水色のトレーを試しに長男の水筒に使ってみたら大正解! ただ、次男の水筒にはギリギリサイズが合わず、100均をパトロールした結果、この2種類を使っています。
2つのトレーを組み合わせて氷を作ります
null使い方はどちらも同じなので、写真がわかりやすい水色のトレーでお伝えします。
トレーは2つセットになっていて、それぞれ半円状の型になっています。
まずは、穴の開いていないトレーに水をなみなみと入れて……、
次に、穴の開いているトレーを上からゆっくりかぶせます。穴から水が出なくなるまでしっかり重ねたら、冷凍庫へ。
あふれた水がトレーのフチにたまりますが、そのまま凍らせて大丈夫です。
凍ったらトレー全体にサッと水をかて(水をかけると取り出しやすく、取り出すときに氷の割れ防止になる)、上トレーをはずして少しひねって氷を取り出します。
水を張った下トレーに、上トレーを重ねる時に余分な水があふれるので、型どおりの円柱の氷になるという仕組み! 初めて氷を作ったときは、すごーい!と心の中で拍手しました。
上手に氷を作るコツは、上下のトレーをしっかりはめ込むこと。隙間ができてしまうと、上トレーと下トレーの合わせ目のところに水がはいりこんで氷の出っ張りができてしまい、すんなり水筒に入りません。
そんな時は水で溶かすのですが、これがかなり手間! なので、ココだけは注意して作業しています。
氷作りは冷蔵庫の製氷機の方が簡単ですが、私は朝の時短の方がありがたいので、この製氷トレーを採用することにしました。
大きな違いはトレー自体のサイズ。使いやすいのはどっち?
nullこの2つのトレー、氷の作り方や使用感は同じなのですが、サイズがちょっと違うので比較してみます。
●白いトレー(セリア)
対応する水筒の口径/4.3cm以上
氷のサイズ/直径約4.1cm×長さ10cm
トレー本体のサイズ/縦25cm×横6.2cm×高さ5.2cm
●水色のトレー(ニトリ)
対応する水筒の口径/4.4cm以上
氷のサイズ/直径約4.2cm×長さ10cm
トレー本体のサイズ/縦26cm×横7.1cm×高さ5.2cm
水筒の口径と氷のサイズはパッケージの通りですが、トレー本体のサイズは私が計りました。出来上がる氷のサイズは直径が1mm違うだけなのに、水色の方がトレー自体の縦と横が約1cm大きいです。
また、出来上がる氷の形にも違いが。白いトレーは八角柱で、水色のトレーの氷は円柱。
八角柱の氷の方が面と角が多いので溶けるのが早いと思うのですが、子ども達が持ち帰る水筒はどちらも冷たいままです。
ふたつのトレーを使ってみて、私の好みはトレー自体のサイズが小さい、セリアで見つけた白い方。冷凍庫の置き場所が節約になるのは、重要なポイントです!
夏休み中も、学童や習い事など子どもが長時間水筒を持ち歩く機会があると思います。持ち帰った水筒の中身がぬる~くなっていたら、水筒専用のビッグな氷が作れる製氷トレーを使ってみてはいかがでしょうか?
ライター・駿河真理子
小学生男子2人の育児に翻弄される日常を、趣味の多肉植物に癒してもらう日々。引っ越しを機に持ち物を整理したので、10年間女性週刊誌で培ったミーハー魂で、新たにお迎えする便利グッズをSNSでチェック中です。