こんにちは、島本美由紀です。連載79回目は「菓子パン」。スーパーなどで買う菓子パンは常温でも数日間日持ちしますが、パン屋さんなどで買った焼きたての菓子パンは傷みやすく、すぐに乾燥して味が落ちてしまうため、早めに食べきることが基本です。どうしても食べきれない場合は、上手に冷凍して美味しさを長持ちさせましょう。
菓子パンの常温保存の仕方
null一般的に菓子パンは、フルーツやクリームなど、使われている素材や、購入時の季節(気温や湿気)などによって保存期間が左右されるため、保存方法は包装の表示をしっかり守ることが大切です。すぐに食べる場合は、包装の表示に従って常温で保存しましょう。
スーパーやコンビニなどで売っている菓子パンは比較的日持ちしますが、パン屋さんで買った焼きたての菓子パンや、家庭で作った菓子パンについては、その日のうちに食べきるのが美味しくいただくための鉄則。購入後すぐに食べない場合は、ラップで包む、保存袋に入れるなど乾燥を防いで涼しい場所で保存し、なるべく当日中に食べきるようにしてください。
菓子パンの冷凍保存の仕方
null菓子パンを期限内に食べきれない場合は、自宅で冷凍することも可能です。パン屋さんで買った菓子パンや家庭で作った菓子パンについては、美味しさをキープするためにも、残った分は当日中に冷凍してしまいましょう。
・ラップでぴったり包んで乾燥を防ぐ
菓子パンを冷凍する場合は、1個ずつラップでぴったりと包んでから冷凍用保存袋に入れます。中の空気をしっかり抜いてから袋を閉じて冷凍しましょう。食べる際は、自然解凍すればOKですが、解凍したものをオーブントースターで少し温めるとさらに美味しくいただくことができます。
菓子パンにのっているフルーツなどは、解凍すると食感が変わってしまうため、冷凍する前に取り除く必要があります。ただ、取り除くことによって菓子パンの美味しさが損なわれてしまうので、そのような菓子パンについては、なるべく冷凍せずに当日中に食べきるようにしたほうがいいでしょう。
菓子パンの保存期間の目安
null賞味期限内に菓子パンを食べきれない場合は、早めに冷凍して美味しさを長持ちさせましょう。
・常温保存の場合の目安
基本的には、包装に表示されている賞味期限内に食べるようにします。パン屋さんで焼いた菓子パンや家庭で作った菓子パンは、なるべく当日中に食べきるようにしてください。それが難しい場合は、早めに冷凍するのが菓子パンを美味しくいただくためのコツです。
・冷凍保存の場合の目安
菓子パンを冷凍した場合は、約1カ月間保存が可能です。
ラクワザ!メロンパンを手軽にカリッと美味しくする方法
nullメロンパンはクッキー生地のサクサク感とパンのふわふわ感がなんとも言えず美味しいものですが、ちょっと時間が経つとクッキー部分がしんなりしてしまうこともあります。今回は、そんなときにぜひ試していただきたい、クッキー部分をカリッと美味しくする方法をご紹介します。
・レンチンしてから低温でトースト
まずはメロンパンの入っている袋を少し開けて、500Wの電子レンジで20秒ほど加熱します。その後、オーブントースターで軽くトーストすれば、中はふわふわ外はカリカリの美味しいメロンパンの完成です。
オーブントースターでトーストする際は、温度が高いと表面のクッキー生地が焦げてしまうので、低温でトーストするか、アルミホイルを1枚被せてからトーストするといいでしょう。
いかがでしたか? スーパーなどで売っている菓子パンは比較的長持ちしますが、パン屋さんで買った菓子パンや家で作った菓子パンは翌日には硬くなったり、パサついてしまうことも多いもの。菓子パンをすぐに食べきれない場合は、美味しさを長持ちさせるためにも、ぜひ冷凍してみてください。
構成・文/土田奈々子