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買っちゃった!「モンベル」の「トラベル サンブロックアンブレラ」使い勝手をリアルレポ【本日のお気に入り】

4月だというのに夏日があり、すでに半袖も珍しくない2025年。4月23日から「熱中症警戒アラート」の運用が始まりました。

きっと今年も酷暑になる……そこで筆者が新調したのは『モンベル』の晴雨兼用傘「トラベルサンブロックアンブレラ 50」です。日差しがきつくなるG.W.ごろに買おうかな?なんて呑気に構えていたら、『モンベル』の広報担当者さんから「4月までに買ってください!」と力説されるじゃないですか。というのも、去年は5月には一旦売り切れ。その後も入荷するも、即完売が相次いだそうです。

絶対に熱中症になりたくない!と、3月末に購入。すでに毎日の外出の必須アイテムになっています。一方で、ちょっと思うところアリ。忖度なしで、使い心地をレポートしますよ〜!

毎日持ち歩いている

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『モンベル』「トラベル サンブロックアンブレラ 50」6,600円(税込)。雨の日も気分を明るくしてくれるオレンジ色。

そもそも『モンベル』の「サンブロックアンブレラ」は、「山歩きに使える、軽さと強度を併せ持つ登山用の傘を」と開発され、2016年に登場。抜群の機能性、男女問わず使いやすいデザイン性、そしてブランドへの信頼度の高さも相まって、今や大人気です。

「トラベル サンブロックアンブレラ 50」をぶじに入手した筆者。使ってみて、その人気ぶりがよ〜くわかりました。

軽量・コンパクトかつ、安心感のあるサイズ

筆者は身長159cm。A3サイズのトートバッグを持っていても、安心感があります。

毎日持ち歩く大きな理由の一つが、やはり「軽量」で「コンパクト」になることです。

折りたたむと、本体は23cm、専用の傘袋に入れても26cm。その重量は130gと、スマホよりも軽い! 公式サイトによると、「トラベル サンブロックアンブレラ 50」は6本骨にすることで、その軽量さを実現しているのだとか。

一方で、さすと直径88cmになり、身長159cmの筆者は大きめのバッグを下げていても悠々。

晴雨兼用傘の場合、雨傘としても使うので、体も荷物も濡れないように覆えることは必須条件ともいえます。その点、「トラベル サンブロックアンブレラ 50」は心配ナシ。

バッグで嵩張らない

バックパックのサイドポケットには、もちろんすっぽり入ります。
ウエストバッグにもOK。こちらは『ミステリーランチ』の「ヒップモンキー2」(8L)。
A5サイズのカゴバッグなら、斜めにして。スリムだから必要なものを入れてもこの通り。

軽くてコンパクトだから、お財布やスマホと同じように鞄に入れておいても邪魔にならないところもお気に入り。傘を忘れることが格段に減り、突然の雨にも強い日差しにも怯えることがなくなりました。

また、思った以上にいろいろな鞄に入れられるところもいいですね。冠婚葬祭や近年トレンドのミニマムサイズのバッグは別として、たいていの鞄は受け止めてくれるんじゃないでしょうか。

強い風にも負けない丈夫さ

折りたたみ傘ではよく見かける6本骨。しかし素材を使い分けたり、パーツの数を減らしたりと工夫することで、とっても丈夫!

春の嵐やビル風など強い風にも負けない丈夫さも、使っていて安心感があります。

公式サイトによると、丈夫な理由は大きく2つ。

  • シャフト(中棒)と傘骨の素材を、アルミ、スチール、カーボンと、それぞれ最適な場所で使いわけている。
  • 親骨とジョイントパーツを一体成形するなどしてパーツを減らし、故障のリスクを抑えている。

一見シンプルですが、考え抜かれた機能性が、しっかり私を守ってくれるのですね。

さすだけで涼しい

裏面のポリウレタンコーティングが優れた遮熱効果を実現し、表面にもコーティングが施され、紫外線遮へい率は90%以上ある。

……という情報は、展示会で教わっていました。

しかしいざ、春の夏日に使ってびっくり。その日は気温が28度まで上昇し、タンクトップの人を見かけるほどでしたが、さした瞬間に大げさではなくひんやりしたのです。夏場に日陰に入ると涼しく感じますが、まさにそんな感覚。「持ち歩く日陰」といっても差し支えないでしょう。

ちょっと気になるポイント

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PRでもなんでもなく、買ってからつねに持ち歩き、毎日使っています。お気に入りです。でも、だからこそ、気になるポイントも見えてくるんですよね。そう、それはまるで長年の恋人のよう。どれだけ好きでもパーフェクトはありえないように……。

ズバッと開けない

骨を完全に開き切ったつもりが、こうなってしまう現象とは?

  1. シャフト(中棒)を伸ばす。
  2. 傘を開く前に全ての関節を伸ばす。
  3. 傘を開く。

と、『モンベル』の折りたたみ傘の開き方はシンプルですが、全て手動です。

自動で開くタイプよりパーツを減らしているゆえ丈夫、ということは理解しているものの……。毎回写真のようになり、ズバッと開けない。これ、私だけでしょうか?

空いている道や小雨ならいいのですが、地下鉄から表に出るときや急な大雨のときは焦ります。

きちんとたたむのが面倒……

6本の骨をポキポキと折り。
生地をピシッとそろえ。
ぐるぐると巻く。

全て手動だからかもしれませんが、たたむのが面倒! これは何度やっても慣れません。

傘メーカー『小川』の方から「傘はきちんとたたまないと傷む」と教わってからは、意識するようにしているのですが……。加工が施された生地だからでしょうか? キレイにたたむのがちょっと大変なんです。

自宅にあった巾着袋がシンデレラフィット。

そこで筆者は晴れた日なら、バサッと畳んでシャフト(中棒)を縮め、コットン製の巾着袋へイン! そのままバッグに放り込んでいます。そして、電車に長い時間乗っている間など、たっぷり時間が取れるときにたたみ直します。

ごめんなさい、『モンベル』さん。ものぐさな性格を、まずはどうにかせねばなりません。

「熱中症警戒アラート」への備えはばっちり

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信頼できるアイテムが常にそばにあるって、ほっとする。

こうだったらいいなもありますが、大きな安心感も得た筆者。さすだけで涼しさも感じるこの傘があれば、「熱中症警戒アラート」も恐るるに足らず。

皆さんは、備えはばっちりですか? 日傘の寿命はおよそ2年だそう。新調される方は、お早めに!

モンベル

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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