いつの間にか「台所がぐちゃぐちゃ」になっている
null筆者は料理は苦手ではなく、毎日、朝晩は家族にごはんを作ります。お菓子を焼くこともありますし、レシピ本を読むのも大好き。
でも、唯一苦手というか、どうしたらいいのかわからないのが「お弁当」です。ただでさえバタバタする朝。彩りやらバランスやら考えながら、ごはんをよそったり、卵を溶いたり、型抜きしたり。アレコレしていたら、いつの間にか調理道具と食材で台所がぐちゃぐちゃに……。余裕がなくて、一つひとつ片付けている暇がないんですよね。
そんな“台所ぐちゃぐちゃ”が、たった1本でズバッと解決。さらに、子どもから「かわいくて、おいしかった!」と花マルをもらえるお弁当も作れるようになったんです。
1本で3役「お弁当仕上げスプーン」
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店頭で見たとき、これは!と確信めいたものがありました。
パッケージによると
- ざく切り
- 型抜き
- 盛りつけ
が、これ1本で出来てしまうという! 迷うことなくカゴに入れました。
実際に作ったお弁当を例に、感動ポイントをお伝えしたいと思います。
炒り卵のお花畑ごはん



まずは、学童初日に作ったお弁当から。
しゃもじ部分でごはんをよそい、型抜きでチーズを抜き、フォーク部分で卵を溶きました。これまでなら、しゃもじ、型抜き、菜箸と、最低でも3つ調理道具が必要だったところです。それが、「お弁当仕上げスプーン」なら、1本でこれだけの仕事ができる!

お弁当箱は『Seria(セリア)』で購入。2段重ねにできます。
完成したのが、炒り卵を菜の花の黄色に見立て、チーズのお花を咲かせた「炒り卵のお花畑ごはん」でございます。
特段、ものすごいことをしたわけではなく、「お弁当仕上げスプーン」本来の機能を活用しただけです。でも、洗い物は格段に減り、台所はさほどぐちゃぐちゃになりませんでした。
さらに、帰ってきた子どもは「きょうの おべんとう ごうかだった〜!」と大喜び。母さんも嬉しい!
星とお花のおにぎり弁当



この日は「いろんな おにぎり」というリクエスト。いつもなら数種類のふりかけを駆使しますが、加えて型抜きで工夫してみました。そんな余裕と創意が生まれるのも「お弁当仕上げスプーン」のおかげかも?
しゃもじ部分が小ぶりなので、ごはんの量を調整しやすく、小さなおにぎりを作るのにも便利です。また、エンボス加工が施されているので、ごはん粒がくっつきにくく、さっと水洗いすればふりかけもすぐに落ちますよ。

お弁当を包んだおにぎり用アルミホイルと、シリコーン製のおかずカップも100円均一で購入しました。
そうして20分ほどで出来上がったのが、「星とお花のおにぎり弁当」です。
お弁当箱の黄色いおかずは、蒸したカボチャをフォーク部分でざく切りにし、マヨネーズと和えたサラダ。おかずカップへの盛りつけもフォークでそのまま出来るから、洗い物も減りました。
返ってきたお弁当箱は見事に空っぽ! 卵がお花と星になっていたのが楽しくて、おいしかったと娘談。型抜き様々です。
一人暮らしのお弁当にもおすすめ
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蒸したカボチャをざく切りにしたかぼちゃサラダと、お花で型抜きしたはんぺんをのせたオムライス。
お弁当マラソンは、まだまだ始まったばかり。ですが、お弁当作りが始まって以来、毎日「お弁当仕上げスプーン」は登場しています。また、しゃもじ部分のコンパクトさが重宝して、ごはんをちょっとだけよそいたいというシーンにも活躍中。一人暮らしのお弁当用にもいいんじゃないでしょうか。
日本の100円均一ってスゴいですね。110円で、こんなに便利なものを生み出してくれた開発者の方には、感謝してもしきれません。筆者は「お弁当仕上げスプーン」なしでは、もう子どものお弁当は作れないと思うほど。今後に向けて、ストックを買いに走ろうかな?

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote