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お弁当作りの救世主!「ダイソー」の「お弁当仕上げスプーン」を考えた人にお礼を言いたい【本日のお気に入り】

4月からわが子が小学生になり、学童弁当を作る日々が始まりました。そこでさまざまなグッズを買い込んだのですが、中でも『DAISO(ダイソー)』で見つけた「お弁当仕上げスプーン」は大助かり。これが110円って!?  もはや開発した人がきちんと儲かっているのか心配になるほど、毎日活躍しています。

いつの間にか「台所がぐちゃぐちゃ」になっている

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筆者は料理は苦手ではなく、毎日、朝晩は家族にごはんを作ります。お菓子を焼くこともありますし、レシピ本を読むのも大好き。

でも、唯一苦手というか、どうしたらいいのかわからないのが「お弁当」です。ただでさえバタバタする朝。彩りやらバランスやら考えながら、ごはんをよそったり、卵を溶いたり、型抜きしたり。アレコレしていたら、いつの間にか調理道具と食材で台所がぐちゃぐちゃに……。余裕がなくて、一つひとつ片付けている暇がないんですよね。

そんな“台所ぐちゃぐちゃ”が、たった1本でズバッと解決。さらに、子どもから「かわいくて、おいしかった!」と花マルをもらえるお弁当も作れるようになったんです。

1本で3役「お弁当仕上げスプーン」

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『ダイソー』の「お弁当仕上げスプーン」(税込み110円)。

店頭で見たとき、これは!と確信めいたものがありました。

パッケージによると

  1. ざく切り
  2. 型抜き
  3. 盛りつけ

が、これ1本で出来てしまうという! 迷うことなくカゴに入れました。

実際に作ったお弁当を例に、感動ポイントをお伝えしたいと思います。

炒り卵のお花畑ごはん

しゃもじでごはんをよそう。
柄の型抜きでチーズをお花に抜く。
フォークで卵を溶き、レンチンして炒り卵にする。

まずは、学童初日に作ったお弁当から。

しゃもじ部分でごはんをよそい、型抜きでチーズを抜き、フォーク部分で卵を溶きました。これまでなら、しゃもじ、型抜き、菜箸と、最低でも3つ調理道具が必要だったところです。それが、「お弁当仕上げスプーン」なら、1本でこれだけの仕事ができる!

お弁当箱は『Seria(セリア)』で購入。2段重ねにできます。

完成したのが、炒り卵を菜の花の黄色に見立て、チーズのお花を咲かせた「炒り卵のお花畑ごはん」でございます。

特段、ものすごいことをしたわけではなく、「お弁当仕上げスプーン」本来の機能を活用しただけです。でも、洗い物は格段に減り、台所はさほどぐちゃぐちゃになりませんでした。

さらに、帰ってきた子どもは「きょうの おべんとう ごうかだった〜!」と大喜び。母さんも嬉しい!

星とお花のおにぎり弁当

フォーク部分で卵を溶くのは同様。
薄焼きにした卵を型で抜いていく。
ラップに抜いた卵を並べ、しゃもじ部分で混ぜごはんをつくりのせる。

この日は「いろんな おにぎり」というリクエスト。いつもなら数種類のふりかけを駆使しますが、加えて型抜きで工夫してみました。そんな余裕と創意が生まれるのも「お弁当仕上げスプーン」のおかげかも?

しゃもじ部分が小ぶりなので、ごはんの量を調整しやすく、小さなおにぎりを作るのにも便利です。また、エンボス加工が施されているので、ごはん粒がくっつきにくく、さっと水洗いすればふりかけもすぐに落ちますよ。

お弁当を包んだおにぎり用アルミホイルと、シリコーン製のおかずカップも100円均一で購入しました。

そうして20分ほどで出来上がったのが、「星とお花のおにぎり弁当」です。

お弁当箱の黄色いおかずは、蒸したカボチャをフォーク部分でざく切りにし、マヨネーズと和えたサラダ。おかずカップへの盛りつけもフォークでそのまま出来るから、洗い物も減りました。

返ってきたお弁当箱は見事に空っぽ! 卵がお花と星になっていたのが楽しくて、おいしかったと娘談。型抜き様々です。

一人暮らしのお弁当にもおすすめ

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蒸したカボチャをざく切りにしたかぼちゃサラダと、お花で型抜きしたはんぺんをのせたオムライス。

お弁当マラソンは、まだまだ始まったばかり。ですが、お弁当作りが始まって以来、毎日「お弁当仕上げスプーン」は登場しています。また、しゃもじ部分のコンパクトさが重宝して、ごはんをちょっとだけよそいたいというシーンにも活躍中。一人暮らしのお弁当用にもいいんじゃないでしょうか。

日本の100円均一ってスゴいですね。110円で、こんなに便利なものを生み出してくれた開発者の方には、感謝してもしきれません。筆者は「お弁当仕上げスプーン」なしでは、もう子どものお弁当は作れないと思うほど。今後に向けて、ストックを買いに走ろうかな?

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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