お菓子作りの楽しさを満喫できる
null元・家庭科部の筆者。お菓子作りにハマっていた時期がありました。しかし子どもを産んでからなかなか時間がとれず……月日は流れ、昨年オーブンレンジに買い替えたことをきっかけに手作り熱再燃! そんなタイミングで『ダイソー』の製菓材料と遭遇しました。
ずらっと並んだパッケージを見ると、あの『cotta』監修じゃないですか〜っ。大きな期待と安心感とともに、「ドウシシャ スノーボールクッキーミックス粉 50g」を購入。作ってみたところ、実にちょうどよかったんです。
誰でもおいしく仕上がる「ミックス粉」
お菓子作りの要は“計量”とも言います。分量を間違えると、ボソボソしたり甘みが足りなかったり、思てたんとちがう……という仕上がりに。
でもこのシリーズは、クッキーやマフィンなどの粉類のミックス粉。面倒な粉類の計量が不要なうえに、味が完成されていて、用意する材料も少なくてすみます。
スノーボールクッキーの材料は、「ミックス粉」と「無塩バター15g」のみでした。ラク〜!
とっても「簡単」なのに「本格的な味わい」
ミックス粉だから作り方も簡単です。
スノーボールクッキーの場合は「混ぜる→生地を寝かせる(冷蔵庫で30分)→オーブンで焼く」だけ。生地作りに40分ほどかかりましたが、大半が寝かせる時間。キッチンをほぼ汚さず、家事の合間に準備できました。
生地を丸めたら、180度のオーブンで約20分焼きます。粗熱がとれたら粉糖をまぶし、頬張ってみると……ホロホロッと口溶け、バターの香りが広がる! 想像以上に本格的〜。これが100均で手に入るなんて、スゴイ時代になったもんだなあ。
「使い切りサイズ」で負担ナシ
1袋がだいたい数十〜100gほどで、使い切りなところもポイントが高い。それゆえ一度に焼けるのはクッキーの場合十数個ですが、むしろ食べ切りやすい量とも言えるんじゃないでしょうか。
短時間で作れるので負担も少なく、「湿気てしまわないうちに同じお菓子をもう一度作らねば!(←地味に焦る)」というプレッシャーもありません。
作りたい時に、作りたいものを買って、気軽に楽しめるシリーズだと感じました。
「種類が豊富」すぎる!
ミックス粉だけでも、クッキー、マフィン、ガトーショコラ、ブラウニー、スコーン。トッピングでいえば、カラフルなチョコレートペンにアラザン、チョコレートスプレー、粉糖、抹茶やココアパウダーなど。さらに、クーベルチュールチョコレート、タルトカップ、ナッツ類、ドライフルーツ、ゼラチン……。
ざっと書き出すのも大変なくらい、種類が豊富。筆者の最寄り店舗では、大きな商品棚一面にずらりと並んでいましたよ。
公式SNSでは、アンバサダーなどによるアレンジレシピも紹介しています。これだけあれば、工夫次第で無限大に楽しめると言っても過言ではないかも!
子ども(6歳)とデコレーションクッキーを作ってみました
null簡単においしくできるので、お菓子作りに興味津々な子ども(6歳)とお正月にデコレーションクッキーを焼いてみました。
レシピは、公式SNSに載っていたギモーヴ風クッキーを参考にしています。
<用意した材料>
- ドウシシャ ココアクッキーミックス粉 100g(108円)
- ドウシシャ チョコレートペン レッド 15g(108円)
- ドウシシャ チョコレートペン ホワイト 15g(108円)
- 無印良品 マシュマロ 80g(120円、3つまとめ買いで一つ100円)
- 卵黄 1個分
- 無塩バター 35g
まずは生地作り。見守ってはいましたが、バターの計量以外は基本的に子どもにお任せしてみました。ミックス粉を加える際も、パッケージをやぶってザ〜ッとボウルに全て入れればOKなので気楽!
<生地の作り方>
- 常温に戻したバター(もしくは溶かしたバター)と卵黄をよく混ぜる。
- ミックス粉を加え、練らないようにさっくりと混ぜる。
- 生地がまとまったらラップをして30分、冷蔵庫で寝かせる。
生地ができたら、お楽しみの型抜き作業です。めん棒で厚さ3mmほどに伸ばし、自宅にあった丸型と花形の抜き方を使って、どんどん抜いていきます。
180度に予熱したオーブンで、9〜12分ほど焼きます。今回は、一部伸ばし方が甘かった(5mmほどの厚さだった)クッキーがやや時間がかかりましたが、それでも10〜11分ほど。
続いてはトッピング。
マシュマロを乗せる作業も、子どもにお任せしました。『無印良品』のポチ菓子シリーズの「マシュマロ 80g」は、シンプルな味で、お菓子作りにもアレンジがきくんですよね。
電子レンジ600Wで10秒ほど加熱したら、熱々のうちに型抜きしたクッキーを乗せます。ここはヤケドしないよう、大人が作業するのがおすすめ。
<ギモーヴ風のトッピング>
- マシュマロを粗熱がとれたクッキーに乗せる。
- 電子レンジ600Wで10秒ほど加熱する。
- 柔らかく膨らんだマシュマロが冷めないうちに、型抜きしたクッキーを乗せる。
マシュマロが冷めたらデコレーションをします。チョコレートペンはお湯で温めて、線を描いたりアラザンのベースに使ったりしました。他のチョコレートペンと比べると、ペン先は比較的細め。発色が鮮やかでキレイです。
じゃじゃん!
合間にスノーボールクッキーも焼いたりしながら、2時間ほどで完成しました。自分で生地作りから型抜き、デコレーションまでやった子どもは誇らしげな様子。その場で「つぎは いつ つくる?」と言うほど。
粉の計量から子どもと一緒となるとヘトヘトですが、混ぜるだけだから身も心もラク。これなら「またつくりたい」のお願いにも、お安いご用!と速攻腕まくり。
来月にはバレンタインデーも控えています。チョコレート系の焼き菓子や材料も豊富にそろっているので、大切な人に手作りするのもよさそうです。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote