毎日持ち歩く水筒は「軽量」「コンパクト」がいい
null仕事をはじめ、ランニング、ジム、買い物、子どもの習い事送迎、公園遊びの見守りなど。たとえ10分であろうと、外出に飲み物が欠かせなかったこの夏。
毎日のことですから、何はともあれ軽量かつコンパクトで持ち歩きやすいものをと、夏の初めに買ったのが『無印良品』の「目盛り付き ドリンクボトル」。約350ml入るタイプは約60gと軽く、愛用していました。
……が、あまりの暑さに量が追いつかない! 約350mlは外出途中で飲み干して、足りないことがしょっちゅう。仕方なく自動販売機やコンビニで水を買う悔しさったら! プラスチックの使用を減らす意味でも、ペットボトルはなるべく買わないように心がけているのに〜。
そんなときに見つけたのが『モンベル』の「プリント クリアボトル」です。容量約500mlで約105gと軽く、直径7cmとスリムで、ストレスなく携帯できます。
以来、数時間の外出ならモンベル1本。一日中、外出する場合は無印良品とモンベルの2本持ち。このスタイルで、外出中にペットボトル飲料を買うことがなくなりました。
水筒選びのもう一つのポイントが、洗いやすいこと。たとえ高性能だったりデザイン性がよかったりしても、口が狭かったり複雑な構造だとお手入れが大変……。もったいないことに、使わなくなってしまうんですよね。
その点、『モンベル』のボトルはスクリュータイプの蓋をあけると、この通り。シンプルな飲み口かつ口が広く、お手入れしやすい! 氷もポイポイ入れられます。
「熱い」「冷たい」「酸っぱい」さまざまな飲み物を受け止めてくれる
nullこのボトルに使用されている素材は、BPA(ビスフェノールA)フリーのポリプロピレンです。本体は90度〜-20度、キャップは100度〜-20度まで対応し、食洗機でも洗えます。
だからたとえば、好きなティーバッグを入れて熱湯を注いで煮出すもよし。氷をたっぷり入れてキンキンのアイスドリンクを楽しむのもよし。さらには、金属製のボトルではむずかしい酸っぱい飲み物も携帯できるのです。
酸っぱい飲み物を携帯することってある? と思われるかもしれませんね(笑)。
そもそも筆者は酸っぱいものが大好き。日頃から飲む酢を愛飲しているのですが、ある料理研究家さんから「りんご酢大さじ1杯を150mlのお水や炭酸で割って飲むと、抗酸化作用が期待できる」と教わりました。そこで、ジムやランニングで汗を流したあと、体がサビないように外出先でもりんご酢を割ったお水を飲むようにしているんです。
ここに蜂蜜などで甘みも加えると、食欲がなくなりそうな暑い日にも元気が出ます。自家製スポーツ飲料のようなイメージです。
また、ボトルそのもののにおいが気になりにくいので、最近では好きなコーディアルシロップを割って持ち歩くことも。コーディアルシロップとは、ハーブや旬の果物でつくられたシロップで、お水や紅茶、ソーダなど好きなもので割るだけで楽しめます。
ちょっと甘いものを口にしたいけど、お菓子を買うほどではないし、ジュースは飲みきれない……などというときにぴったり。
簡単なコーディアルシロップなら自作できるので、スーパーでフレッシュハーブが安いときにまとめ買いしてつくることもあります。この夏は、あまりの暑さに爽やかなミントのコーディアルシロップに助けられました。
自家製コーディアルシロップのつくり方
【材料】
- ミント 50g
- 砂糖(お好みのものでOK。筆者はきび砂糖を使用) 100g
- 水 100ml
【つくり方】
- 水を煮たたせて砂糖を溶かしたら、さっと洗ったフレッシュミントを加えます。
- 火を止めてそのまま蒸らします。
- 粗熱がとれたら煮沸消毒した瓶へ。
割れやすい「おやつ」入れにも
null登山を楽しむ方にはおなじみの使い方ですが、『モンベル』や『無印良品』のボトルのようにシンプルな水筒は、おやつ入れにもなります。
ボトル自体が軽量なので、ジッパー付き袋のような感覚で使えます。そのうえ、鞄の中でつぶれないので「お菓子が粉々に!」という悲劇も回避。さらに鞄の中で立てて入れられるので、取り出しもスムーズ。バックパックなら、ドリンクポケットにさしておけますよ。
ちなみに娘が赤ちゃんの頃は、割れやすい赤ちゃんせんべいを持ち歩くのに重宝しました。6歳になった今は、「ポッキー」や「プリッツ」のような長細く折れやすいスナックを入れたり、食べきれなかった映画館のポップコーンを入れたり……。
子どもって、突然「おなかいっぱい」「おなかすいた」のスイッチが入るので、こういうふうに気楽に持ち歩けるツールがありがたい。
『モンベル』の「クリアボトル」シリーズは、0.35L〜1Lまでバリエーション豊富。プリントタイプは他にもいろいろな柄があります。筆者はさらに大きな1Lタイプの購入も検討しています。
オンラインストアでも購入できるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote