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お弁当も再開…!手抜き上等「お弁当作りをラクにする工夫」みんながしていることを集めました

緊急事態宣言の解除に安心する部分はあれど、それに伴うお弁当作りの再開は微妙……。そんなアンビバレンツな思いを抱いている人は少なからずいるはず。ただでさえ慌ただしい朝、自分や家族のお弁当作りの負担を少しでも軽くするために、何か工夫していることはあるでしょうか?

『kufura』では、女性392人を対象に“お弁当作りを楽にするためのアイディア”について、アンケート調査を実施しました。

お弁当に夕食の残りを活用する、前日から準備しておく

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今回のアンケートで最も多かったのは、夕食の残りものを活用したり、前の晩に下ごしらえをしたりなど、前日のうちからお弁当作りの準備をしておくという回答。

「副菜は適当に夕食の余りを使う」(47歳/主婦)

「夜ご飯のおかず多めに作る。詰めるのが面倒なので夜のうちに詰めて冷蔵庫へ入れる」(28歳/その他)

「夜に多めに作って、それを若干味付けを変えて入れる」(49歳/主婦)

「おかずのリメイク。ひじき煮を夕食で食べたら、お弁当には卵に混ぜて焼いたものを入れる等」(55歳/その他)

「前日のおかずをアレンジ。肉じゃがならコロッケ。シチューならグラタン」(57歳/主婦)

「具材を切ったり、下味をつけるような下準備は前の晩にやっておく。当日は炒めたりするだけで良いのでとても楽」(44歳/主婦)

からあげなど人気のおかずは、晩御飯の残りをそのままお弁当に詰めても喜ばれますし、目先を変えたいなら、甘酢あんを絡めるなどアレンジを加えてもよし。

夜は夜で仕事で疲れている日もありますが、可能な範囲でお弁当の準備をしておくと、朝に余裕が生まれますよね。

週末などに作り置きする

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前日からの準備に次いで多かったのは、週末など余裕のあるときに作り置きをしておくという声。

「休日に作りだめ。おかずを夜のうちに詰めて朝はご飯を入れるだけ!」(32歳/営業・販売)

「週末に作り置きをしてカップに入れて冷凍しておくと、平日冷凍されたままお弁当に詰めるだけになるのでとても楽」(27歳/主婦)

「ヒジキの煮物、ナポリタンスパゲティ等を大量に作って小分けして冷凍する。それを弁当に解凍せずに入れる」(45歳/主婦)

「お弁当用の卵焼きは、作って切ったものを冷凍しておき、朝入れるだけにする。保冷剤の効果もあるし、味も悪くない」(50歳/総務・人事・事務)

「常備菜を作っておくと楽になった。キノコの焼いたものやゆで卵、簡単なものを常に冷蔵庫にいれておくと全然違う」(43歳/主婦)

「惣菜をまとめて作る。きんぴらやニンジンのシリシリみたいなものとか、作り置きして回して使ってます」(51歳/主婦)

週末などに一気に作り置きするという以外に、夕食のおかずを毎回多めに作り、小分け冷凍保存しておくと必要な分を都度使えて便利という声もありました。“前日の夜→翌日の昼”とおかずを連続させたくない人には、こちらの方法がおすすめかもしれません。

具体的にはどんなものを作り置きしておくと便利なのかもっと知りたいかたは、『kufura』の過去記事もぜひチェックしてみてくださいね。

冷凍食品を活用する

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「お弁当の幾品かは冷凍食品を使うが、自然解凍できるものを使う。すると弁当内の温度が抑えられて夏に向けて腐敗防止に良い」(59歳/主婦)

「冷凍食品を上手に使う。隙間にちょっと詰め込むのに手軽で良い」(46歳/主婦)

「冷食に頼る。全部手作りしようとすると大変なので。そのかわり子どもが食べたいと言ったものは、心を込めて手作り」(48歳/主婦)

「作るおかずは一品。後は全部冷凍食品で。なぜなら、頑張って作っても、気に入らないおかずは残してくるので」(52歳/主婦)

お弁当作りにも食卓にも欠かせない存在となっている冷凍食品。今はとても種類が豊富なので、無理に全て手作りしようとするよりも、味も見た目も栄養バランスもよくなるほどですよね。

スーパーでもコンビニでも気軽に安く買えて時短になる冷凍食品を積極的に活用してもいいですね。

固定メニューを作る、品数を少なくする

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「レパートリーは少なくして、それをローテーションする。不思議と飽きない」(48歳/その他)

「メインは毎日かえるけど、他はほとんど同じ」(49歳/総務・人事・事務)

「曜日によってオカズを決めておく。朝、あれこれ迷わなくて済む」(52歳/その他)

「メインは2品。あとは昆布の佃煮と明太子、たくあんなど調理不要で食べられるものを入れる」(44歳/主婦)

「おかずは三品でその一つに卵焼きを必ず入れる」(55歳/主婦)

「品数は少な目。ふりかけをつける」(51歳/主婦)

お弁当でも食卓メニューでも、「今日は何にしよう?」と献立を考えるだけでも大変。そこで、お弁当のパターンを決めておく、という声もありました。趣向を凝らした弁当よりも、定番のおかずのローテーションのほうが、テッパンのおいしさだったりしますよね。

また、学校も職場もそれほどゆっくりお弁当を食べられるわけでもないので、品数も少なめがちょうどいいかもしれません。

困ったらこの食品やメニュー!

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「卵焼き、ウインナーは絶対!」(30歳/主婦)

「プチトマトやブロッコリーなど、中で動いても崩れず汁が出にくいものを使う。この2点があるだけで栄養がアップして彩りもよくなる」(44歳/その他)

「お漬け物を2種類入れます。隙間かせげるし、主菜一品でも、貧相に見えません。漬け物で色あいも、鮮やかで、詰めるだけで簡単です」(47歳/その他)

「ご飯の上に、肉そぼろと、たまごそぼろをのせる」(47歳/総務・人事・事務)

「子どもの弁当にはとにかく肉巻きおにぎりを作って入れればおかずがあまりいらない」(57歳/その他)

「スープジャーに具沢山スープを入れて持っていきます。野菜不足解消!」(29歳/営業・販売)

「チャーハンをよく作ります。それだけで後はミニトマトくらいでじゅうぶんだから」(66歳/主婦)

「ご飯の上におかずをのせて、どんぶり風にするとボリュームが出て、品数も少なくてすむ」(60歳/その他)

「1日おきにサンドイッチのメニューを取り入れる。マンネリ化しなくなった」(58歳/コンピュータ関連以外の技術職)

今回のアンケートで特に人気だったのは、卵焼きとプチトマト。卵焼きは冷凍保存の作り置きができ、プチトマトに至ってはお弁当に詰めるだけ! 手間がかからないのに、おいしくて見栄えがいいので重宝している人が多いようです。

また、上述の“品数を少なくする”アイディアにもつながりますが、丼物メニューや、おかず系おにぎりにするのも1つの手。作り手が楽になるだけでなく、実は、そっちのほうが家族から喜ばれることもありますよね。

その他、こんなアイディアも…

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「ごはんを炊くときに、野菜やたまごも一緒に炊いて柔らかくする」(54歳/主婦)

「常温で食べられるレトルトカレーを持って行く日をもうけた」(35歳/営業・販売)

「おかずを入れるアルミの入れ物をカラフルなものにすると、少ないおかずでも見栄えがいいです」(54歳/主婦)

「タッパにラップを敷いて食材を詰める」(65歳/その他)

「汁っぽいおかずを入れず、仕切りを使わないようにしている。洗い物が楽になった」(29歳/学生・フリーランス)

「容器にレタスを敷き詰める。汚れないので洗い物が楽になるし、野菜もとれるし、レタスでかさ上げ出来て詰めるのが楽になる」(43歳/主婦)

調理の手間を省くだけでなく、後片付けを楽にするアイディアもぜひ真似したいですね。

 

毎日のお弁当作りだからこそ、「こうしなきゃ!」と肩肘張らず、省ける手間は省いて緩~く続けていきたいもの。みなさんのアイディアをぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?

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