そこで『kufura』では、「幼稚園の良い点・悪い点」に引き続き、保育園に預けたことのあるママ115名にアンケートを実施し、ママたちが感じた「保育園の良い点・悪い点」について聞いてみました!
保育園の基本は「保育」
null保育園が幼稚園と大きく違う点は、預けられる年齢と時間です。保育園は、0~5歳が利用できる福祉施設となり、預かり時間も幼稚園に比べて長く、給食やお昼寝などの時間が確保されている点も特徴です。
実際に保育園に預けていたママたちの声を聞くと、
「0歳から預けて、働くことができた」(40歳/主婦)
「朝早くから夕方遅くまで預けられた」(49歳/その他)
「仕事などで居ないときも保育園で友達と一緒に遊ぶことができた」(36歳/その他)
「共働きだったので、長時間保育ができたのでありがたい」(40歳/総務・人事・事務)
などと、仕事に復帰しても、心配なく働けるという声が多くあがりました。
とにかく「生活力」がつく!頼もしさ満載
null家でママが1対1で子どもと向き合っていれば、子どもに対してやってあげること、手を貸してあげることが自然と多くなります。
ただ保育園では、保育士ひとりで複数の子どもを見ているため、自分でできることは積極的にやる子どもが増えていきます。
保育園は、自分でできることが増える、頼もしくなるというメリットを挙げる声が多くみられました。
「ミルク離れ、オムツ離れが早かった」(41歳/主婦)
「家では甘える事が多いが、知らない間に出来る事が増えている」(26歳/営業・販売)
「生活面で自立が早い」(44歳/公務員)
「小学校入学時には自分のことはほとんどできていた」(48歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「親が教えなくてもできることが増えた。洋服を畳んだり。集団行動に慣れた」(41歳/主婦)
また、乳児から幼児までと年齢層が広いことから、お兄さんお姉さんになれば、下の子の面倒をよく見られるようになることもあります。
「保育園によるとは思いますが、我慢することを覚えて、年下の園児の面倒をよく見るようになりました」(46歳/主婦)
「集団行動、同い年以外の交流、地域交流」(43歳/その他)
「上下関係があっていい」(46歳/主婦)
その他の意見としては、
「給食を食べるようになってから嫌いなものが減った。何でもチャレンジして食べるようになった」(36歳/主婦)
「余計なママ友づきあいがなくて良かった」(42歳/その他)
「病気の耐性が凄くついたと思う」(45歳/その他)
などの意見が出ました。
ママは仕事に送り迎えにフル稼働!
null一方で、保育園のデメリットを聞くと、沢山の声として挙がったのは、
「子どもと過ごす時間が短かった」(36歳/その他)
「いつもあわただしい。労働もしているので常に疲労している」(34歳/総務・人事・事務)
「仕事後にどうしても気持ちの余裕が持てず、慌ただしい中イライラしてしまうこと」(29歳/その他)
ママは、仕事に子どもの事にと一日フル稼働。時間がいくらあっても足りない……となってしまいますよね。
また、後ろ髪を引かれる思いで預けるママも多く、
「登園時に泣く時があって、心苦しかった」(36歳/主婦)
「朝、送った後の子どもたちの顔が切ない」(32歳/主婦)
などの切ない心の声も。
そして、集団生活といえば、どうしても避けて通れないのが病気……。
「流行の感染症にかかる確率が高い」(35歳/主婦)
「通い出してすぐ肺炎にかかり、入院した」(45歳/主婦)
その他、
「保育園代が高い」(36歳・その他)
「昼寝のしすぎで夜寝ない」(41歳コンピュータ関連技術職)
などの意見もありました。
筆者の子どもは、1〜2歳児のときに保育園にお世話になりましたが、別れ際のなんともいえない寂しさや、朝と夜が異様にバタバタすることについては同感です。
一方で、集団生活になじめたり、地域のイベントに参加したりと、子どもにとってはとても楽しい時間だったようで、とても満足しています。
最近では「保活」も激しさを増していて、希望通りの園に入れないこともあるかもしれませんが、子どもが楽しんで園生活を送ってくれるのが一番ですよね。