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【妻に聞いた】次はなにを重視する?もし「夫婦関係をゼロからやり直せる」のなら…夫に求めること

縁あって結婚しても、長い年月を一緒に暮らしていく中ですれ違いが生じたり、意見が食い違ったりと、時を経て関係性に変化があったという夫婦も少ないないはず。相手に対してストレスを感じている人もいるのでは?

『kufura』では、【夫に聞いた】編に引き続き、「夫婦関係をゼロからもう一度やり直せるなら、今度は何を重視する?」かをアンケート調査しました。20〜60代の既婚女性88名から回答を得ました。妻の思いはいかに……? 妻の本音を早速ご覧ください!

1:お互いの思いを伝え合う「コミュニケーション」重視

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「なんでも話し合う」(39歳/総務・人事・事務)

「言いたいことをはっきりと言う」(54歳/その他)

「お互いを尊敬して、優しくいられること」(41歳/主婦)

「お互いの気持ちを尊重し、思いやる夫婦」(65歳/その他)

「もっと頼ったり甘えたりすること。一人で頑張ってしまう性格で、それができなかったばかりに夫に誤解を与えることが多々あり、関係がギクシャクすることが何度もあったので」(68歳/主婦)

「対等であることと、隠しごとをしないこと。本音を言わないのも隠しごとに入るので、何でもきちんと話をしたい」(42歳/主婦)

「会話(雑談)のしかたを夫に教えて、もっと会話を楽しめる夫婦になりたい。夫が会話のキャッチボールが全くできない人で、一緒にいて息苦しくなるし、話をしないから深まりがなく、とても孤独なので」(54歳/主婦)

今回、妻の回答で一番多かったのは、お互いの思いを伝え合って、“いいコミュニケーションを取ることをやり直したい”という意見でした。隠しごとをせず、本音で話し合うというのは、当たり前のようでなかなかできないものなのかもしれませんね。実はこの回答、夫側からも一番多く集まりました。

2:役割を分け合いたい「家事や身の回り」のこと

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「家事をすすんでやってくれるマメな人がいい」(45歳/その他)

「お互いに、カバーし合えるようにいたい。その方が上手くいくことが分かっているから」(56歳/主婦)

「役割分担。結婚当初は役割分担がなかったので、全てを私一人ですることになり、けんかになったりした。初めから役割を分担していれば、もう少し喧嘩が減ったと思う」(44歳/主婦)

「高齢の夫のせいか妻が何でもすると思っているので、できることは平等に特に身の回りのことを、できることは自分でする優しさや気働きができるようにしてほしいです」(63歳/主婦)

「親の世話などちゃんと初めに話し合ってもめないようにしてから関係をちゃんとしたい」(43歳/主婦)

日々の家事や親のことは、当たり前のように「妻がやるものだ」と思っている夫との関係性をやり直したいという方も。毎日のことだからこそ蓄積するとストレスが溜まり、ケンカの元になってしまいそうですね。

3:欠かせないお金のこと「経済観念・金銭管理」

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「家計管理の取り決め」(61歳/主婦)

「金銭の管理をちゃんとしておきたい」(34歳/主婦)

「なんでもお金のことは話し合うこと」(32歳/主婦)

「経済的価値観のすり合わせ」(62歳/主婦)

「貯金を別々にする」(53歳/総務・人事・事務)

「私が仕事を続けて経済的なことでけんかにならないようにしたい」(48歳/主婦)

「金銭管理。こっそりゲームに課金いっぱいしたり使わないサブスク。飲みに行った日のタクシー代。夫が家計管理してるから全額小遣い感覚でイラッとくるから」(43歳/主婦)

妻側からは家計管理に対する不満も多く集まりました。お金についての話し合いは家計のやりくりをするにあたってとても重要なウェイトを占めることでしょうし、お互いの価値観が同じではないとストレスの元になりそうです。また、そもそも夫がお金の管理をしていることに不満があるという方もいました。

4:夫との距離「喧嘩せず、尊敬しあいたい」

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「上下関係。上から目線なので、解消したい」(53歳/主婦)

「仲の良さ。ギスギスした関係はしんどいです」(53歳/主婦)

「喧嘩しない夫婦になりたい」(62歳/主婦)

「価値観が合うこと。目線が同じじゃないと長続きしない」(50歳/総務・人事・事務)

「お互いに思っていることを口に出していくこと。素直に言うことで伝わるから」(59歳/主婦)

「お互いに毎日褒め合う関係でいられるようになりたい」(51歳/主婦)

日々のやり取りの中で、喧嘩が多かったり、一緒にいることが疲れてしまう関係性、また上から目線に感じることをなんとかしたいという方も。夫婦はお互いに対等で、尊敬しあえる関係でいたいですね。

5:日々の過ごし方「趣味や休日」のこと

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「お互いの趣味を見直す」(34歳/総務・人事・事務)

「お互いの趣味を合わせる」(63歳/営業・販売)

「ずっと一緒に行動しているため、休日は別々で自由に過ごしたい」(44歳/その他)

夫側に同じ質問をしたときにも、妻と趣味を合わせたいという意見が多く出ましたが、妻側からは少数意見でした。また夫婦一緒ではなく、自分一人の時間を大切にしたいという方も。時間に関する考え方が夫とやや異なるのかもしれませんね。

6:夫婦で考えたかった「子どもや教育」のこと

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「子どもを持てるかどうか話し合いをすれば良かった」(51歳/主婦)

「二人の間に子どもが欲しい。二人の子どもを育ててみたかったから」(54歳/その他)

「子どものことにもっと頑張りたかった。必死だったけど、独立してくれた後の長さに気づいてなかった。もっと頑張ればよかったと思う」(60歳/主婦)

夫婦で、子どもを持つか持たないかの話し合いや、子育てをしていく上でのお互いの関係性などをもう一度、見直したいという声も聞かれました。

7:次はちょっと…「他の人と結婚したいかも」

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「出会っても夫を選ばない」(45歳/総務・人事・事務)

「もう少し賢くマメに動く人と暮らしたい」(65歳/主婦)

夫に対する不満からか、次の機会があるならば、残念ながら今の夫は選びたくないという辛辣なコメントもありました。長年の思いの蓄積でしょうか、今の夫への不満が多くあるようですね。

8:今の夫に満足!「今の夫のままでいい」

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「特にない今のままで良い」(44歳/主婦)

「今のままでいいのでやり直しいらない」(54歳/主婦)

「円満なのでやり直したいと思うことはないです」(40歳/その他)

「今回と同じがいいです。夫に満足していますので」(67歳/主婦)

「今も最上なので、何にもこれ以上は望んでいないのですが」(41歳/主婦)

「今の関係がいちばんいいので、やり直しても同じようにつねに話し合いたい」(39歳/その他)

夫との関係性に満足していて今のままがいいという回答が、今回のアンケートでは88人中17人と約2割を占めました。夫婦円満で何より! これからもいい関係を築いていけるといいですね。

その他:やり直すならここを肝に銘じたい!

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「顔を重視する。毎日はしんどい」(35歳/会社経営・役員)

「怒りのコントロールをして怒りをぶつけない」(45歳/その他)

「期待をしない。期待すると幻滅することが多いので、期待以上のことをしてくれると、ありがとう!!の気持ちで接する」(29歳/主婦)

「お互いの両親を大切にする」(59歳/主婦)

「子どもが好きで、家族思いの人。自分一人の幸せより、家族の幸せを考えて行動してくれる人を選び直したい。自己中で家族に全く関心がない。どこに行こうとも言わないし、相談しても何も考えてくれず解決しない。頼りにならない。父親、夫としての自覚が全くない。子どもの成長にも関心が無い。旦那の実家に帰ると、別人のようにいい夫、父親ぶって、心の底から腹が立つ」(56歳/主婦)

皆さんはもし夫とやり直せるなら、どんなことをやり直したいですか?

 

今回は妻側に意見を聞きましたが、前回は夫側にアンケート調査をしています。あわせて読んでみると、妻側から意見と異なる部分もあり、その対比やギャップに驚くこともあるかもしれません、ぜひ一読ください!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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