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【夫に聞いた】もし「夫婦関係をゼロからやり直せる」なら、今度はなにを重視する?妻に求めることは?

赤の他人が結ばれて、一つ屋根の下で暮らしていく結婚生活。当初はラブラブだった夫婦も長い月日を過ごしているうちに、感覚のズレが発生したり、ああすればよかった、こうすればよかったというモヤモヤが生まれたりすることもあるのではないでしょうか。

今回『kufura』では、「夫婦関係をゼロからもう一度やり直せるなら、今度は何を重視する」のかをアンケート調査し、20〜60代の既婚男性146人から回答を得ました。夫たちの本音を早速ご覧ください!

1:夫婦の関係性はやっぱり「コミュニケーション」から…

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「お互いの意見を隠さず話すこと」(32歳/その他)

「お互いの価値観を認めあうこと」(66歳/総務・人事・事務)

「お互いが思いやりを持って、相手のことを尊重し合うこと」(67歳/その他)

「お互いの意思を尊重して、何事も相手の話をよく聞いてから話し合うこと」(67歳/その他)

「ゆずりあいすぎるので、お互いの本音ももっとだせるようになるといいですね」(49歳/コンピューター関連技術職)

「余計なことを言わない。相手の意見を聞く。自分だけで決めない。自分の考え方が相手に合わないことがあることに気づいたから」(61歳/営業・販売)

一緒に暮らしていく上で、やはり欠かせないのは“日々のコニュニケーション”という声が多く、今回のアンケート結果でも最多の回答になりました。思っていても口に出さなければ伝わらない、話をしなくては始まらない、お互いの想いを尊重したい……という声が多くあがり、意見を出し合って納得のいく関係性を築きたいという声が集まりました。

2:お金は必要不可欠…「金銭感覚や家計」のこと

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「一番はお金の使い方」(59歳/その他)

「金銭の扱いをしっかり話し合う」(68歳/その他)

「共働きだったら老後資金をもっと増やせたかもしれない」(67歳/その他)

「お金の管理や小遣いの金額などもっと細かく決めておきたかった」(54歳/その他)

日々の暮らしの中でな重要な「お金」のこと。小遣いから老後のまとまった資産形成まで、さまざまな場面でお金についての連携が夫婦共々にとって大切だという意見がありました。その一方、

「全て別会計にする」(49歳/総務・人事・事務)

「お互いの通帳を別々で持っていること」(48歳/公務員)

という、お金の管理や財布は夫婦別でという意見も。やり直すならきっちりと分けたいという方もいて、お金に関しては正反対の意見に分かれました。

3:協力する?しない?「家事」に関すること

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「料理上手な主婦」(62歳/公務員)

「家事ができ料理の上手な人」(60歳/営業・販売)

「家事炊事能力を見定めてからの結婚」(59歳/その他)

「もっと手伝いをしてあげる」(59歳/コンピューター関連技術職)

「もっと家事を協力したいです」(68歳/その他)

家事について、夫側からは“家事能力の高い人を選びたい”という意見と、逆に自分が協力しなかったことを後悔し、やり直すなら“もっと家事に取り組みたい”という反対の意見が出る結果になりました。家事は家の中のとても大切な仕事なので、お互いに納得の行く形になるといいですね。

4:一緒に楽しみたいから「趣味が合う人」

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「趣味が同じ方がいいかな」(52歳/営業・販売)

「共通の趣味があること」(58歳/コンピューター関連技術職)

「仕事で忙しかったので、のんびり旅行をしたかった」(68歳/その他)

「同じスポーツなどの趣味を持ち、一緒に行動する」(59歳/金融関係)

「お互い太らないように共通のスポーツを趣味にしたい」(40歳/公務員)

「ペットがいたのでなかなか家を空けての旅行ができなかったので、2人で気兼ねなく旅行に行きたい」(68歳/デザイン関係)

夫婦一緒に暮らす中で、やり直すなら何かしら共通の趣味があるといいかもと思う既婚男性が多くいました。同じ時間や目的を共有することで、より夫婦としての関係性が密になるのかもしれませんね。

5:夫婦だから…「スキンシップ」

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「性生活を最重視です」(64歳/企画・マーケティング)

「夫婦生活を充実させたい」(59歳/コンピューター関連技術職)

「もっと恥ずかしがらずにスキンシップを取りたいです。また、素直に感謝の気持ちや愛情を表現したいと思います」(61歳/その他)

今回のアンケートの中で、夫側からは、性的な関係やスキンシップを重視したいという意見が複数ありました。夫婦だからこそ大切だと感じる夫も少なくないようです。

6:家族との距離感「子育てや人生設計」

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「あと1cmくらいだけ距離感を縮めたいかな」(61歳/その他)

「程よい距離感を意識すること」(56歳/その他)

「生活の基本的な設計を見直してみたいです。今までは色々なしがらみでできなかった」(69歳/総務・人事・事務)

「子育ての方針の一致」(54歳/その他)

「子育てを一緒にすること」(63歳/会社経営・役員)

夫婦としての距離感、子どもとの距離感や子育ての目標など、家族それぞれとの関係性をやり直したいという方も。日々忙しくしている中で、ついつい後回しになってしまったということもあるのかもしれませんね。

7:今の妻じゃない?「相手に求める」こと

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「違う相手を選ぶかもしれない」(51歳/営業・販売)

「もう絶対結婚しませんけど?」(62歳/その他)

「やさしい気遣いのできる奥さんがいい」(69歳/その他)

「何も文句をいわない人」(69歳/その他)

これまでの結婚生活で何か蓄積した不満があるのでしょうか? もしやり直せるなら、今の妻をそもそも選びたくない、今の妻のような性格ではない人がいい、結婚そのものをしないという声もありました。

8:現状に満足!「やり直したくない」

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「仲がいいので今のままでよい」(61歳/その他)

「うまくいっているので、今のままでいい」(47歳/その他)

「現状で特にうまくいっているので、何もやり直したくはないです。むしろ、今の形を維持したいです」(60歳/パート・アルバイト)

「良い関係なので、やり直す気持ちはない」(68歳/公務員)

46年間、とても仲の良い夫婦なので、ゼロからやり直したくはないてす」(64歳/その他)

今回のアンケートでは、146人中23人が「現状に満足、やり直したくない」と回答し、2番目に多い結果になりました。今の妻といい関係が継続できているようですね。

その他:振り返ってみて、いま夫婦関係に思うことは…

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「もっと妻に愛情を注ぎたい」(48歳/その他)

「人生の同士といえるほど、支え合っていくこと」(63歳/その他)

「いつまでも恋愛できるように」(49歳/その他)

「お見合いで結婚しすぐに子どもができたので、もう少し恋愛期間を持ちたかった」(66歳/その他)

長い間結婚生活を送っていると、いろいろな想いがあり、もっとこうしたらよかった、ああすればよかったと思うことがあるものなのかもしれません。皆さんはもし夫婦関係をやり直せるなら、どうしたいですか……?

今回は夫に聞いたアンケート結果でしたが、次回は妻たちに聞いた「夫婦関係をゼロからやり直せるなら今度は何を重視する?」という調査結果をお伝えします。あわせて読んでみてくださいね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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