使い過ぎ?…家計のやりくり
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「お金の使い方が粗いが、指摘すると感情的になるので、何も言わない」(41歳/コンピューター関連以外の技術職)
「私が光熱費を支払っているので家計に無頓着すぎること」(59歳/営業・販売)
家計のやりくりも大切な家事の一部。あまり神経質になるのもよくないですが、自分が節約しようと思っている時にパートナーが無頓着だと、思うところが出てきてしまうよう。また、節約の視点から料理に不満を持つ方も。
「妻の料理について。手間暇をかけて料理を作っていると妻は言うが、最近スーパーでの総菜や冷凍食品が夕食のおかずとしてよく出てくる。物価高の折、もう少し自分で作って節約してほしいと思うが、自分は料理ができないので言うこともできず、我慢して妻に任せている」(77歳/その他)
味付け、バリエーション…料理の不満
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「総菜を買ってきているのに料理をしていると言う……それはちょっと違うのでは?」(57歳/コンピューター関連技術職)
「妻の料理のバリエーションの少なさが気になっています」(56歳/その他)
「手料理の味が成長しない」(62歳/公務員)
「食材の管理と調理。冷蔵庫内に放置された食材を自分で調理してお弁当にすることで、なんとか処理するようにしています」(59歳/その他)
料理の味や「できあいの惣菜」が気になるという意見が。献立のバリエーションを少なく感じているという声もありました。
献立を考えて食材を買って調理して、残ったら傷まないよう保存して……と、食事にまつわる「やらなくては!」の作業は、実は多岐に渡るもの。食事を主に担当している妻の声をきいてみると、また違った主張が聞こえてきそうです。また、食材の管理について気になっているという声もあがりました。
干し方、たたみ方…洗濯についての不満
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「洗濯を毎日やっているが、もう少しまとめて効率的にやってもいいのでは」(75歳/会社経営・役員)
「洗濯の行程が終わったのに、洗濯物を長時間洗濯機に入れたままにしているのはいかがなものかと思うが、それなら、自分でやれと言われるので、黙認している」(70歳/その他)
「洗濯物を取り込んだ後のたたみ方が雑、自分のものはタンスにしまう前にこっそりたたみ直している」(53歳/総務・人事・事務)
ひとことで「洗濯」といっても、洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう……とやることはたくさんあるうえ、人によってやり方が違うことも。納得いかない場合は自分でやる、というのも、家事における選択肢のひとつ、ですね。
やり過ぎも足りなくても嫌…掃除・片付けの不満
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「あちこち埃が目立って……結局、自分が掃除するんですが」(48歳/その他)
「風呂掃除。浴槽の掃除はしているが、洗い場などまでは出来ていないなあ、と思う」(55歳/総務・人事・事務)
「物を捨てられないところ。先日食料のストックを調べたら、5年前のものが出てきた」(69歳/その他)
「トイレ掃除を月一回ぐらいにしているようで、それで“私やってる感”を出すのは納得いかない」(54歳/その他)
「季節ものの電化製品の後片づけは、結局自分がやっている(妻は機械の清掃やメンテが苦手)」(61歳/営業・販売)
今回のアンケートで2番目に多かったのが掃除や片付けについての不満。掃除機かけからトイレ掃除まで、気になるところは多々あるようです。気付いたら自分でやる、という人も多く見られました。「気付いたら自分でやる」が、ある意味一番角も立たず平和な解決法なのかも?
また、「家事については万全だが、潔癖症のきらいを直してもらいたい」(74歳/企画・マーケティング)というように、綺麗好きすぎる妻の圧に押されて、かえって不満になっている人もいました。
ダントツ1位は…感謝しかない、不満なし!
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「特にありません。本当によくやっていると思います」(51歳/その他)
「足りてないとは思わない。思うなら自分がやればいい」(40歳/営業・販売)
「お互い協力しているので、特にない」(34歳/コンピューター関連技術職)
今回のアンケートでダントツで多かったのが「不満はない」という回答。多くの夫は妻の家事に満足し、感謝しているようすがうかがえました。家事について話し合ったり夫婦で協力して分担しているので問題なく感じているという人も多く、日々のコミュニケーションと感謝の気持ちが日々の不満をなくすヒントといえそうです。
家事は毎日のことなので、ちょっとしたこともやる側にとってもは大きな負担になっている可能性もあります。少しくらいの不満があっても、夫婦で協力し合えると円満に日々を過ごせそうですね。