5位:近いので「またすぐ来る」と伝える・・・8人(約7%)
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「『近いのでまたすぐ来られるし、何なら明後日にでもまた来ま~す』と次の約束をします。明るく言うのがコツ」(42歳/主婦)
「『帰りますが、遅くまでいてもいいですか?』と断る代わりに、その日は目いっぱい一緒に過ごすと約束します」(44歳/主婦)
「義実家は徒歩圏内なので、普通に『いえ、近いので帰ります』とサラッと言います」(48歳/主婦)
義実家が敷地内や同じマンション内、車で1時間以内の距離など、自宅と近い方の場合、次に会う約束をすることで、納得してもらえるケースが多いようです。家同士の距離が近いなら帰ってもらった方が、義実家にとっても風呂や布団、食事の準備などで手間がかからず、ありがたいのかもしれませんね。
4位:ペットを理由にする・・・10人(約8%)
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「『残念ですが、家でワンちゃんが待っているので帰らないといけないんです』と事実を言います」(56歳/主婦)
「『愛猫が心配なので日帰りにさせてください』と早めに伝えておきます」(42歳/主婦)
「義実家でも犬を飼っていたので、ペットを理由にすると必ず許してもらえますし、むしろ心配してくれます」(38歳/主婦)
ペットを飼っている場合、餌や排せつ物の始末などが必要になるため、そもそも長時間家を空けられません。それは周知の事実ですので、これを理由にして押し切られることはないようです。ただ「ペットも一緒に連れてくれば?」と言われたら、「吠えてうるさいので」「においがついてしまうので」などの対応が必要になるかも。
3位:宿やホテルを予約したと伝える・・・23人(約19%)
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「『子どもがバイキングに行きたいというのでホテルを予約したんですが、お義父さん、お義母さんもご一緒にいかがですか?』と誘い、夕食をホテルで一緒にとって別れます」(41歳/自営業)
「『翌朝早くから観光をしたいので、もうホテルを予約しまして……』と、義実家から連絡が来る前に毎年ホテルの予約をしてしまいます」(32歳/主婦)
「『ありがとうございます! でも布団の準備や片付け、ご飯などどれも私たちがいると大変なので、ホテルを取りました。時間まで遊ばせてもらってスパッと帰りますね、また来ます』と、申し訳なさそうな感じを出しつつ明るく言います」(36歳/専門職)
自宅と義実家が遠く離れていてすぐには帰れないものの、どうしても義実家に泊まりたくない、という方は宿泊施設を事前に予約するか、予約したと嘘をつくケースが多いようです。この場合、義実家に迷惑をかけないための気遣いだとわかってもらえるような言動を付け加えるのが得策。特にホテルでの夕食に誘うのは名案。義両親も喜んでくれる上、気持ちよく別れられそうです。
2位:子どもを理由にする・・・29人(約24%)
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「『ありがたいのですが、子どもが友達と遊ぶ約束をしているみたいで……』と子どものせいにします」(45歳/主婦)
「『夜泣きやおねしょでご迷惑をおかけするので、もう少し大きくなったらぜひよろしくお願いします』と言っていまは逃げています。大きくなったら学校行事や習い事、部活などを理由にする予定」(29歳/自由業)
「日頃から週5で子どもが習い事に行っていることを伝えておき、ここぞとばかりに『明日は朝から子どもの習い事なので』と断ります」(42歳/主婦)
夫や自分の都合を理由にするより、子どもの事情でお断りしたほうが、角が立たないようです。「受験勉強をしないと」「夏(冬)休みの宿題が終わっていないから」といった理由で断っている方も。いずれにせよ、子どもとは口裏を合わせておくことをおすすめします。
1位:仕事や自分の用事を理由にする・・・30人(約25%)
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「『私は仕事があるので帰らないといけないのですが、●●さん(夫)はお休みなので、ぜひ家族水入らずで過ごしてください』と夫だけ置いて帰ります。夫の実家なので」(25歳/出版・マスコミ関係)
「盆暮れ正月とは関係のない仕事をしているので『明日は早朝から仕事でして』と正直に伝えます」(42歳/専門職)
「『お気遣いありがとうございます。せっかくのお誘いなのに申し訳ありませんが、どうしても外せない用がありまして。ぜひまた次回ゆっくりお邪魔させてください』と申し訳なさそうに、かつ丁寧に謝罪します」(24歳/主婦)
仕事が理由なら義実家も無理強いはできませんが、たとえ仕事がなくても「習い事がある」「自治会の仕事がある」といった理由でお断りしている方も。誠意をもって対応すれば、「大切な用事があって」など、具体的な内容を言わなくても、納得してもらえるケースが多いようです。
もし帰省中に突然、宿泊を誘われたらこんな断り方もアリ!?
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「『今回は休みが短かったので、この後、私の両親の家に行く約束をしていまして』と私の実家を理由にします」(32歳/専門職)
「『準備をしてきていないので、今度お泊りセットを持ってきたときにぜひお願いします』と言って断ります」(59歳/教職員)
「『ごめんなさい、なんかさっきから体調が悪くて、今日は帰らせてもらいますね』と言って帰ったことが。義実家に行くと何故か具合が悪くなるんです」(53歳/主婦)
「『お風呂のタイマーを入れてきたので、早く帰らないといけないんです』と言って逃げたことがあります」(42歳/主婦)
「『すみません、私、場所が変わると寝られない体質でして……』と申し訳なさそうに言います」(45歳/主婦)
「『持病の薬を持ってこなかったので』と伝えます。死活問題なので効果的です」(42歳/主婦)
急に誘われた場合でも、子どもやペット、仕事を理由に断る人がほとんどでしたが、“急である”ということを生かして、「準備をしてきていない」という理由も通じるよう。特に「薬を持ってこなかった」というのは死活問題ですから、義実家も諦めてくれるはずです。
いかがでしたか? すぐにでも活用したい神対応から、義実家との関係性がよくないと難しい珍回答までさまざまありました。
義実家にとっても布団や食事、風呂の用意などは大変ですし、家族とはいえお客さまが訪れるのは気疲れしてしまうもの。それでもあえてお誘いしてくれることを踏まえ、感謝を示しつつ、上手に要望を通したいですね。長く付き合う家族だからこそ、お互い無理や我慢はしすぎず、いい距離感を保っていきましょう!

エディター/ライター。大学卒業後、出版社に勤務し、その後、フリーの記者として主に週刊誌の編集・執筆に携わる。歴史や美術をはじめ、マネー・車・健康・ペット・スピリチュアル・夫婦関係・シニアライフスタイルといった多岐にわたる女性向け実用情報を手掛ける。1児を持つシングルマザーで、趣味は漫画・アニメ鑑賞、神社巡り。