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「義実家のタオル」借りる?自分で持って行く?洗濯の手間が気になる、吸水しないetc…お泊まり時のモヤモヤが続出!

結婚をすると、パートナーの実家へお泊まりをする機会がよくあるのではないでしょうか? 「気を使わないでいいよ」と言われても多くの場合は気を使い、ちょっとした価値観や生活様式の違いに、モヤモヤすることも少なくありません。今回は、義実家の「タオル問題」に注目。洗う頻度や手触りなど、些細なことかもしれませんがモヤモヤするポイントは案外多いようです。

そこで『kufura』では、20~50代の既婚女性129人にアンケート調査を実施。「義実家に宿泊する際のタオルに関するモヤモヤ」について聞きました。

「義実家への宿泊に抵抗がある」という人が6割以上!

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「タオル問題」の前に、まずは「義実家への宿泊をどう感じているか」について見ていきましょう。

アンケートの回答者129人のうち、「義理の実家に行くことがない」「義理の実家がない(同居している、既に亡くなっている)」と答えた46人を除いた83人に聞いたところ、このような結果になりました。

〈宿泊することがない人〉

義理の実家への宿泊には抵抗があるので、宿泊しないようにしている・・・43.4%(36人)

義理の実家への宿泊には抵抗がないが、「自分の家から近い」など別の理由があり、宿泊しない・・・26.5%(22人)

〈宿泊することがある人〉

義理の実家に宿泊することがあるが、宿泊には抵抗があり、できれば宿泊したくない・・・19.3%(16人)

義理の実家に宿泊することがあり、宿泊には抵抗がない・・・10.8%(9人)

という割合で、全体で「抵抗がある」と答えたのは62.7%(83人中52人)でした。

宿泊することがない人/ある人どちらでも、「抵抗がある」が「抵抗がない」を大きく上回っており、さまざまなモヤモヤがあることがうかがえます。

その代表例の1つが、今回ご紹介する「タオル問題」。義実家ならではのさまざまな悩みを、ジャンル別にご紹介します。

バスタオルは使い回しが当たり前?衛生面のモヤモヤ

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よくインターネット上で見かける「毎日バスタオルは洗うべきか?」論争。毎日洗わない人の理論としては「お風呂上りのキレイな体を拭いているから、それほど汚れていない」といった意見が多いようですが、毎日洗う派はその考えに共感できないこともあるでしょう。その感覚の違いが義理の両親との間で起きてしまったら、モヤモヤするのは避けられません。

「義実家のバスタオルはあまり洗っていない。洗ってほしい」26歳/技術職)

「義実家では2人で1枚のタオルを使うのが当たり前。1人1枚使いたい」31歳/その他)

「手洗い用のタオルと顔を洗う用のタオルが同じ。別々にしたいので、自分で1枚持参する」35歳/その他)

タオルを家族で使い回したり、毎日洗濯しないのが当たり前だったりという感覚の人にしてみれば、都度都度何枚も使うのは神経質だし、経済的ではないのかもしれません。

こればかりは生活の価値観の違いなので、どちらが正しいという問題ではないように思いますが、「郷に入っては郷に従え」とも言いますし、気になる点はありつつもその家のルールに合わせるという人も多そうです。

洗い方の違いも影響!肌触りや吸水力に関するモヤモヤ

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洗濯において意見が分かれがちなのが、「柔軟剤を使うかどうか」という点。特にタオル類は柔軟剤を使うと肌触りがよくフワフワになりますが、使っていないという家庭も少なくありません。フワフワのタオルに慣れている人と、柔軟剤なしのタオルに慣れている人。ここでも価値観の違いによるモヤモヤが生じます。

「出してくれるタオルを使わせてもらうが、気を使って新品をだしてくれる。なので吸収力がない」58歳/主婦)

「普段、自宅では柔軟剤を使っていないが、義実家では柔軟剤を使っている。香りが強めなので、なんだか落ち着かない」(33歳/主婦)

「洗ったタオルの水の吸収がよくない感じなのが苦手です」40歳/主婦)

「吸水力」に対するモヤモヤも多数。一般的には柔軟剤を使いすぎると吸水力が落ちるとされており、また新品のタオルは糊がついているので吸水しにくいようです。気を使って新品を出したのが、かえって仇となることも……。なかなか難しいものですね。

モヤモヤも防げて負担も軽減「マイタオルを持参する」

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今回、義実家のタオルを使用せず、マイタオルを持参するという人も少なくありませんでした。借りてしまうと洗濯の手間を増やしてしまうことになり、特にバスタオルだと洗濯の容量もかなり増えます。それを考えれば、マイタオルを持参するのは相手にとってもありがたい、という場合も多いかもしれません。

「マイタオルを持って行っています。それが一番だと思う」(54歳/主婦)

「バスタオルを借りるのが嫌なので自分の家から持っていく」43歳/主婦)

「義実家のフェイスタオルには飼い猫の毛がよくついている。それが嫌でマイタオルをもっていっています」32歳/主婦)

手間を増やしたくないという気遣いの理由がある一方、やはり衛生面などでモヤモヤすることからマイタオルを持参するという人もいました。

とはいえ、そのまま伝えてしまうのは、お互いに気持ちがいいものではありませんよね。理由には深く言及せず、「我が家のタオルを持参したので」のように伝えてみるのも手かもしれません。

「気を使ったほうがよかった?」特にモヤモヤしない人も少なくない

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その一方で今回、「特にモヤモヤしない」という回答も少なくありませんでした。何も疑問に思うことなく義実家のタオルを使用しているという人は、思いのほか多いようです。

「別に気を使ってない。気を使った方が良いのでしょうか?」42歳/主婦)

「特になにも思わず、義実家のタオルを使っている」49歳/総務・人事・事務)

「比較的綺麗なタオルを用意してくれるので、モヤモヤすることなくそのタオルを使っています」55歳/主婦)

実は筆者もこのタイプ。義実家に泊まらせていただく際は当たり前のようにタオルを使わせていただき、特に疑問も感じておりませんでした。しかし今回のアンケート調査で感じたのは、自分と義実家とのタオルに対する価値観が合っていることが大きいということ。ちなみにどちらもバスタオルは毎日洗い、柔軟剤は使用しない派です。

 

たかがタオルという人もいるかもしれませんが、お泊まりにおいてタオルはけっこう重要です。洗う頻度などの価値観が合わないとモヤモヤしますが、泊めてもらっている立場だと、それを許容するしかないケースが多い。それならいっそマイタオルを持参すると良さそうですが、その理由付けも難しい……。

だったら宿泊をしないというウルトラ技もありますが、なかなかそうもいきません。この問題は、義実家に泊まることに対する他のモヤモヤとも共通する部分が大きそうですね。

次回の記事では、起きる時間や朝食を食べるタイミングなど、「義実家の朝のモヤモヤ」についてご紹介します。

高山恵
高山恵

東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。

執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。

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