子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

【夫たちの本音】もし妻に「私への一番の不満は?」と聞かれたらなんて答える?溢れ出す本音が突き刺さる

縁あって結婚をして一緒に生活をしていく中で、結婚した当初は気にならなかったことも、日々の積み重ねで少しずつ不満が溜まってくることもあるものですよね。

今回『kufura』では、既婚男性334人に「妻にもし、“何か不満ある?一番の不満は何?”と聞かれたら何と答えますか」というアンケート調査を行いました。夫が密かに持っている妻への不満とはいったい何なのか、その理由とともに見ていきましょう。

1:自分勝手・わがまま

null

「周囲のことに目を配らず、身勝手に行動するところ」(49歳/デザイン関係/結婚16年目)

「わがままなところ。よく振り回されるので」(56歳/その他/結婚28年目)

「自分のやり方に合わないとイライラ」(63歳/会社経営・役員/結婚35年目)

「自分勝手で意味が分からない」(61歳/その他/結婚28年目)

普段は心の内にとどめているような意見も、表に出すとかなり辛辣に聞こえますね……。夫から見ると、わがままで自分勝手であることが不満というきつい声が聞かれました。妻側からすれば、カチンと来た上に、大きな喧嘩に発展しそうなこの意見。夫の密かな思いに留まっていて欲しい部分なのかもしれませんね。

2:気持ちや感情の起伏が激しい

null

「神経質だなと思う」(62歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚37年目)

「感情の起伏が激しい」(41歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚11年目)

「感情で物事の判断はしないで欲しい」(48歳/その他/結婚13年目)

「電気の付けっ放しや水道の無駄遣いとか口うるさく言うこと」(53歳/その他/結婚16年目)

「細かい指摘があることが不満」(52歳/営業・販売/結婚19年目)

感情の起伏は、妻側からすれば、虫の居所が悪かったり、女性特有のホルモンバランスの問題もあったりするのかもしれません。夫の発言のタイミングも少し関係があるのかもしれませんね。

3:怒らないで・文句を言わないで欲しい

null

「些細なことで怒らないで欲しい」(64歳/その他/結婚19年目)

「一つ一つの行動に文句をつけないで欲しい」(66歳/営業・販売/結婚38年目)

「昔のやったことで、また怒ること」(60歳/その他/結婚26年目)

「常に自分が正しいとの思い込みで何を言っても聞かないばかりか怒り出してしまう」(73歳/その他/結婚32年目)

「自分の思いを言うのが少々ストレートすぎる場合がままあるので、もう少しセーブして欲しい。心にきつく刺さる場合が結構あるので」(71歳/その他/結婚42年目)

妻の言い方の問題もありそうですが、怒るという行為に対してあまり快く思わない夫がいることもわかりました。妻側からすれば、「怒られないようにちゃんとして欲しい」という思いもありそうですが、その意見は平行線になりそうな気も……。みなさんはいかがでしょうか。

4:意見が合わない・賛同してくれない

null

「意見に賛成することが少ないことが不満」(72歳/その他/結婚35年目)

「人の発言を遮って否定するなら、自分の考えを先に言って欲しい」(64歳/その他/結婚30年目)

「僕が調べた投資先や将来計画などについて詳しい話も聞かないで否定的なことを言って同意してくれないこと」(62歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚28年目)

「日頃の態度について、もう少し大人の対応をして欲しい」(51歳/営業・販売/結婚24年目)

「テレビを見ている時に話しかけられることが多くテレビに集中できない」(57歳/金融関係/結婚24年目)

夫の意見に賛同してくれない、意見や思っていることが共有できていないということに不満があるという夫の意見もありました。夫婦と言っても元は赤の他人。ちゃんと話をしないと伝わらないようなこともあるでしょうから、お互いに話ができて理解できる時間をもった方がいいのかもしれませんね。

5:二人の大事なお金のこと

null

「お小遣いを増やして欲しい」(50歳/その他/結婚25年目)

「あまりケチらないで欲しい。たまにはご褒美も大事」(48歳/公務員/結婚18年目)

「食費を節約して欲しい」(71歳/その他/結婚44年目)

「自身の収入をはっきり教えて欲しい。“足りない分は私のお金から家計に入れているんだから”のイメージが湧かないから」(69歳/その他/結婚43年目)

日頃の小遣いが欲しいという意見のほか、逆に節約して欲しい、もっと使って欲しいなど、一言にお金と言ってもさまざまな意見がありました。とても大事なことでしょうから、ちゃんと二人で共有しておきたい事項ですね。

6:家事に不満

null

「料理の腕前。味に安定感がない」(62歳/公務員/結婚29年目)

「料理の味付けが少し濃いこと」(57歳/その他/結婚22年目)

「あまり片付け、掃除をしないこと」(66歳/その他/結婚40年目)

「掃除や片付けが苦手で雑なところ」(55歳/総務・人事・事務/結婚19年目)

「掃除が雑で隅の方にゴミがあることがある」(65歳/営業・販売/結婚38年目)

「文句を言わずに家事やって欲しいと答える。毎度晩ごはん作る時間になるとグズグズいうから嫌な気持ちになる」(54歳/その他/結婚21年目)

“家事のやり方に不満がある夫・家事をすることに不満がある妻”など、家事に関することでも夫婦お互いに不満が発生しがちになりそうです。家事をどちらがやるか、どうやるかについては妻側の意見もありそうですから、こちらも家庭ごとによくルールを決めておいた方がトラブル回避になるのかもしれません。

その他:所詮は他人、なかなか伝わらないものなのか…

null

「ちょっと古くなるとものを捨てられてしまう。愛用しているのに!」(64歳/公務員/結婚36年目)

「時間を守らないし、それを悪いと思っていないのは改めて欲しい」(67歳/その他/結婚40年目)

「推しの歌手がいてそればかり夢中になっている」(65歳/その他/結婚38年目)

「美容意識を高めて欲しい」(65歳/その他/結婚38年目)

「朝起きて挨拶がない」(34歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚10年目)

「性生活が少なく気持ちが離れる」(69歳/会社経営・役員/結婚33年目)

「優しすぎるので、時々爆発しないか心配になるので、時々は怒ったりしていいんだよと」(48歳/コンピューター関連技術職/結婚20年目)

一つ屋根の下で長い間暮らしていると、いろいろな問題や意見が出るものですね。日頃のちょっとしたことから美容意識などさまざまな意見が集まりました。

不満はなく、感謝しています!

null

最後に、ほっとする意見をご紹介します。

「不満はなく感謝している」(69歳/営業・販売/結婚43年目)

「特になし、助け合えている」(65歳/その他/結婚32年目)

「不満どころか感謝しかない」(71歳/その他/結婚49年目)

 

いかがでしたか? 今回は夫に「妻に対する不満」を聞きましたが、次回は妻に聞いた「夫に対する不満」をお送りします。夫と妻とではこうも考えていることが違うのか、また同じ意見もあるのかなど、考え方の違いや見る角度の違いなどが明らかになっていますので、比べてみるのも興味深いものです。あわせて読んでみてくださいね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載