夫の家事のやり方がストレス!
null「共働きなのに家事育児を妻任せ。家事育児に対してもっと当事者意識を持ってほしい」(39歳/コンピュータ関連技術職)
「家事を一切手伝ってくれないこと。自分から進んで、何でもいいから手伝う姿勢を見せてほしい」(53歳/出版・マスコミ関係)
「お願いしないと家事をしてくれない。一緒に住んでいるので、できる限り家事は自発的にしてほしい」(60歳/主婦)
「やって!と頼んだことを半分しかやってない。中途半端でやった!と言い張る。注意するとお前だって……と昔のことを言ってくる。やれてないなら認めて謝ってほしい。反省していたら許すのに」(49歳/公務員)
「料理をしてくれるのはありがたいが、終わった後のキッチンが爆弾が落ちたみたいに散らかって汚れていること。片付けまできちんとしてほしい」(52歳/総務・人事・事務)
「家事をすると、“自分がやりました”アピールがうるさいこと。自ら進んで家事をやってくれることは嬉しいが、何度もアピールしないでほしい」(54歳/主婦)
『kufura』が過去に実施した夫婦関係にまつわるアンケート調査でもたびたび火種になっているのが“家事の分担”。今回のアンケートでは、“夫が一切、家事をしない”、“家事はするけれど自発的ではない”、“家事のやり方に難がある”と大きく分けて3タイプのストレスがあることが明らかになりました。
完全に妻任せで自分は何もしない夫とくらべると、少しでも家事を分担してくれる夫のほうがまだ幾分かはマシなような気はします。とはいえ、夫の家事のやり方がまずくてそのフォローの負担が大きかったり、本来やって当たり前のことを恩着せがましくアピールされたりするのは、妻としてはストレス大ですよね。
夫のだらしない生活態度がストレス!
null「歯磨きしてるとき、鏡に歯磨き粉が飛び散っていて、拭かないこと。汚したことを認識してほしいし、拭き取ってほしい」(61歳/主婦)
「髭を剃ったあとの洗面所を掃除しないこと。きれいに掃除してほしい」(31歳/主婦)
「飲んだペットボトルをなかなか片付けない。飲んだらゆすいで、つぶして、ゴミ箱に入れるまでしてほしいです」(40歳/主婦)
「脱いだ服を散らかしていたり、脱いだ靴下を寝室に置きっぱなしにしていることです。服や靴下はネットに入れるなどそこらへんに脱ぎ捨てないでほしい」(38歳/主婦)
「電気やテレビのスイッチの消し忘れ。何度注意しても直らない! せっかく子育てが終わったのにまた子育てが始まったみたいで嫌だ。 ただただ普通に当たり前に生活してほしい」(52歳/主婦)
家事をする、しない以前の問題として、靴下や衣類の脱ぎっぱなし、電気のつけっぱなしなど、夫のだらしない生活態度にほとほと呆れはてている声も続出。
わざわざ夫の尻ぬぐいなんかせずに、放置する……という対処法もないわけではないですが、ひとつ屋根の下で暮らしていると、見て見ぬふりもできないのが、なかなかしんどいところですよね。
夫のフキハラがストレス!
null「仕事の愚痴を毎日聞かされる。人の話は聞かないのに、自分の話ばかり延々と聞かされる。愚痴は同僚と外で発散してきてほしい!」(54歳/主婦)
「疲れたを言い過ぎるから、お互い様なのにと思って労りの言葉が出なくなってしまう。 疲れているのは様子でわかるから、余り言葉に出さないでほしい。出さないほうが、素直に労りの言葉を言える」(67歳/主婦)
「独り言とか、痛い・寒い・暑いなど愚痴とか、ため息とか全部イラッとする。黙って生活しろって思う。神経を逆なでし過ぎ」(52歳/総務・人事・事務)
「こっちに聞こえるように大きいため息をつく。態度でイライラを伝えようとせずちゃんと言葉で言って欲しい」(45歳/主婦)
「仕事で疲れて機嫌が悪いといたたまれなくなる。家に帰ったら気持ちを切り替えて欲しい」(53歳/主婦)
「フキハラ」とは「不機嫌ハラスメント」の略ですが、仕事が大変なのはわかるけど、あからさまに不機嫌な態度をとるのは勘弁!……という悲鳴も少なからず寄せられました。素の部分を見せられるのは家庭や妻の前だけという夫の甘えが見え隠れしますが、ストレスのはけ口にされる妻としてはたまったものではありません。
夫のコミュニケーションのとり方がストレス!
null「LINEを既読のまま返信しないことがある。仕事で忙しくても返信はしてもらいたい」(31歳/主婦)
「夫が無口で何を考えているのかわからない。なんでもないことでも話してほしい」(61歳/会社経営・役員)
「スマホで動画ばかり見て、家族に関心がない。きちんと家族に関心を寄せて、コミュニケーションをとって欲しい」(55歳/主婦)
「優柔不断なので、どっちでもいいといつも言ってばかりで大変に不満を持っています。どっちつかずではなく、じぶんの意見をきちんと出してほしいし、自ら進んで行動もして欲しい」(52歳/主婦)
「何をしてあげても“ありがとう”という言葉を聞いたことがない。心の中で想っていたとしても、口に出して言ってくれないと伝わらないし、とても嫌な気分になります。一言“ありがとう”と言えば済む。ただそれだけです」(61歳/総務・人事・事務)
「いきなり“~して!”という言い方が、なんだか否定されているような感じがして、ストレスを感じます。言い方を改めて欲しい」(33歳/出版・マスコミ関係)
「話を聞いてくれない。こちらが話しかけると“うるさい”と言う。それなのに後になって“なんで相談してくれなかったの”と言う。いろんなタイミングはあるが、こちらにも様々な事情がある。話すとうるさいというので他の人に相談して決めている」(46歳/コンピュータ関連技術職)
自分の意見をはっきり口にしなかったり、逆に、自分の都合ばかりを一方的に押し付けてきたり、夫とのコミュニケーションに困難を感じている人も多いようです。家庭や夫婦の問題は話し合いで解決……といきたいところですが、相手の態度によってはそれもままならず、非常に悩ましいところです。
夫のちょっとしたしぐさがストレス!
null「ポテトチップスを食べるとき、食べるたびに指をなめる。 ウェットティッシュなどで指を拭くか、食べ終わるまで指を舐めないでほしい」(58歳/その他)
「トイレの蓋をあげっぱなしでストレス。なるべく何回も言わせないでほしい」(57歳/主婦)
「お風呂からあがると朝までずっとパンツ一丁なのがストレス。薄手のパジャマを着てほしい」(58歳/会社経営・役員)
「何度注意しても、大きい音で鼻をかむ。びっくりするし、ご近所にも聞こえていると思うので、優しくかんでほしい」(38歳/主婦)
「朝起きると、ありえないくらい酷いおならをする。チクチク言ってみるがきかない」(40歳/主婦)
食事の仕方から生理現象まで、夫の一挙一動にイライラが止まらない! おうちでリラックスして過ごすにしても、デリカシーに欠けてパートナーを幻滅させるような行為は慎んでほしいものですよね。まさに親しき仲にも礼儀ありです。
その他、夫のこんな言動に妻はストレスマックス!
null「トイレットペーパーを少しだけ残して新しいのに付け替えないこと。何度も言っているが面倒なのか偶然なのか毎回少しだけ残されているので、暗黙の嫌がらせなのかと邪推してしまうのでやめてほしい」(49歳/主婦)
「家にあるものを食べ尽くしてしまう。日々の買い物も仕事の合間で時間がとられるし重いし、まとめ買いについてきてもらう」(43歳/主婦)
「せっかちなので、何をするのにもバタバタとせわしないところ。予定時間よりもだいぶ前に用意が終わっていてこっちが焦るので、わざと予定よりも遅めの時間を伝える」(58歳/主婦)
あれ、私いつの間にアンケートに参加したっけ……なんて思わず共感してしまった人も多いのではないでしょうか。
「結婚前は両目で相手を見て、結婚後は片目を閉じよ」という格言があります。心穏やかに結婚生活を送るためには、ある種のスルースキルも必要かもしれませんね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。