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【クローゼット収納】「洗濯物をたたむのがキライ」な整理収納アドバイザーが考えた、「洗濯と収納のルール」とは…

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kufuraの動画記事でも人気の整理収納アドバイザー・矢澤茜さんに、ご自身の「収納ルール」について教えてもらう企画第2弾。今回は「洗濯とクローゼット収納」について教えてもらいました。

洗濯は家族がいると毎日行わなければならない家事のひとつ。そもそも「洗濯物をたたむのが苦手……」という矢澤さんが考えたルールとは?

「掛ける収納」で時短&一目瞭然の明快クローゼットに!

矢澤さんの収納の根本にあるテーマは「時短」。洗濯物をたたむことが苦手だったという矢澤さんは、思い切って「たたんでしまう」という行為そのものを省くことを考えました。

そこで辿り着いたのが「掛ける収納」。衣類をハンガーに掛けたまま収納することで、たたむ手間を省いて時短できるように。さらに、着たい服がすぐに見つかるようになったので、コーディネートを考える時間の時短にもつながったそうです。

「クローゼットの中に規則性がなく、ゴチャゴチャしていると着たい服がすぐに見つからず、コーディネートするのに時間がかかることがストレスでした。理想は、何がどこにあるかひと目で分かるクローゼット。そこで衣類を全て掛けることで、服の見える化を追求したんです」(以下「」内、矢澤さん)。

◆ハンガーに掛けて干して、そのままクローゼットへ

「衣類はハンガーに掛けて干して、乾いたらベランダからそのままクローゼットへ直行! 洗濯物をたたむのがキライで、たたむ時間がもったいないなと思っていたので、これで随分ラクになりました。

たたんで収納していた時は、服が重なってどこにどれがあるかパッと分かりませんでしたが、今はトップス、スカート、ボトムス、全てハンガーに掛けて収納しているので、ショップで洋服を選ぶように着たい服を探せます。結果として時短にもつながりました」

ハンガーは同じ種類で揃えることで、クローゼットの中がスッキリ。これなら、着たい服がどこにあるか一目瞭然ですね!

◆1週間分のコーディネートをセットしておく

矢澤さんは、時間のある時に1週間分のコーディネートを考えて、上下セットにして掛けておくそう。

「以前は、服はたくさんあるのに、コーディネートが決まらず、朝遅刻してしまうこともありました。そこで余裕のある週末に、1週間分のコーディネートをまとめて組んでおきます。毎日着る服が決まっているので、平日の朝忙しい時でも悩まないで済みますし、無意識で同じ組み合わせを選ぶことも自然と減って一石二鳥です」

◆伸びやすいニットもハンガーに掛けて収納できる

伸びやすいニットはハンガーに掛けて収納するのは難しいのでは?と思いましたが、矢澤さんは掛け方を工夫して、ニットもハンガーに掛けて収納していました。

「通常のようにニットの中にハンガーを通さず、ニットは縦半分に折ってからハンガーに掛けます(動画参照)。こうすると重さが分散されるので、生地が伸びることなく、ニットもたたまずに収納できるんですよ」

◆ベルトは吊るしてデッドスペースを上手に活用

衣類だけでなく、ベルトも掛けて収納するのが正解。矢澤さんは突っ張り棒を使って、壁際のデッドスペースをベルトの収納エリアに変えていました。

「突っ張り棒にS字フックを掛けて、そこにベルトを吊るしています。ベルトは丸めて収納するとかさばりますが、これなら壁際に吊るせてスマート。掛けるだけなので、着脱もラクなんです」

◆衣替えはシーズンごとに掛ける場所を変えるだけでカンタン!

掛ける収納の良いところは、衣替えも簡単なところと矢澤さん。

「オンシーズンの服は中央に、オフシーズンの服は端に移動するだけなので、衣替えは数分で終了! 以前、たたんで収納していた時は、衣替えに時間がかかっていたので、衣替えをしなくてもいいクローゼットを目指しました」

収納ルールを作ったら、家族も衣類を自分で管理するように

矢澤さんは、夫と19歳の娘、17歳の息子との4人暮らし。忙しい日々の中で、自分だけではなく、家族の洗濯物の収納にもひと工夫していました。

「子どもたちは大学生と高校生なので、自分のものは自分で管理したい年頃に。そこで、決まった場所にランドリーボックスを置いて、お互いに洗濯物をやりとりするシステムを考えました。

夫は私と同じクローゼットなのですが、私よりも夫の服の方が多いくらい。掛ける収納にしたことで、夫が自分が持っている服を把握できるようになり、以前は似たような服を何着も買ってきていましたが、今は余分な服を買ってくることが減りました。さらに、着ていない服を自分で把握できるようになったので、着なくなった不用品は自分で処理してくれるようになったんです」

◆子どもたちの洗濯物はランドリーボックスを使用

「子どもたち専用のランドリーボックスを置き、子どもたちが洗濯して欲しい衣類を入れておくと、私が洗って、子ども部屋の前にあるランドリーボックスに入れておきます。そうすると、子どもたちが自分で取り出して衣類をたたみ、自分のクローゼットに収納してくれるので、結果として私の手間も減りました(笑)」

自分の衣類を管理することを身につけて欲しくて始めたこの洗濯システム。今ではすっかり子どもたちの習慣になっているそうです。

◆夫の靴下は仕事用と普段用に分けるだけ

「夫の靴下は、仕事用と普段用の2種類にざっくり分けて、長さで分類して入れておきます。私も入れるだけでラクなうえ、履く時に仕事用と普段用で間違えることがなくなって、忙しい朝でも迷わないと、夫も喜んでくれています」

掛ける収納にした結果、忙しい朝のストレスが減りました

最後に矢澤さんに、衣類の収納ルールを見直して一番良かったことを聞いてみました。

「私は本当に洗濯物をたたむのがキライで、たたむのが面倒でそのまま山になっていることもあったんです。そこで、思い切ってたたむことをやめて「掛ける収納」にしたら、驚くほど洗濯が億劫じゃなくなって、部屋が散らかることもなくなりました。

一番変わったのは“時短”につながったこと。仕事を始めて忙しくなり、特に朝は時間との勝負。そんな時に、悩まず着て行く服をサッと選べるので、ストレスが減り、気持ちに余裕ができました。季節ごとにおしゃれをするのも楽しくなりましたね!」

気付くとパンパンになって、どこに何があるのか分からなくなりがちなクローゼット。収納法を見直したことで、劇的に生活が快適になったという矢澤さん。おうち時間の長い今、矢澤さんのテクを参考に、クローゼットの中を見直すチャンスかもしれませんね。

【取材協力】

矢澤茜

整理収納アドバイザー。インテリアコーディネーター。神奈川県厚木市で夫、子供2人と暮らす。「おうちも心もシンプルに」をテーマに、スッキリと見せる効率的な整理収納やインテリアコーディネートのコツを教える。ブログ『A+organize』https://ameblo.jp/a-organize/、インスタグラム@a.organizeが人気。

 

取材・文/岸綾香

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