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桃缶丸ごと使ってジューシー! ピーチアイスクリームの作り方【簡単!もむだけアイスレシピ】

今回紹介するのは、「ピーチアイスクリーム」。桃の缶詰を丸ごと1缶使って作るので、桃の果肉がとってもジューシー! 大人も子どもも大好きな味です。

お菓子・料理研究家の森崎繭香さんが教えてくれるレシピは、驚くほど簡単。「手作りするのは難しそう……」と思いがちですが、「もんで凍らせるだけ」でおいしい自家製アイスクリームが完成します!

ピーチアイスクリームの作り方

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【材料】(2人分)

・白桃(缶詰)・・・1缶(250g)

・白桃のシロップ(缶詰)・・・50cc

・砂糖・・・大さじ2

・生クリーム・・・100cc

※桃の缶詰は白桃でも黄桃でもお好みでOK! 今回は白桃を使用しています。

【用意するもの】

ジッパー付き保存袋・・・1枚

※ジッパー付き保存袋は、冷凍保存用のものを使用してください。

【作り方】

(1)保存袋に白桃を入れて、よくもむ。

汁気を切った白桃を保存袋に入れて、よくもみながら粗く潰します。少し果肉が残るくらいの粗めのペースト状になったらOK! 缶詰によっては果実が軟らかめ、硬めがあるので、様子を見ながら潰しましょう。

(2)白桃のシロップ、砂糖、生クリームを加えて、よくもむ。


保存袋に白桃のシロップ、砂糖、生クリームの順で加えます。白桃のシロップは全部入れてしまうと水分が多くなり、シャリシャリしたかき氷のような食感になってしまうので、きちんと計量して加えるのがポイント。シロップを少量加えることで、桃の風味がさらにアップしますよ!

もむ動作には、「泡立て」と同じ効果があります。生クリームを泡立てるようなイメージで、袋の中で何度も空気と触れ合うようにしてよくもんでおくと、ふわふわしたなめらかな食感のアイスクリームに仕上がります。

(3)バットにのせて、冷凍庫で凍らせる。

保存袋の空気を抜いて口を閉じ、平らにしてバットの上に置き、冷凍庫で1時間冷やします。アイスクリームは薄い形状にして、熱伝導のよいステンレスのバットの上などに置いて冷やすと、早く凍らせることができます。

(4)1時間経ったら、よくもむ。

途中で冷凍庫から取り出し、よくもむのがポイント。冷凍庫で冷やしっぱなしにするよりも、少し凍ったところでもう一度よくもんで、袋の中で空気に触れている面を変えてあげると、よりなめらかな口溶けのアイスクリームに仕上がります。

(5)もう一度、冷凍庫で1時間凍らせる。

さらに1時間凍らせたら、最後に再度軽くもみます。アイスクリームディッシャーなどですくって器に盛り付けたら、できあがり! あれば、仕上げにミントの葉をトッピングするとさわやか♪

桃缶を丸ごと1缶使っているので、桃の果肉たっぷりでとってもジューシー! 少量加えたシロップで、桃の風味がさらにアップ。なめらかな口溶けの中、時々シャリッとした軽い食感も楽しめます。

缶詰の桃は手で簡単に潰せるので、まさに「もむだけアイス」にぴったり。1缶丸ごと一気に消費できるので、もらった缶詰が余っている時などにもおすすめです。パイナップルやみかんの缶詰で作ってもおいしいですよ。ぜひ、試してみてくださいね。

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com

2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com

取材・文/岸綾香

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