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こうはなりたくない…「同僚からの人望ゼロ」な人の特徴を調査。人のふり見て我がふり直す!

仕事を選ぶ上で重要視すべきはやはり賃金。さらには福利厚生や仕事のやりがいなども考えて吟味するものの、いざ働いてみると同僚との“人間関係”に悩まされる。そんなケースは少なくありません。自分にとってストレスとなる人が同僚にいると、せっかくやりがいのある仕事でも辞めたくなることもあります。

そこで今回『kufura』では、20~40代のはたらく女性199人にアンケート調査を実施。自分にとってストレスとなる「人望がない同僚」の特徴を教えてもらいました。

偶然?名指しされる“50代”というキーワード

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今回アンケート調査の対象となっているのは20代~40代。そのためか、はたまた偶然なのか、“50代”と明言する意見が目立ちました。対象者にとって多くは先輩であり上司であることが理由なのでしょうか……?

「自分のミスを認めず言い訳ばかり言い、最後には逆ギレをしてしまう50代女性の人」26歳/その他)

「50代男性。業務上でのミスの後、周りから改善点のアドバイスをもらっても、改善しようとする意欲・意識がない」32歳/その他)

「オラオラ系で自信たっぷりな50代の男性。助けてやってるアピールはすごいのに、いざっていう時には何もしてくれない」48歳/その他)

「製造統括部の50代の部長。本人は二日酔いで出社するくせに、部下の小さなミス一つで2時間説教する」30歳/総務・人事・事務)

世代的なことで言えば50代は、ちょうどバブル景気の前後に入社したいわゆる“バブル世代”。一方その下の40代は氷河期入社で、就職にとても苦労した世代です。単純に入社した数の分母が大きいので、厄介な人が目立つのかもしれません。

意見したくても言えない…人望のない上司が目に付く理由

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もちろん人望がない上司は50代とは限りません。年代の名指しがない場合でも、“上司”というキーワードは多くあがりました。

「直属の上司。報告や相談をしないと怒るが、相談しても“私は知らない”と言って相談にならない」36歳/その他)

「何を聞いても“確認する”としか言わない上司。自分なりの意見を持って行動してほしい」30歳/営業・販売)

「30代の上司ですが、自分のことしか考えずに行動するため、周りを見ず迷惑な言動が多いです。余裕がなくなると声が大きくなりため息ばかりつくのでうんざりしています」35歳/金融関係)

「周りの目を気にしすぎて、内部の人間の頑張りや苦労をないがしろにする上司」27歳/公務員)

同期や後輩なら意見できても、上司となるとそうはいかない。日本の会社は、まだまだそういった上下関係を重視する職場が多いのでしょうか。だからこそ上司という立場になると、自分が間違っていても指摘したり怒ってくれる人が少なくなる。そうして知らず知らずのうちに人望を失ってしまうのかもしれません。

一緒にいると士気が下がる「仕事をサボる」

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ここからは年代や立場に限らず、人望がない人の特徴ごとに寄せられたエピソードを紹介します。まずはシンプルに「仕事をサボる」タイプ。一緒に仕事をしていると士気も下がるし自分の仕事量も増える。いいことがありません。

「命令ばかりしてきて自分がラクしようとする」42歳/主婦)

「自分の嫌な仕事から逃げて、ラクばかりしようとする上司」38歳/出版・マスコミ関係)

「全て人任せで、私語が多い。大した仕事してないのに、忙しいふりばかりする」35歳/公務員)

「自分は全然動かず、人にやらせるのに自分もできていない時がある。さらに他者の文句だけは人一倍言う」38歳/その他)

仕事を人に任せること自体は決して悪いことではありません。しかし人に任せて自分だけがラクをしているように見られると、“サボっている”と人望を失うことも多いようです。

かといって人に任せられず、必要以上に仕事を抱えることが必ずしも良いとは限らないですよね。相手を嫌な気持ちにさせずに仕事を任せる、そんなスキルを身につける必要があるのかもしれません。

聞いているだけで嫌な気分になる「悪口を言う」

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職場に限らずどんなシーンでも、度が過ぎる悪口や陰口を耳にするのはいい気分はしません。とはいえ自分でも無意識に悪口や陰口を言ってしまうことは、誰にでもあると思います。つい周りに乗せられてしまわないよう、気を付けたいものです。

「口はうまいけど、陰で他人の噂話をたくさんしているので嫌い」41歳/その他)

「影で人の悪口を言う。それでいて自分がすごく出来る人だと思っている。他の人のカバーがあって出来ているのに見えていない」36歳/公務員)

「口だけで行動が伴わない。悪口ばかりで雰囲気も悪くなる。そんな人には力を貸したくなくなる」34歳/その他)

確かに“口だけで行動が伴わない”人は、ただ悪口を言う人よりもさらに人望が無くなる可能性があります。人のことを悪く言うならそれと同じくらい、むしろそれ以上に結果を出さないと、人望はなくなる一方です。

「ちょっとした気配りがない」のも人望をなくす原因に!

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挨拶はもちろん他人へのちょっとした気配りがない人も、人望をなくす原因となるようです。上司や部下に限らず、同じ職場であればとりあえず全員に挨拶をする、といった姿勢が正解かもしれません。

「挨拶をしないし無愛想。自分の仕事は適当で部下に任せてサボりばかり」30歳/その他)

「なにをあげてもまったくお返ししたりしない人」44歳/その他)

「挨拶を返さない、笑顔がない。それだけで近づきたくないと思う」36歳/技術職)

「とにかく自分優先。エアコンの温度や換気など、職場全体ではなく自分の快適なように設定する」48歳/総務・人事・事務)

エアコンの温度は人によって快適なラインが異なるため、不満が溜まりやすいのはあるあるです。周囲の人が今、どう感じているかに気づけるかが、人望を獲得できるかどうかの境目にもなりうるようです。

 

今回改めて感じたのは、やはり上司という立場の難しさ。立場が上になればなるほど間違いを指摘する人がいないので、気が付いたら“裸の王様”となってしまうリスクがあるようです。自分がその立場になったらより一層、自らの行動を顧みることが重要です。

身に覚えが少しでもある人は、次回の記事でご紹介する「人望あふれる同僚の特徴」を参考に、今後の行動を工夫してみてはいかがでしょう? 周りからの見られ方がきっと変わるはずです。

高山恵
高山恵

東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。

執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。

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