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体を芯から温める!ヘルシー&スタミナ満点の「納豆チゲ」太らない・もたれない! 松田美智子の真夜中ごはん#8

多忙な師走、全速で駆け抜ける自分にエネルギーチャージしませんか? 納豆と豚バラの無敵たんぱく質コンビを、キムチとあさりがピリッと最強アシスト。

体を芯から温めて、今日の疲れをリセットしてくれる今冬のいちおし鍋です。

残業で晩ご飯を食べそびれた夜更けに、あるいは子供たちを寝かしつけてからゆっくりと。そして時には、夫の帰宅を待って「お疲れさま」の晩酌とともに。料理研究家の松田美智子さんから、さっと用意できてしみじみとおいしい1日の“シメごはん”の提案です。

うま味を吸う食材と、うま味を強める食材がおすすめ

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豚バラ肉、キムチ、納豆をベースに、あとは好きなものを入れてOK。豆腐のかわりにじゃがいもなど、濃厚なうま味スープを吸収するもの、あるいは塩辛などうま味をさらに増強するものを使うのもおすすめです。白菜は茎と葉では火の通りに時差があるので切り分けておき、葉は最後にのせる程度がおいしく仕上がるコツです。

「おみそは豆みそがあればベター。コチュジャンや一味唐辛子で辛味をプラスしてもおいしです。シメが欲しいようでしたら、ご飯にそのままスープをかけていただいてもいいですし、おもちやラーメンも手軽です。

スープが残ったら、翌朝、溶き卵で雑炊に。お腹がじんわり温まりますよ」(松田さん)

納豆チゲ風鍋の作り方

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材料(2人分)

【A】

にんにくのみじん切り 大さじ1/2

しょうがのみじん切り 大さじ1

ごま油 大さじ1

 

豚バラ肉 200g ひと口大に切る

キムチ 1カップ分 ひと口大に切る

納豆 1パック

片口いわし(乾物) 1/3カップ分

 

【B】

酒 大さじ3

チキンスープ 4カップ

 

ねぎ 1本 縦半分に切って芯を除き、3cm長さに切る

えのきたけ 1P 石突きを除いておく

白菜(小さめ) 3〜4枚 茎と葉に分け、ひと口大に切る

豆みそ(普通のみそで可) 大さじ2〜3

木綿豆腐 1丁 軽く水を切っておく

塩・こしょう 各少量

作り方

【A】(にんにく・しょうがのみじん切り、ごま油)を土鍋に合わせて中火にかける。香味が立ったら豚バラ肉を加えて炒め、キムチ、納豆を加えてよく炒める。

片口いわしも加え、あさり、酒、チキンスープも加える。

煮立ちを待って、えのき、白菜の芯を加えてさっと煮る。味を見て豆みそを加え、さっと煮る。

豆腐を手で大きめにちぎって加え、蓋をして23分煮る。

白菜の葉先を加えて出来上がり。煮えばなをハフハフと召し上がれ!

 

 

動画・写真撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

 

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

 

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