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アンチョビをまとった「焼き野菜のマリネ」 もたれない・太らない!松田美智子の真夜中ごはん#2

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今回の“真夜中ごはん”は、罪悪感はゼロ、満足度たっぷりの「焼き野菜のマリネ」です。

残業で晩ご飯を食べそびれた夜更けに、あるいは子どもたちを寝かしつけてからゆっくりと。そして時には、夫の帰宅を待って「お疲れさま」の晩酌とともに。料理研究家の松田美智子さんから、さっと用意できてしみじみとおいしい1日の“シメごはん”の提案です。

高たんぱく質・低カロリー。炭水化物は控えめに、旬の野菜はたっぷりと。冷蔵庫の残り食材も生かし、ついでに朝食の作り置きにもなる無駄なくおいしい一皿で、明日の元気をチャージしましょう。

冷めてもおいしい!多めに焼いて作り置きしたい「焼き野菜のマリネ」

「理(ことわり)」を「料(はか)る」と書いて「料理」。食材の性質を知って下ごしらえにちょっと手をかけ、調味の「さしすせそ」(砂糖・塩・酢・しょうゆ・みそ)の順番を守ること。そしてちゃんと味をみること。そんな“料理の科学(決まりごと)”を守って調理すれば、必ず納得の味に仕上がると松田さん。

今回の「焼き野菜のマリネ」は、そんな松田流フィロソフィーを代表する一品。旬を迎えた根菜の濃厚なうまみを最大限に引き出すグリルでいただきます。オーブンや魚焼きグリルに入れて、焼き上がりを待つ間、他のことができるのも利点です。

「これは下ごしらえがすべて。

・火の通りを考えて切り分けること

・形が崩れないように耐熱皿に並べること

あとはマリネして焼くだけです。甘いかぼちゃはアンチョビがたくさん付いているとおいしいので、ちょっと多めに絡めてもいですね。オリーブオイルがしっかりうまみを閉じ込め、乾燥から保護してくれるので冷めても美味。多めに焼いておくと、翌日さっと炒めて肉料理のつけ合わせや、あるいはカレーの具材などにも重宝します」(松田さん)

焼き野菜のマリネの作り方

材料(3〜4人分)

ごぼう 1本(約30cm)

れんこん 細めのものを1本

ねぎ 1本

ミニトマト 10個程度

かぼちゃ 小さめのもの1/8個

にんにく(すりおろす) 小さじ1

アンチョビ(みじん切りにする)大さじ1

オリーブオイル 1/4カップ

白こしょう 少量

作り方

ねぎは楊枝で全体に穴を開け、5cm長さに切り揃える。ごぼうは皮ごと洗い7cmに切り揃え、スがあれば縦半分に切ってスを除いて全体の大きさをあわせる。

れんこんは皮ごとよく洗い、縦半分に切って切り口を下にしてまな板に置き、ペーパータオルをのせて皮ごと叩いて粗く崩す。ミニトマトはヘタごと洗い水気を抑える。かぼちゃは種とわたをスプーンなどで丁寧に除き、2cm厚さに切る。

にんにく、アンチョビ、オリーブオイル、白こしょうを混ぜ合わせる。

オーブンウエアーに野菜を入れ、アンチョビオイルを全体に塗るように絡ませて10分ほど置いてなじませる。

250度に予熱したオーブンで10〜15分ほど焼く。魚焼きグリルをしっかり予熱し、マリネした野菜を小分けにして焼いてもOK。

 

翌日は家族で食べたいお野菜の一皿、ぜひお試しあれ。

動画・写真撮影/鍋島徳恭


 

松田美智子(まつだ みちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

 

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

松田美智子(2018)「丁寧なのに簡単な季節のごはん 松田美智子料理教室 絶対の定番(小学館)

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