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納豆×シャキシャキ野菜で体がよろこぶ「納豆サラダ」 太らない・もたれない!松田美智子の真夜中ごはん#5

今年も残すところ2カ月を切りました。仕事に家庭に忙しなく、「“料理”はしたくないし、軽めに済ませたい」という夜もあるはず。そんな時にぴったりなのが、納豆と好きな野菜を合わせて梅干しドレッシングでまとめるお利口サラダ。

高たんぱく質で低カロリー。乾いた体と肌への水分補給にもなります。食べ過ぎを気にせず、好きなだけ食べられるのも嬉しいライトな一皿です。

残業で晩ご飯を食べそびれた夜更けに、あるいは子供たちを寝かしつけてからゆっくりと。そして時には、夫の帰宅を待って「お疲れさま」の晩酌とともに。料理研究家の松田美智子さんから、さっと用意できてしみじみとおいしい1日の“シメごはん”の提案です。

お風呂に入っている間に野菜を冷蔵庫でパリッと!「納豆サラダ」

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野菜をさっと洗って切り、納豆、梅干しドレッシングと合わせるだけで抜群においしいサラダになるのですが、ここで手抜きしちゃいけないのが、野菜の水切り。これを適当にしてしまうと納豆の粘りが水分で緩み、取り返しのつかないべちゃべちゃサラダに……。

「そこで、冷蔵庫を利用しましょう。冷蔵庫の中は乾燥しているので、効率的に野菜をパリッとさせてくれます。

野菜は下ごしらえが終わったら、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫へ。このとき、ペーパーできっちり包まずに口をあけておくのがポイントです。そのあと、ご自身はお風呂に入っちゃいましょう。我が身がサッパリする頃には、野菜もパリッと準備完了しています」(松田さん)

納豆サラダの作り方

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( 材料)2人分

大根 3cm分

きゅうり 1本

レタス 3〜4枚

かいわれ大根 1/2パック

玉ねぎ 1/4個

納豆 1パック

 

<A>

梅干しの果肉 大1個分(包丁で軽くたたく)

しょうゆ 大さじ1

ごま油 大さじ2

米酢 大さじ1

塩・白こしょう 各少量

 

白ごま 大さじ1

作り方

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大根は皮を厚めにむき、繊維に沿って短冊切りにする。きゅうりは縦半分に切り、種をスプーンなどでかき取る。軽く包丁でたたいて2cm大に切る。

レタスはひと口大にちぎり、かいわれ大根は種を洗い出して根を切り落とす。それぞれキッチンペーパーで口を開けたまま包み、冷蔵庫に15分置いて余分な水分を飛ばす。

玉ねぎは繊維を断ち切るように薄切りにして冷水にさらし、ざるに上げて水気を切っておく。絞らないこと。

納豆と<A>を混ぜる。

サラダボールに野菜を合わせ、白ごまを振ってトスし、納豆ドレッシングをかけて、さらに混ぜてからいただく。

動画・写真撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだ みちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

松田美智子(2018)「丁寧なのに簡単な季節のごはん 松田美智子料理教室 絶対の定番(小学館)

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