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「里芋」をごま油で漬けたら、ねっとり濃厚で激ウマでした!【ちょこっと漬け♯55】

料理研究家の沼津りえさんが、旬の野菜を手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、旬の「里芋」を大好評のごま油で漬けてみました。ごま油をまとった里芋はねっとり濃厚で、ヤミツキ必至の後引くおいしさなんです。

大人気のごま油漬け!秋は「里芋」が相性抜群でした

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前回、電子レンジやフライパンを使って、スルッと簡単に皮がむける「里芋の下ごしらえ」の方法を沼津さんに教えてもらいました。

里芋の下ごしらえの方法はこちらを参考に。

→ヌルヌルして皮むきが大変な「里芋」の下ごしらえは、電子レンジ&フライパンがおすすめ【ちょこっと漬け#53】

今回は、この加熱して皮をむいたホクホクの里芋を、ごま油と塩で漬けていきます。(電子レンジで行う場合、中心までしっかり加熱されるよう、加熱時間を調整してください)

「kufuraの動画で大人気のごま油漬け。冬には長ねぎを、夏にはゴーヤーを漬けたら大好評でした。今回は秋のごま油漬けということで、里芋をチョイス。ねっとりした里芋にごま油が濃厚に絡んで……もうたまりません! 秋の夜長の晩酌のお供にもおすすめですよ」(以下「」内、沼津さん)

【材料】(作りやすい分量)

里芋・・・4個(200g)

ごま油・・・大さじ1

塩・・・小さじ1/4

【用意するもの】

ポリ袋・・・1枚

ちなみに、沼津さんのおすすめのポリ袋は、業務用スーパーで購入できる『ポリエチレン袋10号』(0.025×180×270mm)。「適度な厚みがあって、使いやすい大きさ」と、沼津さんのイチオシです。

【作り方】

(1)加熱した里芋をひと口大に切る

加熱して皮をむいた里芋を用意し、食べやすい大きさに切ります。

(2)里芋、ごま油、塩をポリ袋に入れる

ポリ袋に、里芋、ごま油、塩を入れます。

(3)優しく全体をなじませる

里芋を潰さないように、優しくもんで全体をなじませます。全体がなじんだら、空気を抜いてポリ袋の口を結びます。

(4)冷蔵室で30分以上置いたら、できあがり!

冷蔵室で30分以上置くと、漬けるほど里芋にごま油がなじんでいきます。保存期間は冷蔵で4〜5日を目安にしてください。

パクッと食べると、ごま油が絡んだ里芋がねっとり濃厚! シンプルな味付けなので、里芋の甘味がしっかり引き出されているのを感じます。これはちょっとした箸休めにも、お酒のおつまみにも、お弁当のおかずにもぴったりです。

「粗挽き黒こしょうを仕上げに振るとピリッと味が引き締まります。ごはんに混ぜれば、即席里芋ごはんにもなりますよ!」

とっても簡単なので、里芋料理をする時は多めに下ごしらえをして、少し漬けておくのがおすすめです。

次回は、きのこの中でも特に優秀なお助け食材「えのき茸」を使って、自家製なめたけを作ります。

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。Instagram@rienumadu

 

取材・文/岸綾香

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