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レンチン調理も保存もできるシリコーンバッグ「Zip Top(ジップトップ)」最高!台所の負担が激減【本日のお気に入り】

料理は好きだけれど時間は有限。なるべく短時間でおいしいごはんをつくりたいし、必要最小限の道具で調理したい。そんなふうに考える筆者が「もっと早く出会いたかった」と感じている調理道具があります。それはシリコーンバッグの『Zip Top(ジップトップ)』。

ジップ式で、これ一つで保存も調理もでき、繰り返し使えるエコな容器です。似たようなアイテムは他にもありますが、『Zip Top』の魅力は使い勝手が多彩なこと! 大袈裟ではなく、もう『Zip Top』のない世界には戻れなくなってしまいました。

シリコーンバッグ『Zip Top』とは?

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『Zip Top(ジップトップ)』「ディッシュ」はS 2,310円、M 2,750円、L 3,410円(すべて税込み)の3サイズ。筆者はLサイズを購入しました。

『Zip Top』は、2017年にアメリカで生まれたブランドです。BPA、鉛、フタル酸エステル、PVCを使用せず、アレルギーを引き起こしにくい100%プラチナシリコーンを採用。マイナス30度〜220度までの耐熱・耐冷機能を備え、冷凍・冷蔵・電子レンジ・食洗機にも対応し、保存はもちろん調理にも活躍します。さらに繰り返し使えるので、エコなアイテムとしても知られます。

こうしたシリコーンバッグは他にもありますよね。ただ、『Zip Top』が一味も二味もちがうのは、“扱いやすさ”と“凡庸性の高さ”。『Zip Top』の「ディッシュ」(Lサイズ 税込み3,410円)使い、感じた魅力をご紹介します。

『Zip Top』の使い勝手がいい理由

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「もう一品」の調理道具になる

ブロッコリーは約1分、トウモロコシなら約5分、ジャガイモは1/2や1/4に切って約5分(すべて電子レンジ600Wでの加熱)。
蓋の中央だけを閉めて、電子レンジへ。
『Zip Top』で茹でたブロッコリーとジャガイモを入れた、ある日のお弁当。

耐熱性シリコーンバッグの魅力の一つが、電子レンジ調理に使えること。

そこで筆者は、ブロッコリーやトウモロコシ、ジャガイモなど、ふだんなら鍋で茹でる野菜を加熱調理することからはじめてみました。ちょうど夏休みの子どもにお弁当を持たせなければならなかったこともあり、副菜が電子レンジでほったらかし調理できるのはありがたかったです。

ただ、これだけなら別にシリコーンバッグでなくても……というのが本音。『Zip Top』が真価を発揮するのは、ここから!

ボウルのようにも使え、加熱〜保存がこれ一つで完結

Lサイズでマチは約10cm。

『Zip Top』の特徴の一つが、たっぷりとしたマチです。また、生地に厚みがあるので液体を入れても自立し、さらに開口部も広いのでボウルのようにも使えます。

つまりこれ一つで、電子レンジで加熱→調味料を入れる→混ぜる→保存が完結するということ。

筆者がよくつくっているのは、小松菜やほうれん草のナムルです。これまでなら野菜を鍋で茹でてボウルなどで調味し、タッパーにうつして保存……という段階を踏んでいたので、工程も洗い物も減り、家事負担がかなり軽くなりました。

また、『Zip Top』のSNSで見かけたバナナ蒸しパンが美味しそうだったのでつくってみたところ、わが家の朝食やおやつの定番に仲間入り。

つくり方はとっても簡単。ボウル代わりにすべての材料を混ぜたら、電子レンジ500Wで約5分加熱するだけです。シリコーン素材だからか生地が容器にくっつかず、洗い物も少なくてすみます。

材料は、バナナ1本、ヨーグルト50g、卵1個、砂糖小さじ2、ホットケーキミックス100g。
電子レンジ500Wで5分加熱すれば出来上がり。
食べ切れなかったぶんは、シリコーンバッグのまま冷蔵庫へ。

尖った口が注ぎやすい

使い続ける中で、地味に感動しているのが開口部のつくり。サイドが少し尖っているので、狙ったところに注ぎやすいのです。

筆者はこれを活用して、朝食やお弁当のたまご焼きを焼くボウルのように使っています。卵を溶く→調味する→注ぐという流れがこれ一つでできるので、作業がスムーズ。

また、ちょっとしたことですが、液だれしにくいのもうれしいポイント。

たまご液はもちろん、たとえばホットケーキやクレープの生地をフライパンに注ぐのにも便利なのでは?と睨んでいます。

卵を割り、調味料を入れ。
箸などで混ぜて。
細くなっている口を活用して注ぐ。

パスタなど麺類も茹でられる

スパゲッティを半分に折り、水200mlとともに電子レンジへ。600wで約10分加熱しています。

『Zip Top』では麺も茹でられるので、暑さから解放されたい夏場に大活躍! 筆者は平日の1人ランチやパスタ弁当をつくっています。

ただ1点、麺を茹でるときに気を付けていただきたいのは、入れすぎないこと。筆者は「ディッシュ L」に麺200gを入れ、お水も倍量で加熱したところ、途中でお湯が溢れて電子レンジの中がビッシャビシャの大惨事になってしまいました……。

以来、必ず一人分の調理に使っています。

茹であがったところ。
容器が熱いので、布巾などで掴みます。
尖った口から湯切り。

和えるだけでおいしい『生活クラブ』のトマトパスタソースを加えたところ。

ちょっとお行儀は悪いですが、忙しい日は湯切りしたところにパスタソースを和えて、そのまま食器代わりにすることも。

公式サイトによると、ジッパーをしっかり閉めればお弁当箱のようにも使えるとのこと。ただし、密封・密閉容器ではないので、容器を圧迫しない、倒さないなど、持ち運びには注意が必要です。ビジュアルや環境が許せるのなら、朝つくったパスタ弁当をそのまま持っていくこともできてしまう??

サイズや形ちがいで揃えたい

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自立するので、干しておきやすい。

現在、筆者が持っているのは「ディッシュ L」のみ。ただ、大袈裟でなく、毎日毎食、加熱したり混ぜたり保存したりと、調理にフル活用。台所仕事は格段にラクになりました。

また、ごみも減らしたいので、食材の保存やお買い物にも使えたらいいなあと構想中です。

さまざまな使い方ができる形やサイズがラインナップされているので、気になる方はまず一つ試してみてください。

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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