『モンベル』の子ども用ライフジャケットが水遊びに欠かせない理由
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3年前に購入した『モンベル』「アクアファン Kid’s」(Mサイズ)。
筆者は子どもが3歳のときにライフジャケットを購入しました。というのも、わが子は水が苦手。お風呂で頭を洗うたびに号泣するほどで、プールで顔に水がかかろうものなら大騒ぎ。今ではたのしめるようになりましたが、泳ぎはまだまだ苦手です。
また、わが子は夢中になると、周りが見えなくなるタイプ。子どもは、腰丈にも満たないような浅い場所でも溺れる危険性があるといいます。かといって、危険だからと体験の機会を奪うようなことはしたくない! 安全に思い切り水遊びをたのしめるよう、必要な準備を備えることが大事と考えました。
そこで選んだのが『モンベル』「アクアファン Kid’s」(Mサイズ 税込み5,100円 ※2025年7月現在の価格)です。3年間・3シーズン使い、「水遊びに欠かせない」と感じている理由をご紹介します。
成長に合わせてベルトで調整できる


子どもはぐんぐん成長し、衣類や靴はすぐにサイズアウトします。すくすく育つことは喜ばしい一方で、一度買ったらできるだけ長く使えるとありがたい……というのも本音。
その点、『モンベル』「アクアファン Kid’s(Mサイズ)」は、ベルトを調節することで105cm〜125cmに対応。3歳(身長約95cm)の頃から7歳(身長約122cm)の現在に至るまで着用できています。
安心・安全を担保しながら3年間使い続けていることを考えると、税込み5,100円のモトはしっかり取れたのでは? しかも、まだまだ壊れる様子はありません。
体を包み込むようにフィットする
ライフジャケットを購入する前は、ドーナッツ型の浮き輪を使っていました。浮力には満足していましたが、浮き輪の場合はスポッと体が抜けてしまうことも。すると泳げない子どもはパニックに陥り、たのしいはずの水遊びが怖い思い出に……。

ライフジャケットを使い始めた当初は、水を怖がっていたわが子。これさえ着けていれば浮かべるとわかると、恐怖心も徐々に減り、最終的にはパパと手をつないで遊べるようになりました。
『モンベル』の「アクアファン Kid’s」は、フロントオープンのシンプルな仕様で、バックルと2本のクロッチ(股)ベルトで体に固定します。
ベルトはそれぞれ体型に合わせて長さを調節できるので、しっかり締めると浮力体パーツが体を包み込むようにフィット。ライフジャケットがズレたり脱げたりすることを防ぎます。
「クロッチ(股)ベルト」で万が一の脱落を防げる

後ろから見たところ。クロッチベルトには、クッション性のあるパッドがついています。
ベルトの中でも、とくにクロッチベルトは大事。これにより、入水したときにライフジャケットがずり上がって、体からスッポリ抜けるのを防いでくれます。
クロッチベルトのバックルはフロントベルトと色が違うので、つけ間違いしにくいのもありがたい。
顔が水面から浮く「ピロー付き」

ピローがあるので、体の力を抜いて大の字になればちゃんと顔周りの安全が確保されます。3歳当時(写真)のわが子は、パパのサポート付きで浮く練習。
首の後ろには浮力のあるピロー(枕)があり、顔が水面から浮くようになっています。万が一、流されてしまったときも、顔が浮いていれば呼吸ができ、助けを呼ぶこともできます。
『モンベル』の子ども用ライフジャケットのピローは、広めなつくりも安心できるポイントの一つ。
どこにいても目立つ!

一際、目をひくイエローにしました。
猪突猛進型のわが子。こちらの静止を振り払い、気になった物事へピューッと走って行きがちです。だからどこへいても一目で見つけられるよう、目立つカラーも決め手でした。
『モンベル』の子ども用ライフジャケットは、イエロー、ブルー、レッドの3色。どれもパキッと明るいカラーで、どこにいるかパッとわかりますよ。
プロも選ぶ『モンベル』のライフジャケット
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先日、家族でラフティングをたのしみました。私たちは水上町の「カッパCLUB」さんにお世話になりましたが、レンタル用のライフジャケットは、大人も子どももみ〜んな『モンベル』のもの。しっかり着用できているかガイドさんがチェックしてくださり、安心して川遊びを満喫することができましたよ。

わが子と筆者。ライフジャケットを身につけているので恐怖心よりも好奇心が増し増し! 何度も川に飛び込み、たのしみました。(写真提供:カッパCLUB)
ちなみに子どもが使用したのは「フリーダム Kid’s 85-125」(税込み8,500円)。こちらは肩にもベルトがあり、「アクアファン Kid’s」よりさらにフィットするつくりでした。85cmといえば2歳頃から使えるイメージなので、かなり長く活躍しそうですね。
夏休みに入ったとたん、耳に入ってくる水難事故のニュース。見ず知らずの方であっても、不慮の事故で亡くなられた事実には胸が痛みます。もし、ライフジャケットを身につけていたらーー。二度と戻らない命に“たられば”は通用しません。どんなに浅瀬でも、水のある場所で子どもを遊ばせる際にはライフジャケット着用は必須です。
必要な準備をして、たのしい思い出をいっぱい残しましょう!

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote