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危ない目に遭ってほしくないから…子どもに「危険・怖いと感じたらこうして!」と教えていること

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子どもが大きくなってくれば、一人で行動する場面が増えてきます。親がそばにいない時や、日常の“まさか”というタイミングで子どもが危険な目に遭ってしまうことはゼロとは言えません。そんな時、少しでも子どもが自分の身を守れる行動がとれるよう、教えていることはありますか?

『kufura』では、お子さんをもつ20~50代の女性181人にアンケートを実施。危ない・怖いと感じた時に“こうしてね”と伝えていることをうかがいました。想定されるケースごとに見ていきましょう。

1:知らない人に話しかけられた時

「知ってる人も怪しい世の中ですが、知らない人は絶対に近づかない、ついて行かない、見ないと伝えている」(42歳/その他)

「知らない人につけられたり話しかけられたりしたら、近くのお店やお家に駆け込むように言ってある」(49歳/主婦)

「下校途中などは、子ども110番の家や店をあらかじめ教えておいて、困ったことがあったら、ここのお店やおうちの方に相談するように言っています」(48歳/主婦)

「通学中に知らない人に声かけられたら、大声で叫ぶ」(49歳/営業・販売)

「学校帰りのときは防犯ブザーか走って逃げること」(44歳/総務・人事・事務)

「もし、下校中に知らない人から『お母さんの友達だよ』と話しかけられたら、お母さんはいないって言いなさいと教えてある」(39歳/主婦)

もっとも多く聞かれたのが、下校中など、ひとりでいる時に知らない人に声をかけられた場合。多くの方が近くの家や店に駆け込むよう伝えていました。大声をあげるのも一つの方法ですが、とっさのことで声が出せないとも限りません。防犯ブザーなどのアイテムを持たせて、おうちでも練習しておくといいかもしれませんね。

ただ、あるママからは「引っ込み思案なのでいざという時に知らないおうちに逃げるのが難しいかも……」と心配する声も。“恥ずかしいことじゃないよ”“勇気を出してね”など、ひと言添えてあげるといいかもしれませんね。

「出かけた先でトイレには一人で行かない」(47歳/主婦)

不審者に狙われないためにも、ひとりで行動することがないよう声がけしている方もいました。

2:ひとりでお留守番の時

「家に誰か来ても開けないこと!!!」(47歳/公務員)

「小さい頃、独りで家にいる時に電話が鳴っても出ちゃダメと言っていました。私が用があってかける時には、ワン切りするようにしていました」(56歳/主婦)

「マンション住まいなのですが、親のいない日に知らない人が玄関までついてきたら、自宅ではなく友達の家に行くように言ってあります。同じマンションの子持ちの家庭でお互いに協力しあおうということになっているので」(49歳/主婦)

「もし留守中に火事になりそうになったら、消そうと思わないで、とにかく外に出ろと言っていました」(52歳/主婦)

「鍵っ子だったので人に鍵をあまり見られないようにと言ってた」(50歳/その他)

ひとりでの留守を預けるのは親も心配ですよね。来客や電話にはとにかく対応しない、とルールを設けている人がほとんどでした。万が一、誰かが家までついてきている気配を察したら、近所のおうちに避難……とご近所同士で決め合っている方も。ご近所ぐるみでこうしたサポート体制が整っていると、一層安心ですね。

3:交通ルールについて

「青信号でも、確認しなさい」(59歳/主婦)

「交差点や横断歩道、曲がり角では必ず立ち止まり無理をしないように言い聞かせている」(41歳/主婦)

「今は3歳と1歳なので基本的に子どもだけで過ごすことはありませんが、道路に出る時は『飛び出さないよ』と何度も伝えています。道路を歩くときも『端っこを歩くよ』と呪文のように伝えています」(40歳/その他)

「車には気を付けること、自転車は飛ばさないこと」(47歳/総務・人事・事務)

「自転車に乗っているときに車と接触したら、警察を呼んでもらうよう言いなさいと伝えてます」(45歳/コンピュータ関連技術職)

子どもが小さいうちから、道路=危険な場所、と認識させることは大切ですね。交通ルールが身についてからも、重ねて周囲を注意するに越したことはありません。さらに、自転車に乗るようになれば加害者となる可能性も生まれます。こうしたリスクがあること、事故に遭った場合の対応なども、ぜひ伝えておきたいところですね。

4:電車に乗っている時

「電車などでちょっと変な人だな、と思ったら車両を変えなさい」(49歳/主婦)

「電車でジロジロ見てくる人がいたら目的地じゃなくても降りるように言っている」(44歳/主婦)

「電車で変な人がいたときにはすぐに他の車両にうつる、リュックなどで自分の体をガードする」(38歳/主婦)

「娘が電車に乗るときは女性専用車両に乗るように言っている」(54歳/主婦)

通学や通塾で電車を利用するお子さんもいらっしゃるでしょう。駅間は密室となる電車内でもし不審者に遭遇した場合、ほとんどのママがとにかく車両を変えるように、と話していました。目的地でなくでも、不審に思ったら途中で降りる、リュックなどを盾にして身を守るといったことも有効的と言えそうです。

5:車に閉じ込められた時

「車に閉じ込められたらクラクションをならす」(42歳/主婦)

「まだないが、車の中に閉じ込められたらクラクションを鳴らすように教えていくつもり」(28歳/その他)

「まだ2歳にならない頃、車を中からロックされ大変だったことがあるので、車に乗せると必ず車の中がどんなに危険な状態になるか繰り返し教えた」(59歳/主婦)

今年7月、保育園の送迎バス内に男の子が閉じ込められ、熱中症により亡くなってしまうという痛ましい事故が起きました。ネット上では、もし閉じ込められたらクラクションを鳴らすよう伝えて!というメッセージが広く拡散され、注目されました。

クラクションは普段むやみに触ってはいけないものですが、どういう状況なら音を出していいのか、どのくらいの力で押したら音が鳴らせるのか、説明しながら試してみるといいかもしれません。また、説明が分かる年齢であれば、内側からのロック解除方法を教えておきたいですね。

6:荷物が流された、飛んだ…「あっ!」という瞬間

「海や川でサンダルを片方落としても、バイバイしなさいと伝えている」(35歳/主婦)

「命が、一番だから川とかに何か落としてもとってはだめ」(38歳/主婦)

「傘などが強風で飛ばされても、傘を追いかけずにカッパを着たり、濡れたまま!」(38歳/主婦)

海や川遊びシーンで、脱げたサンダルを追いかけたりすると、そのまま流されて水難事故に遭ってしまう危険が。暴風雨では傘も折れやすく、金属がむき出しになってケガに繋がるかもしれません。命を守るためにも、“落とした、流された、飛ばされたものは追わないで”と念押しで伝えたいですね。

7:地震などの災害が起きた時

「地震のとき外にいたら、ブロック塀から離れて歩くようにと伝えている」(36歳/総務・人事・事務)

「津波が来る前に高いところに逃げる」(42歳/その他)

「今、地震(津波)が起きたらどうする?という声かけをしています。登下校でエレベーターに乗っているときなど、一人で行動することが増えてきたので、こんな時はどうする?と考えさせて、いざという時に行動できるようにしています」(39歳/主婦)

思わぬ災害が起きた時、待ち合わせ場所などご家族で決めていますか? 集合場所としては、通っている学校にしている方が多くいました。その他にも、倒壊しやすいブロック塀には近づかない、海辺に近ければ高台にすぐ逃げる、と過去の震災の教訓を活かしている方が多数いました。日頃から、今地震が起きたら?とシミュレーションしておくことも大事ですね。

 

以上、防犯・防災のために親が子どもに伝えていることでした。

必要以上に怖がらせるのはよくないかもしれませんが、危険なシーンや対処法は具体的に説明すると、子どももイメージしやすいかもしれません。警戒心をもたせて、危機察知能力を育んでいきましょう。

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