あなたは何時に寝ていますか?
null突然ですが質問です。あなたは普段、何時に就寝していますか?
10時より前
10時台
11時台
0時台
1時以降
働いていると、夕方帰宅してからが忙しいですよね。夕食や入浴、子どもの寝かしつけ……などやることに追われ、寝るのは0時過ぎ、という人も多いのではないでしょうか。
就寝時間は人それぞれ……ではありますが、もし、お金が貯まる人と貯まらない人では、大きく傾向が異なるとしたらどうでしょうか?
シリーズ最終回となる今回は、全国の働く主婦280人へのアンケート(調査実施:カクワーズ/概要は下部参照)結果から、貯まる人と貯まらない人で寝る時間にどのような違いがあるかを見ていきましょう。
データ1:働く主婦は、11時台に寝ている人が最も多い
nullQ:あなたは、普段の日の夜は何時ごろに寝ていますか?
働く主婦280人に「普段寝る時間」を質問した結果は上記の通り。最も多かった順に並べると、TOP3は
第1位:11時台・・・33.9%
第2位:0時台・・・23.2%
第3位:10時台・・・18.2%
でした。
11時台までに寝る、つまりその日のうちに寝る人は全体の63.6%。0時以降になってしまう人は、36.4%という割合です。
では、貯まる人と貯まらない人ではどのように違うかを見ていきます。
データ2:貯まらない共働きは、夜0時以降に寝ている!
null普段寝る時間(年間貯蓄額別)
※年間貯蓄額について「答えたくない」と回答した85人は分析の対象外
上のグラフは、同じ質問を年間貯蓄額が100万円以上の働く主婦(貯まる共働き)と、100万円未満の働く主婦(貯まらない共働き)で比較してみたものです。
両者を比較すると、貯まらない共働きは「0時台」が24.5%、「1時以降」は14.7%と、貯まる共働きと比べ明らかに遅く寝ていることが分かります。
特に、「1時以降」では、貯まる共働きと貯まらない共働きの差が開いており、貯まらない人ほど遅くまで起きていると言えます。
一方、貯まる共働きは早寝です。特に注目したいのが、「10時より前」。つまり、9時台までに寝ている人が19.4%とほぼ2割を占めています。貯まらない共働きの9.8%と比べて圧倒的です。
「11時台」はどちらも3割強で差がありません。
この11時台を中心として、貯まる人は全体に早寝、貯まらない人は遅寝と言えるでしょう。
まとめ:お金を貯めたいなら、早く寝るべし!
nullこれまで、数多く貯まる人を取材してきましたが、やはり「夜は早く寝て、朝は早く起きる」という早寝早起きの生活習慣を持っている人が大多数です。
「夜型から朝型に変えて、やりくりが上手くいくようになった」という話は多く聞きますが、逆は一度もありません。
夜遅くまで起きていると、なぜお金に悪影響なのか。
貯まる人はその理由をたくさん挙げますが、主に共通するのは……。
・夜、遅く寝るとそれだけ電気代や冷暖房費がかかる
・お酒やつまみ、娯楽などの出費がだらだら増えてしまう
・ネットをうろうろし、ついポチッと買い物してしまう
・風邪をひきやすくなって医療費がかかる
といった点です。また、寝るのが遅くなると朝起きるのも遅くなります。朝、バタバタと余裕がなくなると、1日中慌ただしく回ることに。時間や気持ちにゆとりがなくなると、やりくりどころではなくなります。
就寝時間を早めることで、夜のムダ遣いが一気になくせることはもちろん、すっきりと早く起きられて余裕のある1日に。
余計なムダが出ない暮らしは、早く寝ることから始まるといっても過言ではないと思います。
「なぜかお金が貯まらない」「家計簿も苦手」という人は、まずは早く寝る生活に整えてみるのがオススメですよ!
調査概要:20代から40代の既婚主婦556人に対し、インターネット調査を実施(2017年6月、全国対象)。調査対象者の中から有職主婦(うち会社員46.1%、パートアルバイト44.6%、他9.3%)280人を抜粋して分析。
調査企画・分析・データ提供:株式会社カクワーズ
※当サイトに掲載のデータ・グラフなど調査データの転載の際は、「出典:カクワーズ」とご明記くださいますようお願いいたします