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苦くない見分け方教えます!ゴーヤーの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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独特の苦味がクセになる美味しさの「ゴーヤー」。栄養たっぷりで、これからの暑い季節にピッタリの食材です。皆さんは、普段ご家庭でどのようにゴーヤーを保存していますか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載59回目は「ゴーヤー」。あのなんとも言えないほろ苦さが、好きな人にとってはたまりませんよね。ゴーヤーは乾燥と湿気に弱いため、意外と保存が難しい野菜です。正しい保存方法をマスターして、シャキシャキの歯ごたえと独特のほろ苦さをしっかり保ちながら長持ちさせましょう。

美味しいゴーヤーの選び方

ゴーヤーは緑色が濃く、小ぶりなわりにずしりと重さのあるものが良品です。表面につやと張りがあり、イボの大きさがそろって密集しているものがおすすめ。イボがはがれていたり、傷ついたりしているものは避けるようにしてください。

・苦味が「強いor弱い」味の好みに合わせて選ぶ方法

ゴーヤーは、全体的に緑色が濃くてイボが小さいものは苦味が強く、反対に緑色が薄くてイボが大きめのものは苦味が弱いと言われています。自分の味の好みに合わせて、ゴーヤーを選ぶようにするといいでしょう。

ゴーヤーの冷蔵保存の仕方

ゴーヤーはタネとワタの部分から傷み始めるため、購入後はすぐにその部分をスプーンでくり抜いてから保存するようにしましょう。

・切り口を下にして保存する

ゴーヤーは洗って水けを拭き取ったら、縦半分に切ってスプーンでタネとワタを取り除きます。切り口にキッチンペーパーをかぶせてからラップで全体を包み、切り口を下にした状態で野菜室で保存します。

ゴーヤーの冷凍保存の仕方

ゴーヤーは薄切りにして、生のまま冷凍することが可能です。少量ずつ使用することができるので、料理に彩りや味の変化が欲しいときのアクセントにもなって便利です。

・薄切りにして生のまま冷凍

ゴーヤーは縦半分に切って、タネとワタを取り除いたら、薄切りにしてそのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍します。冷凍してもくっつかないので、必要な分だけ取り出すことができて便利。炒め物や和え物、フリットなど、凍ったまま調理することができます。

なお、自然解凍してから水にさらし、水けを絞れば生のまま食べることができます。そのままサラダやおひたしなどにしていただきましょう。

ゴーヤーの保存期間の目安

ゴーヤーはタネとワタを取り除いてから保存をすると、冷蔵でも冷凍でも長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

キッチンペーパーとラップで乾燥対策をしっかりすると、野菜室で約8日間保存が可能。シャキシャキの食感も独特の苦みもしっかりキープすることができます。

・冷凍保存の場合の目安

薄切りにしてから冷凍すると、約1カ月間保存が可能です。

簡単レシピ!ゴーヤーのワタとチーズのスクランブルエッグ

捨ててしまいがちなゴーヤーのワタですが、実は果肉よりもビタミンCが多く、栄養もたっぷり。郷土料理の「ゴーヤーチャンプル―」が有名な沖縄では、ワタもしっかり利用してさまざまな家庭料理に変身させています。今回は子どもでも楽しめるように、苦味が気になりにくいチーズ入りスクランブルエッグのレシピをご紹介します。

【材料】

ゴーヤーのワタ・・・1本分

卵・・・2個

牛乳・・・大さじ2

ピザ用チーズ・・・15g

塩・こしょう・・・各少々

バター・・・5g

ケチャップ・・・適量

【作り方】

(1)ボウルに卵を割りほぐし、牛乳、ピザ用チーズを加えて、塩・こしょうをする。タネを取り除いてちぎったゴーヤーのワタを加えて混ぜる。

(2)フライパンにバターを熱して(1)を加え、菜箸等でくるくる混ぜながら火を通す。

(3)好みの固さで取り出し、器に盛ってケチャップを添える。

いかがでしたか? ゴーヤーをしっかりと長持ちさせるためには、まず購入後すぐにタネとワタを取り除くことが大切です。この処理をしたうえで、冷蔵もしくは冷凍保存をしてください。また、簡単レシピでご紹介したとおり、ゴーヤーはワタの部分にもしっかり栄養が詰まっています。今後は捨てずに、さまざまな料理に活用していきましょう。

【参考】
島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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