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包丁にくっつかない薄切りテクも!きゅうりの長持ち保存方法…選び方や冷凍保存の仕方

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カットするだけでそのまま美味しく食べられる「きゅうり」は、とても手軽で、おかずが足りないときなどに活用できていいですよね。ただ、きゅうりは熱にも水にも弱いため、なかなか長くは保存できないのがネック。どうすれば鮮度はそのまま、美味しく保存することができるのでしょうか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載48回目は「きゅうり」。サラダや和え物、酢の物などにそのまま使えるきゅうりは、ストックしておくと意外に便利ですが、上手に保存をしないとすぐにしんなりしてしまうため美味しさも半減。正しい保存方法をマスターして、いつでも美味しくきゅうりをいただけるようにしておきましょう。

美味しいきゅうりの選び方

家で上手に長く保存するためにも、まずは新鮮で美味しいきゅうりの選び方を押さえておくことが大切です。

・イボの様子をチェック

昔から、きゅうりはイボが尖っているものが新鮮だと言われていますが、最近はイボのない品種もあります。基本的には、全体に張りがあってみずみずしく、表面の緑色が濃いものが新鮮です。できるだけ太さが均一のものを選ぶようにしましょう。

きゅうりの冷蔵保存の仕方

きゅうりは正しい方法で保存をすると、イボが尖ったままの新鮮さを保ちながら、最後まで美味しくいただくことができます。

・キッチンペーパーで包んで立てて保存

きゅうりは表面の水分をしっかり拭き取ってから、半分に切ったキッチンペーパーで1~2本ずつ包み、保存袋にまとめて入れます。そのまま、半分に切ったペットボトルなどに立てて、野菜室で保存しましょう。なお、立てるときは枝つきが上になるようにしてください。

きゅうりの冷凍保存の仕方

きゅうりは塩もみしてから、もしくは生のままカットして冷凍することができます。

・塩もみをしてから冷凍する場合

きゅうりは、まず薄い輪切りにして塩で少々もみ、5分ほどおいてから水けを絞ります。1本分ずつくらいをラップで包み、冷凍用保存袋にまとめて保存しましょう。

使用する際は、自然解凍もしくはサッと流水をかけてから水けを絞り、酢の物やポテトサラダなどに活用してください。解凍後のカサは減りますが、コリコリとした新食感が楽しめます。

・そのままカットして冷凍する場合

まずは、きゅうりを縦半分に切り、スプーンなどでタネを取ります。それを薄切りにしてから冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。食べる際は自然解凍するか、凍ったまま炒め物やスープに加えて使ってください。

きゅうりの保存期間の目安

きゅうりは正しい方法で保存をすると、すぐにしんなりすることなく、鮮度はそのまま長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

キッチンペーパーで包んだものを保存袋に入れ、立てて保存をすると、10~14日ほど長持ちさせることができます。必ず野菜室で保存するようにしてください。

・冷凍保存の場合の目安

塩もみしてから冷凍した場合も、そのままカットして冷凍した場合も、それぞれ約1カ月保存が可能です。

ラクワザ!包丁にくっつかずに上手にきゅうりを薄切りにする方法

酢の物やポテトサラダ、ちらし寿司などで大活躍するきゅうりの薄切り。包丁でそのまま切ると、包丁に切ったきゅうりの薄切りがくっついてしまって、ポロポロとまな板からこぼれ落ちてしまうことはありませんか? 次にご紹介する方法なら、包丁にくっつくことなく、簡単きれいにきゅうりを薄切りにすることができますよ。

・爪楊枝を貼り付けるだけでOK!

きゅうりの薄切りを包丁にくっつかないようにするためには、包丁に爪楊枝を1本、セロハンテープで貼り付けるだけでOKです。包丁の側面(右利きの包丁なら、包丁の右側)の下の刃から1cm上の場所に、爪楊枝をセロハンテープで横向きに貼り付けましょう。これだけで包丁にきゅうりの薄切りがくっつかなくなるので、まな板からこぼれ落ちることもなく、ラクにきゅうりを薄切りにすることができます。

いかがでしたか? きゅうりはすぐにしんなりするイメージがありますが、正しい方法で保存をすれば、新鮮さはそのまま冷蔵庫で長持ちさせることができます。塩もみをして冷凍しておけば、サラダや酢の物などにすぐに使えて便利。冷蔵保存と冷凍保存を上手に使い分けながら、最後の最後まできゅうりを美味しくいただきましょう。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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