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実は冷凍しても便利!オクラの長持ち保存方法…選び方のコツや冷凍保存の仕方

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ネバネバとシャキシャキの食感が病みつきになる「オクラ」。スーパーなどで1年中いつでも手に入れることができますが、夏から秋にかけてのこれからの季節が旬です。オクラは栄養価が高く、夏バテ予防にもピッタリなので、特に今の時期は食卓にもどんどん取り入れていきたいところ。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載54回目は「オクラ」。オクラは低温と乾燥に弱く、かなり傷みやすい野菜ですが、正しい方法で保存をすればきちんと長持ちさせることができます。鮮度をしっかりキープして、最後まで美味しくいただきましょう。

美味しいオクラの選び方

オクラは表面に生えている白い産毛が鮮度の目安。購入の際は、びっしりときれいに産毛で覆われているものを選びましょう。全体に色鮮やかで、緑色の濃いものがおすすめです。あまり大きすぎるものは、育ちすぎていて苦味が強く味も落ちるので、避けるようにしてください。

オクラの冷蔵保存の仕方

オクラは寒さと乾燥に弱いので、5度以下の場所に置くと低温障害で黒ずんでしまいます。冷蔵庫の冷気が直接当たらないようにして保存しましょう。傷みやすいので、すぐに使わない分については即冷凍がおすすめです。

・ペーパーで包んでから保存袋に

オクラは水けを拭き取ってからキッチンペーパーでまとめて包み、保存袋に入れて保存しましょう。

オクラの冷凍保存の仕方

オクラは産毛を取り除くために、塩もみをしてから水で洗い流し、そのまま丸ごともしくは小口切りにしてから冷凍します。

・そのまま丸ごと冷凍する場合

オクラは塩もみをしてから水洗いをし、産毛をしっかり取り除きます。水けを拭いて、そのまま向きをそろえて冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。食べる際は、凍ったまま加熱調理をしてください。煮物や炒め物、天ぷらなどに活用するといいでしょう。

また、凍ったままカットができるので、小口切りにして納豆や冷奴にのせるのもおすすめ。オクラは5分くらいで解凍できるので、盛りつけて食卓に出したらすぐに食べられます。生のままでも、解凍するとゆでたときと同じような食感になるので美味しくいただけます。

・カットしてから冷凍する場合

そのまま冷凍するときと同様、塩もみをしてから水洗いをします。水けを拭き取って小口切りにし、冷凍用保存袋に平らに入れましょう。自然解凍すれば、そのまますぐに食べられます。和え物やみそ汁、麺類のトッピングなどに必要な分だけ使えて便利です。

オクラの保存期間の目安

オクラは傷みやすい食材ですが、今までご紹介した方法で上手に保存をすれば、あの特有のネバネバと美味しさもしっかりそのまま長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

ペーパーで包んでから保存袋に入れれば、1週間ほど長持ちします。しっかりと寒さ対策をして、なるべく早めに食べましょう。

・冷凍保存の場合の目安

オクラを冷凍した場合は丸ごとなら約1カ月間、カットしたものは2~3週間保存が可能です。生のまま丸ごと冷凍することができるので、すぐに使う予定がない場合は、まとめて冷凍してしまいましょう。

みんなの疑問Q&A「オクラは生のままでも食べられるの?」

Q:オクラは下ゆでしなくても、生のまま食べられるのでしょうか?

A:オクラは生でも食べられる野菜ですが、その際は必ず下処理が必要になります。ヘタやガクを取り除いたら、塩を振ってまな板の上でゴリゴリ転がして板ずりをし、産毛を取ってから水でよく洗いましょう。そのまま丸ごとだと食べにくいので、生のオクラは刻んで食べるようにします。生のほうが栄養素をそのまま壊さずにいただけるのでおすすめです。

なお、ゆでて食べる場合でも、下処理としてしっかり板ずりするのがおすすめです。板ずりをすることにより、オクラの色が鮮やかになるとともに、食感もよくなりますよ。

いかがでしたか? 暑い季節は、冷たい麺類や冷奴などのトッピングとしてオクラを使用する機会も多くなるかと思います。すぐに使い切れないような場合は、鮮度をしっかりキープするためにも冷凍するのがおすすめ。その際は、塩もみと水洗いできちんと産毛を取り除くのを忘れないようにしてください。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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