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シャッキと歯ごたえをキープ!アスパラガスの長持ち保存方法…選び方のコツや冷凍保存の仕方

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「アスパラガス」は一年中いつでも手に入れることができますが、今の季節は旬の時期ならではの甘さと柔らかさで、アスパラガス本来の美味しさをじっくりと楽しむことができます。乾燥しやすく、またすぐにクタっとしがちなアスパラガスですが、上手に保存をするとシャキッと新鮮な状態で長持ちさせることが可能です。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載47回目は「アスパラガス」。アスパラガスは美味しいだけでなく、鮮やかなグリーンがいろいろな料理に彩りを添えてくれる便利な春野菜です。実はアスパラガスは鮮度の落ちやすい野菜なんですが、正しい方法さえ知っていれば、家庭でも鮮度と美味しさをしっかり保って保存することができますよ。

美味しいアスパラガスの選び方

旬の美味しさをしっかりキープし、家で上手に保存をするために、まずは新鮮で美味しいアスパラガスの選び方を押さえておくことが大切です。

・切り口をしっかりチェック

アスパラガスは太さが均一で、全体的に鮮やかで濃い緑色をしているものを選びましょう。穂先がしっかり締まっていて、ピンと伸びているもの、また根元の切り口が丸くみずみずしいものが新鮮です。切り口が変色していたり、乾燥しているものは避けましょう。

アスパラガスの冷蔵保存の仕方

アスパラガスを冷蔵保存する場合は、根元を濡らしておくことが長持ちさせるためのポイントです。根元を少し切り落としてから保存するようにしてください。

・水を入れたグラスに立てて保存

まずは、アスパラガスの根元を少し切り落とします。グラスに1~2cmほど水を入れ、穂先が上になるようにしてアスパラガスを挿します。上からポリ袋をかぶせて、立てた状態で冷蔵室で保存しましょう。温度の高い野菜室での保存は不向きです。

アスパラガスの冷凍保存の仕方

アスパラガスは使いやすい大きさに切って、生のまま冷凍することが可能です。凍ったまま調理することができるので、手軽に料理に彩りをプラスすることができて便利ですよ。

・根元の硬い部分はピーラーでオフ

アスパラガスを冷凍する際は、下処理としてピーラーを使って根元の硬い部分を削り、ハカマも取り除きます。その後、斜め切りや3~4cmの長さなど、使いやすい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

冷凍したアスパラガスはそのまま炒めたり、スープに加えるなど凍ったまま調理することができますが、電子レンジで加熱したり、茹でて解凍してから調理することも可能です。その場合は加熱時間を短めにして、きちんと食感を残すようにするのがポイントです。

アスパラガスの保存期間の目安

今までご紹介した正しい方法で保存をすることにより、みずみずしさとシャキっとした食感をしっかりキープしながらアスパラガスを長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

水を入れたグラスに立てて、ポリ袋をかけてから保存をした場合は、7~10日ほど長持ちさせることができます。最初に根元を切り落とすのを忘れずに。

・冷凍保存の場合の目安

使いやすいサイズに切って生のまま冷凍すると、大体1カ月は保存が可能です。

ラクワザ!爪楊枝を使わずにアスパラのベーコン巻きを作る方法

お弁当の定番おかずとして人気の「アスパラのベーコン巻き」。通常はアスパラガスをベーコンで巻き、外れないように最後に爪楊枝で留めますが、この爪楊枝って食べた後はゴミになるので少々もったいないですよね。次にご紹介する方法なら、ゴミも減らせてアスパラのベーコン巻きを丸ごと美味しくいただくことができますよ。

・乾燥パスタが爪楊枝の代わりに!

アスパラのベーコン巻きを作る際は、爪楊枝の代わりに細めの乾燥スパゲッティを使うのがおすすめ。ベーコンの巻き終わりにスパゲッティを刺して、ベーコンからほんの少し出るところでスパゲッティを折りましょう。フライパンで炒めて、アスパラガスに火が通るまでフタをして焼けば、アスパラガスの水分がスパゲッティに含まれて火が入るので、食べるときにそのまま丸ごといただくことができます。

ゴミが出ないだけでなく、爪楊枝のように長さが邪魔にならないので、お弁当箱にもきれいに納めることができますよ。

いかがでしたか? アスパラガスを冷蔵庫で保存するときは、根元を濡らした状態で立てて保存するのがポイントです。ポリ袋をかけることによって乾燥を防いでくれるので、買ったときと同じような新鮮な美味しさと歯ごたえが楽しめます。また、好きな大きさに切って生のまま冷凍することも可能なので、まとめ買いしたときなどは、ぜひ冷凍保存してみてください。解凍せずに、そのまま料理の彩りとしてササっと使うことができるので便利ですよ。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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