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生で冷凍できる!しいたけの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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きのこの中でも代表的な存在の「しいたけ」は、旨味たっぷりで香りも歯ごたえも抜群です。和食には欠かせない食材の一つですが、すぐに水っぽくなってしまったり、逆に乾燥してしまうという難点も。皆さんは、自宅で上手にしいたけを保存できていますか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載33回目は「しいたけ」。一般に、きのこの旬は秋というイメージがありますが、実はしいたけは春と秋の2回旬を迎えます。旬の旨味たっぷりのしいたけを存分に味わってもらうために、家庭での上手な保存方法をご紹介していきます。

美味しいしいたけの選び方

しいたけ特有の風味と歯ごたえをしっかり楽しむためにも、まずは新鮮で美味しいしいたけの選び方を押さえておきましょう。

・カサの裏側をチェック

しいたけは、肉厚でカサがあまり開いていないものを選びましょう。カサの裏側が白く、薄く膜を張ったようなものが新鮮です。また、軸は太くて短いものがいいでしょう。

・変色しているものは避ける

カサの裏側や切り口が茶色っぽく変色しているのは、鮮度が落ちている証拠。全体的にしなびているものや乾燥しているものも避けましょう。

しいたけの冷蔵保存の仕方

しいたけは水分に弱いので、冷蔵庫で保存する際は湿気対策が特に重要になります。

・軸を上にした状態で保存する

キッチンペーパーの上に石づきをつけたままのしいたけを2~3個ずつ軸を上にして置き、そのままキッチンペーパーで包み込みます。それを保存袋に入れたら、軸を上にした状態で野菜室で保存しましょう。

しいたけの冷凍保存の仕方

ちょっと驚く人もいるかもしれませんが、しいたけは生のままで冷凍保存することが可能です。

・カサと軸に分けた丸ごと冷凍がおすすめ

しいたけは石づきを切り落としてからカサと軸に分ける、もしくはカサ部分を薄切りにしてから、そのまま冷凍用保存袋に入れて冷凍することができます。きのこは凍っていても包丁で切ることができるので、石づきを切り落としてカサと軸に分けた状態の丸ごと冷凍がおすすめです。

・調理は凍ったままで

料理に使う際は、凍ったまま加熱調理して使います。煮物や炒め物、鍋やスープの具など、そのままどんな料理にも使えて便利です。

しいたけの保存期間の目安

今までご紹介した方法で正しくしいたけを保存すると、香りと旨味をしっかりとキープしながら長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

湿気対策をきちんとすれば、野菜室で8~10日ほど保存が可能です。保存する際は、必ず軸を上にして保存するようにしてください。

・冷凍保存の場合の目安

冷凍保存の場合は、約1カ月間保存が可能です。この期間内に忘れずに使い切るようにしてください。

ラクワザ!短い時間で簡単に「干ししいたけ」を作る方法

干ししいたけは、生のしいたけよりも風味も旨味もアップするので、料理に加えると味がグンと深まります。最近は、自宅で干ししいたけを作る人も増えていますが、天日干しをすると日数が3~4日もかかるうえ、お天気も心配です。今回は、天気を気にせずに、短時間でササっと簡単に作れる干ししいたけの作り方をご紹介していきましょう。

・オーブンに入れて約10分間焼くだけ

まずは、しいたけを薄切りにし、クッキングシートを敷いた天板の上に重ならないように並べます。150度に熱したオーブンで10分間加熱すればできあがりです。乾燥が足りないようなら、さらに2~5分加熱して調整してください。粗熱が取れたら、よく乾いた保存袋や空きビンなどに乾燥剤といっしょに入れておけば、常温で1カ月ほど保存が可能です。

いかがでしたか? しいたけは水分に弱いので、冷蔵保存の場合はキッチンペーパーと保存袋でしっかり湿気対策をする必要があります。また、しいたけは生のまま冷凍保存することができるので、まとめ買いしたような場合は、石づきを切り落としてからカサと軸に分け、丸ごと冷凍するのがいいでしょう。凍ったまま調理できるので、普段の食事作りに重宝しますよ。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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