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冷凍で長持ち!「納豆の保存方法」手を汚さずにフィルムをはがす裏技も

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熱々のごはんと相性抜群の「納豆」。アレンジ次第でいろいろな味を楽しめるので、納豆は毎日食べても飽きずに美味しくいただけますよね。皆さんは普段、納豆をどのように保存していますか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載42回目のテーマは「納豆」。日本の朝の食卓に欠かせない納豆は、常に冷蔵庫にストックしているというご家庭も多いはず。今回は、納豆を美味しくいただくための上手な保存方法をご紹介していきます。

押さえておきたい納豆のアレコレ

納豆はとても身近な食品であるにもかかわらず、意外と知らないことも多いもの。まずは、納豆に関する基礎知識を押さえておきましょう。

・表面の白いものは鮮度に問題なし

納豆を覆っているもこもこした白い綿状のものは、「かぶり」と呼ばれる納豆菌の菌膜です。全体的に白いもの、まばらに白いもの、若干茶色がかっているものなど、それぞれ見ためが異なりますが、納豆菌がきちんと発酵している証拠であって、どれも異常ではありません。

・フィルムで乾燥を防ぐ

納豆の上には透明のフィルムがかぶせてありますが、これは納豆の乾燥を防ぐためのもの。適度な湿気を保つことによって、納豆を美味しく発酵させることができるのです。後ほど“ラクワザ”として、このフィルムを手を汚さずに簡単にはがす方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

納豆の冷蔵保存の仕方

納豆は賞味期限を過ぎても食べられますが、においが強くなったり、食感が悪くなってしまうので、なるべく賞味期限内に食べきるようにしましょう。なお、納豆は10℃以上の環境で保存をすると発酵がどんどん進んでしまうため、常温保存には向きません。

・冷蔵庫のチルド室で保存

納豆はパックのまま、チルド室に入れて保存しましょう。チルド室に入れて保存すると、発酵のスピードを遅らせる効果があるため、賞味期限を多少過ぎても美味しくいただくことができます。

なお、すでにタレを混ぜてしまったような場合の食べ残しについては、乾燥しないようにラップをしてからチルド室に入れ、早めに食べるようにしてください。

納豆の冷凍保存の仕方

驚く人も多いと思いますが、実は納豆は冷凍保存することが可能です。

・しっかり密閉して冷凍

納豆はパックのまま冷凍用保存袋に入れ、乾燥を防ぐために、できるだけ袋の中の空気を抜いてから封を閉じて冷凍しましょう。食べるときは、自然解凍してからいただきます。

納豆の保存期間の目安

納豆は賞味期限を過ぎても食べることができますが、美味しくいただくためには、賞味期限内に食べるのがおすすめです。

・冷蔵保存の場合の目安

チルド室に入れて保存した場合、2~3日なら賞味期限を過ぎても美味しくいただけます。すでにタレなどをかけた食べ残しについては、味や風味が変わってしまうので、開封後2日以内には食べきるようにしましょう。

・冷凍保存の場合の目安

冷凍用保存袋に入れて冷凍した場合は、3カ月~半年は保存が可能です。

ラクワザ!手を汚さずに簡単に納豆のフィルムをはがす方法

納豆のパックを開けたときに、納豆に張り付いている透明のフィルム。あれって、はがすときに手が汚れてしまったりしませんか? 今回ご紹介するワザを使うと、簡単に納豆のフィルムをはがすことができ、手を汚すこともありません。

・箸を使ってクルクルポイで完了!

(1)納豆パックを開けたら、フィルムの中央部分に箸を2本刺します。

(2)ドライバーでネジを回すようにして、箸をクルクル回転させましょう。

(3)少し回すだけで、フィルムが箸に巻き付いてきます。

(4)そのままはがして、フィルムはゴミ箱へ。手も汚れず、フィルムに納豆がつくこともなく、きれいにはがすことができますよ。

いかがでしたか? 特売日などにまとめて納豆を買うことも多いと思いますが、賞味期限内に食べきれそうもない場合は、すぐに冷凍保存するのがおすすめです。ご紹介した正しい方法で冷凍すれば、自然解凍したあとも風味はそのまま美味しい納豆をいただくことができます。ラクワザでご紹介した手を汚さずにフィルムをはがす方法も、ぜひ試してみてくださいね。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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