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えのきの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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淡泊な味ながらも、独特の食感と風味がたまらない「えのき」。冬の定番、鍋料理はもちろんのこと、クセがないのでいろいろな料理に活用することができます。買ったパッケージのまま冷蔵庫に入れて保存する人も多いと思いますが、それだとすぐに傷んでしまうことも。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載21回目のテーマは「えのき」。味や香りにクセがないえのきは、どんな料理にでも使える万能選手。カロリーが少なく、ビタミンが豊富なので、ダイエットにもピッタリです。すぐに湿っぽくなってしまいがちなえのきですが、上手に保存をすればきちんと長持ちしてくれますよ。

美味しいえのきの選び方

店頭に並ぶえのきはどれも同じように見えますが、よく見ると新鮮なものとそうではないものに違いがあります。まずは、新鮮で美味しいえのきの選び方を押さえておきましょう。

 

・白くて軸の太いものが良品

えのきは色が白くて、軸が太いものを選びましょう。また、全体がシャキッとしているもののほうが新鮮です。

・湿っぽいものはNG

えのきが全体的に黄色味を帯びているのは、鮮度が落ちてきている証拠。また、袋の中に汗をかいたような水滴がついているものも避けましょう。

えのきの冷蔵保存の仕方

えのきは買ったときの状態のまま冷蔵庫で保存をすると、あまり長持ちさせることができません。必ず以下の方法で保存するようにしてください。

・キッチンペーパーで全体を包む

まずは、えのきを袋から出します。根元を切り落とさずに、そのまま全体をキッチンペーパーで包み、保存袋に入れてから野菜室で保存します。

えのきの冷凍保存の仕方

えのきの保存は冷蔵のみだと思っている人も多いかもしれませんが、実は冷凍保存することも可能です。

・しっかりほぐしてから冷凍

えのきの根元を切り落とし、細かく平らにほぐします。ほぐれたら、そのまま冷凍用保存袋に入れて、袋を平らにならしてから冷凍します。

調理する際は、凍ったままの状態でOKです。鍋料理や汁物、和え物などに使いましょう。肉などといっしょに炒めても美味しくいただけます。

えのきの保存期間の目安

あまり日持ちしないイメージのあるえのきですが、ご紹介した方法で保存をすれば、上手に長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

キッチンペーパーで包んでから保存すると、大体1週間は長持ちします。根元は切り落とさずに保存してください。

・冷凍保存の場合の目安

冷凍保存した場合は、1カ月ほど保存が可能です。袋から必要な分だけを取り出して、普段の料理にどんどん活用していきましょう。

ラクワザ!えのきを簡単に素早くほぐす方法

えのきは根元を切り落としても軸が固まっているので、バラバラにほぐすのがちょっと面倒。ですが、うまくほぐれていないと、調理した際に食感にムラが出てしまうので、しっかりほぐさなくてはいけません。次にご紹介する方法なら、簡単に素早くほぐすことができますよ。

・フォークを使うのがカギ

まずは、えのきの根元を切り落とします。えのきの中心を手でしっかりと持ち、軸の部分をフォークで刺してほぐせば、簡単に細かくほぐれます。細かくほぐれていると、調理した際も食感にムラが出ないので、料理がよりいっそう美味しくなります。

いかがでしたか? 購入したときの状態のまま冷蔵庫に入れると、えのきはすぐに湿っぽくなったり、色が黄ばんできたりしますが、正しい方法で保存をすれば、新鮮な状態をしっかりキープすることができます。冷凍保存後も変わらず美味しくいただくことができるので、まとめ買いした場合などは、ぜひ冷凍保存してみてください。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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