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凍らせて食べても美味!さくらんぼの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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見た目がかわいいだけでなく、口いっぱいに広がる甘酸っぱさが美味しい「さくらんぼ」。この時期にしか味わえないさくらんぼは、季節限定のお楽しみフルーツとして大人気です。旬の美味しさを満喫するために、家庭でも鮮度をキープして上手に保存していきたいものですよね。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載41回目のテーマは「さくらんぼ」。つやつやと宝石のように輝くさくらんぼは、とってもデリケートな果物です。日持ちが悪く、劣化しやすいため、家庭で保存する場合は、温度や湿度に気を配りながら保存をする必要があります。この機会に上手な保存方法をきちんと押さえておきましょう。

美味しいさくらんぼの選び方

さくらんぼはそれほど日持ちしないため、お店ではできるだけ新鮮で美味しいさくらんぼを選ぶことが上手に保存するためのポイントです。

・実だけでなく軸もしっかりチェック

さくらんぼは、軸が太く鮮やかな緑色で、シャキッと伸びているものが新鮮です。実は全体的に赤く、固く締まっていて、つやと光沢があるものを選びましょう。傷があるものは避けます。

さくらんぼの冷蔵保存の仕方

さくらんぼは冷やしすぎると味が落ちてしまうので、冷蔵保存の場合は購入時のパックの状態のまま冷蔵庫に入れるのはNGです。

・新聞紙で包んで野菜室で保存

さくらんぼを冷蔵保存する場合は、冷やしすぎや乾燥を防ぐためにも、新聞紙でパックごと包んでから冷蔵しましょう。冷やしすぎると果肉が硬くなって甘みがなくなってしまうので、必ず野菜室で保存するようにしてください。

さくらんぼの冷凍保存の仕方

ちょっと意外かもしれませんが、さくらんぼは洗っただけでそのまま冷凍保存することも可能です。

・軸をつけたまま冷凍する

さくらんぼは軸をつけたまま水洗いし、水けをしっかり拭き取ってから冷凍用保存袋にそのまま入れて冷凍しましょう。

・凍ったまま食べる

食べるときは、解凍せずにそのままいただきましょう。冷凍室から出して約3分。実の表面に白く霜がついてきたら食べごろです。

さくらんぼの保存期間の目安

さくらんぼは採れたてがもっとも美味しく、その後は徐々に味が落ちてしまうものですが、上手に保存をすれば美味しさと新鮮さをしっかりキープすることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

新聞紙で包んでから野菜室で保存した場合は、4~5日は保存が可能です。ただ、美味しくいただくためには、なるべく早めに食べきるのがおすすめです。

・冷凍保存の場合の目安

冷凍用保存袋に入れて保存すると約2カ月は長持ちさせることができます。必ず軸をつけたまま冷凍するようにしてください。

ラクワザ!ササッと簡単にさくらんぼの種を取り除く方法

さくらんぼを食べるときに、「種が邪魔だな~」と思うことはありませんか? ササっと簡単に種を取り出すことができたら、食べるときはもちろん、さくらんぼのシロップ漬けを作ったり、ケーキのトッピングに使うときなどに便利ですよね。今回は、あるアイテムを使ってさくらんぼの種を簡単に取り除く方法をご紹介します。

・カニスプーンが大活躍

さくらんぼの種を取り出すときに便利なのが、カニの身を殻から取り出すときに使う‟カニスプーン”。さくらんぼの軸を取ったところから、カニスプーンのフォークになっている部分を差し込んで、種と果実をはがすように種のまわりをぐるりと一周させます。フォーク部分の先に種を引っ掛けるようにして、そのままカニスプーンを引き抜けば簡単に、そしてきれいにさくらんぼの種を取り除くことができます。

いかがでしたか? さくらんぼは甘味が飛びやすく、すぐに水分が抜けて張りがなくなりがちですが、ご紹介した正しい方法で保存をすれば、いつでもフレッシュで美味しいさくらんぼを味わうことができます。洗うだけでそのまま冷凍することもできるので、すぐに食べきれないような場合は冷凍保存するといいでしょう。

冷凍室から出して3分待つだけで美味しくいただくことができるので、手軽なデザートとしてもおすすめです。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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