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アボカドの長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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栄養価の高さと濃厚な味わいから「森のバター」とも呼ばれる「アボカド」。クリーミーな美味しさはもちろん、美容効果も高いといわれるアボカドは、女性に大人気の食材です。アボカド1個を半分だけ切って食べる人もいると思いますが、残りの半分はどのように保存していますか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家の島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載第16回目のテーマは「アボカド」。栄養価が高く、美容にもいいといわれるアボカドは、女性が積極的に食べたい食材の一つです。今回は、いつでも美味しくアボカドを食べるための、正しい保存方法をご紹介していきます。

美味しいアボカドの選び方

店頭に並ぶアボカドは、まだ時期が早くて硬すぎたり、逆に熟しきって柔らかくなりすぎたりしていることも多いもの。美味しく、食べごろなアボカドの見分け方を見ていきましょう。

・つやと張りがあるものがおすすめ

アボカドはきれいな卵形で、果皮につやと張りがあるものを選ぶようにしましょう。また、ヘタが果皮とすきまなくついているもののほうが良品です。

・色と弾力性をチェック

アボカドは、緑色から茶色、そして黒色へと果皮の色が徐々に変化していきます。すぐに食べる場合は、皮は黒みがかったものを選ぶといいでしょう。ただし、触ったときにあまりに柔らかいものは、実が熟しすぎていて中が黒っぽくなっていることもあるので、ある程度弾力性のあるものがおすすめです。

アボカドの冷蔵保存の仕方

丸ごとのアボカドも、半分にカットしたアボカドも、どちらも以下の方法で冷蔵庫の野菜室に入れて保存しましょう。

・丸ごとの場合

丸ごとのアボカドは、一つずつラップで包んでから保存袋に入れ、野菜室で保存します。こうすることで、アボカドが熟しすぎるのを防ぐことができます。

・半分にカットしたものの場合

半分にカットした場合は、種のついているほうを保存するようにします。変色を防ぐために、切り口に少量のレモン汁をぬり、切り口が空気に触れないようにラップでピッタリ包んでから野菜室に入れます。

アボカドの冷凍保存の仕方

アボカドは冷凍保存することも可能です。酸化しにくいので、冷凍しても色も味も落ちにくく、解凍後も美味しくいただくことができます。

・食べやすい大きさに切ってから冷凍

アボカドは皮をむいて薄切りや角切りなど、食べやすい大きさに切ります。変色防止のためにレモン汁をかけてから、冷凍用保存袋に入れ、平らにならしてくっつかないようにしてから冷凍します。

調理の際は、自然解凍してから使います。5~10分ほどで解凍されるので、そのままサラダやパスタに入れたり、ペースト状にしてディップやソースにしたりしてもいいでしょう。必要な分だけ取り出すことができるので、毎朝のスムージーに活用するのもおすすめです。

アボカドの保存期間の目安

アボカドの保存期間の目安は、以下のとおりです。

・冷蔵保存の目安

丸ごとの状態で保存する場合は約1週間、半分にカットした状態で保存する場合は5日以内に使うようにしてください。

・冷凍保存の目安

カットして冷凍保存した場合は、1~2カ月ほど保存することができます。

ラクワザ!硬いアボカドを早く柔らかくする方法

「アボカドを買ったものの、硬すぎてすぐには食べられない」ということって、よくありますよね。そんなときにおすすめなのが、りんごを使った次の方法です。

・りんごのエチレンガスで熟成が進む

アボカドが硬すぎてすぐに食べられないときは、アボカドをりんごといっしょにポリ袋などに入れておくと、アボカドが早く柔らかくなります。

りんごは他の食品の熟成を早めるエチレンガスを放出しているため、それによってアボカドの熟成が早まり、実が柔らかく食べごろになるのです。

いかがでしたか? アボカドは冷蔵庫でも保存できますが、長い期間保存したい場合は冷凍保存がおすすめ。酸化しにくいので、解凍後も美味しくいただけるのはもちろん、使いたい分だけその都度使うことができるので、ディップやソースなどちょっと必要なときなどにとても便利です。

冷凍保存を上手に活用しながら、栄養価が高く美味しいアボカドを、普段の食事にどんどん取り入れてみてください。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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