大学・短大の卒業式で袴を着た人の割合は?
nullまず最初に、大学・短大の卒業式で袴を着たかどうか聞いてみたところ、次のような結果となりました。
「袴を着た」・・・156人(53.6%)
「袴を着ていない」・・・135人(46.4%)
袴を着た人のほうが半数以上で多かったものの、着ていないという人も意外と多いことがわかりました。これは、もしかしたら年代的に卒業したときに袴が流行っていたかどうかや、大学・短大のある地域柄や大学の学風なども関係しているかもしれませんね。
買ったorレンタルorお下がり…いちばん多かったのは?
nullでは、卒業式で袴を着た156人の皆さんは、どのようにして袴を用意したのでしょうか? 以下、その用意の仕方について見てみることにしましょう。
「買った」・・・11人(7.1%)
「レンタルした」・・・129人(82.7%)
「姉や母、親戚などのお下がり」・・・13人(8.3%)
「その他」・・・3人(1.9%)
いちばん多かったのは、やはりレンタル。袴は振袖などと違って、卒業式のときしか着ないので、必要なときだけ借りられるレンタルはすごく便利ですよね。袴を買った人もいることはいるものの、11人とかなり少ない結果に。また、姉や母、親戚などからお下がりを借りたり、もらったりしたという人もそこそこいました。
買ったりもらったりした袴は今どうしてる?
nullレンタル以外で買ったりもらったりした袴は、その後どうしているのでしょうか? 気になる袴の「今」について教えてもらいました。
<実家もしくは自宅で保管>
「実家のタンスの中にしまってあります」(38歳/その他)
「実家で大切に保管されています」(57歳/主婦)
「将来自分の子どもにあげられるかもと思って、祖母の家で保管してもらっています」(25歳/学生・フリーター)
「今も自宅でそのまま保管しています」(48歳/主婦)
「孫の卒業式まで自宅で取っておくつもりです」(71歳/その他)
自分が着た袴を、そのまま実家や自宅で保管しているという人が目立ちました。特に使い道がなくタンスの肥やしになっている人もいるようですが、将来的に自分の娘や孫などに着せたいと考えて大事に保管している人も多いようです。
<お下がりとして妹や親戚の子、娘が着用>
「お下がりとして妹にあげました」(44歳/営業・販売)
「妹が着たあと、さらに親戚の子にお下がりとしてあげたようです」(39歳/主婦)
「子どもがいないので、姪っ子に譲りました」(60歳/主婦)
「娘の卒業式に私の袴を着せましたが、そのあとはしまってあります」(62歳/主婦)
お下がりとして、妹や親戚の子、また自分の娘にあげたという人も。せっかく購入したのに、自分の卒業式でたった一度しか着ないというのはすごくもったいないですよね。お下がりとして、再度だれかに着てもらえれば、ムダなく有効的に活用できるのでいいですね。
<必要ないので処分した>
「古くなってしまったので処分しました」(53歳/主婦)
「とりあえず買ったものの、もう使うこともないので処分しました」(25歳/その他)
「今後使う機会もないと思ったので、思い切って処分しました」(52歳/主婦)
やはり、買ってはみたものの、その後の使い道がなく処分したという人もいました。色があせた、虫に喰われたなど状態の良くないものは捨てるしかないかもしれませんが、今の時代はフリマアプリなどで簡単に売却することもできるので、捨てる前に一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
いかがでしたか? 今後、大学や短大の卒業式で袴の着用を検討している人は、ぜひご紹介した回答を参考に、着るかどうかはもちろん、購入するのかレンタルするのかなど、袴の用意の仕方についてもいろいろ検討してみてくださいね。