おやつ作りのハードルを下げてくれる救世主、現る
null大袈裟で恐縮ですが、このアイテムを見つけたとき、本気でそう思ったのです。これは救世主だと。
というのも、現在5才の娘はお手伝いしたい盛り。お料理への興味も日に日に増し、誕生日ケーキも「手作りしたい」と言ったほど。毎日ドッタバタの“限界母さん”ではありますが、子どもの「したい」に出来る限りこたえたいのが母心ってもんです。
しかし、クッキーやマフィンなど粉物はキッチンが大変なことになると聞くし、火を使うものもちょっと怖い……。
そんなタイミングで出会ったのが「レンジで簡単シリアルバー」。材料を混ぜてレンジアップするだけ。しかも、材料は3つだけだと……!?
子どもと一緒に楽しめるシリアルバー作り
null基本の材料は次の3つ。
- グラノーラ 40g
- チョコレート 30g
- ホワイトマシュマロ 20g
これらを1〜3の順で本体に入れてレンジアップすれば、チョコレートシリアルバーが作れます。
用意する道具は、「レンジで簡単シリアルバー」と計り。シリアルの量は本体に入ったラインが目安になりますが、チョコレートとマシュマロは計りがあったほうがよいです。また、チョコレートを細かくするのに包丁とまな板があればベターですが、これはどのご家庭にもありますよね。
「レンジで簡単シリアルバー」の本体はBPAフリーのポリプロピレン素材で、耐熱温度は140度、耐冷温度は-20度までOK。「BPA」は、内分泌系への悪影響が懸念される物質として社会的に話題になったプラスチック製物質です。近頃、100均アイテムにもBPAフリーが増えているのはうれしいポイント。
1時間で完成!チョコレートシリアルバー作りはこんな感じです
(1)〜(6)まで、サポートしたのはチョコレートのカットのみ。チョコレートは細かくしておいたほうが溶けやすくなるためです。夏場はチョコレート自体が柔らかくなっている場合もあるので、子どもにちぎってもらってもよかったかもしれません。
電子レンジでの加熱時間はわずか40秒〜1分程度なので、あっという間。庫内の様子を眺めていると、マシュマロがどんどんふくらんでゆき、それもおもしろい。子どももうれしそうに眺めています。
加熱後の本体はかなり熱くなっているので、大人の出番。手早く中身を混ぜる必要もあります。また、フタと本体を留め具でとめるときも少し力が必要です。わが家ではフタをぎゅっと押す係は子どもにお願いしました。
冷やし固めている間は、公園に出かけたり動画を見たり、フリータイム。おやつの時間に合わせて一緒に作ると「もう帰るよ」とか「そろそろ(動画を)消そうか」という親の要望にも素直に応じてくれるので、これもまた非常にありがたい!
材料さえ入れれば、あとは電子レンジと冷蔵庫がおいしく調理してくれます。また、洗い物は「レンジで簡単シリアルバー」と、かき混ぜるスプーン、チョコレートを刻んだ包丁とまな板ぐらいで、苦にならないレベル。むしろこれで子どもが喜んでくれるならお安い御用ってもんです。
基本のレシピにはチョコレートとマシュマロが入っているので、仕上がりはけっこう甘め。でも、レシピがシンプルなぶん、アレンジもききます。
使用するグラノーラは甘みが入っていなくてもOKですし、チョコレート味ならチョコレートを入れなくても満足感あり。ただし、マシュマロを多めに入れてシリアルがバーとしてくっつくよう微調整しました。
次は、グラノーラを柿の種などしょっぱいものに置き換えて、甘じょっぱいシリアルバーを作ってみたいと妄想中です。
「フタ付き デザートカップ ハート型」(110円)も簡単&子どもが喜ぶ
null同じく『ダイソー』で見つけたのは「フタ付き デザートカップ ハート型」です。5カップがセットになって110円(税込み)。ゼリー液やプリン液を入れて冷やし固めるだけで、ハート型のデザートが楽しめるというものです。
わが家は、女の子だからでしょうか。子どもって、ハートが好きですよね……! 苦手な野菜もハートのクッキー型で抜くと食べてくれるので、大変お世話になっております。
底には突起がついています。いわゆる「プッチンプリン」と同じ要領で、これを折ることでゼリーがぷるんとお皿に出せる仕組み。
しかしわが家は子どもがカップから食べたがるため、いまだこの突起は折られておりません。
“限界母さん”ですから、日頃は市販のおやつに頼りっきりです。それに、手作りおやつが絶対!と思っているわけでもありません。でもこうしてレンチンや2ステップ、3ステップくらいで負担なく作れるアイテムをうまく使えば、子どもが喜んでくれて、こちらの心もふっとゆるむんですよね。そういえば、私の母も夏にときどきゼリーを作ってくれたなと思い出したり。隙間時間に子どもと一緒に出来るおやつ作り、これからもマイペースに楽しもうと思います。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote