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レンチンするだけ。「無印良品」のたまご巻きは一本で朝食に、休日ランチに【本日のお気に入り】

昨今、たまごの値上がりが止まりません。そんな中、これ一本で完結する『無印良品』の「たまご巻き」は、時間に追われがちな“限界母さん”の強い味方! 冷凍庫のストックアイテムに常連入りです。

『無印良品』の冷凍食品が充実している

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「たまご巻き」との出会いは最寄りの『無印良品』。以前から「冷凍食品のキンパがおいしい」という噂は聞いていましたが、そのバラエティー豊かな冷凍食品にびっくり。

ごはんものだけでも様々な海苔巻きやおにぎりがあり、キッシュ、唐揚げ、サバの味噌煮、サムゲタン、白和えなどなど……。自分でつくるのは大変な煮込みや惣菜もあり、夕食に困ったときにちょこちょこ活用していました。

ある日、そうだ噂のキンパを食べよう!と手に取ったのですが、見ると辛味がありそう。5才の娘には厳しいかもしれないと泣く泣く諦めたところ、「たまご巻き」を見つけたんです。

1本で8切れ入り。

ラベルには

やわらかい甘さのだし巻きたまごを、
有明海産の海苔で巻きました。
手軽に食べられるよう
あらかじめカットしました。

とあります。ごはんは酢飯で、海苔は味付けなし。味付け海苔すら「からい」という娘にもよさそうです。

たまご巻きが「限界母さん」の味方である3つの理由

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1:耐熱皿いらず

ちゃんと切り口があり、軽い力で開きます。

冷凍食品で耐熱皿にのせて温めるタイプがありますが、この一手間すら惜しいですよね。ご安心ください。温める前に袋を1〜2cm切るだけで、レンジへレディーゴー! しかも、冷凍庫から出してすぐ、凍ったままでOKです。

2:食べる15分前に5分レンチンするだけ

600wで、まず片面を2分30秒。
裏返して、もう片面を600wで2分30秒。

使用するレンジにより様子を伺う必要はありますが、600wの場合、片面2分30秒ずつの5分あればレンジアップ完了!  その後、10分ほど落ち着かせれば食べられます

冷凍おにぎりで1分半〜2分程度、冷凍チャーハンの場合10分くらい温めるものもあると考えると、そこまで時間がかからない印象です。

3:切れ目が入っている

温め終わった様子。袋は、温めるときに入れた切り口から、すっと簡単に開けられます。
まな板に出して、10分ほど落ち着かせればハイ!このとおり。ここではまな板に出していますが、パッケージのまま置いておくことがほとんど。

落ち着いたら、あらかじめ入っている切れ目に沿って、1つひとつ並べてゆくだけ。海苔巻きを均等に、ごはんを崩さず切るのも難しいので、切れ目が入っているってすばらしいです。

1本で完結できる「ごはんもの」は重宝する

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『KINTO』のお弁当箱は、ふだんの食卓でも活躍。加熱せずとも食べられる『セブン-イレブン』のソーセージ、プチトマトと朝食に。

だんだん食べられるものが増え、食欲旺盛な子どもも大人もお気に入り。たまごは甘さ控えめですが、お醤油などをかけなくても十分、さっぱりいただけます。

また、1本でごはん(糖質)もたまご(タンパク質)も海苔(ミネラル)も採れるので、朝食の場合「たまご巻き」オンリーの日も。8切れというボリューム感が、大人2人と子ども1人でシェアするのにほどよいんです。休日のランチなど軽食なら、スープものをプラスすればおなかがほどよく満たされます。

内容量は、およそ340g。お茶碗に軽く2杯弱のごはん、厚焼きたまご、海苔というシンプルな構成。

賞味期限は、製造日から365日。お値段は1本590円(税込)です。材料のたまごも海苔も、スーパーなどで値上がりしつつありますし、1からつくる手間を考えると良心的な価格。

そうそう、たとえば自然解凍でお弁当にも使えるとより便利ですが、食べ方はレンジアップ。そしてレンジアップ後は“なるべく早めにお召し上がりください”とのこと。多くを望みすぎてはいけません。

ちなみに冷凍海苔巻きシリーズには「うなぎ巻き」(690円)もあって、とっても気になっています。使用しているのは、鹿児島県産うなぎの蒲焼。甘めのたれで炊いたごはんで巻いているそうで、子どももきっと好きな味! 気軽に夏の元気を養うごはんとして食べてみたいと思います。

1人ランチにも!4WAYできる「温野菜メーカー」

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日々忙しく働く中で、削りたくないのがランチタイム。腹が減っては戦はできぬ。が、時間も惜しい。そんな“限界母さん”が1人ランチにも重宝しているのが『3COINS』の「温野菜メーカー」です。

「温野菜メーカー」330円(税込)。約幅21.3×奥行き15×高さ8.2cm。

見つけたのは、サラダに使う葉野菜を洗ってしまう容器を探しに行ったのがきっかけでした。そのようなものは、100円均一にも『3COINS』にもあります。ただどれも使い道が1WAYで、『3COINS』の場合は550円する(しょんぼり)。一石二鳥を愛する身としては、せっかくなら2WAY、3WAYできる、何かはない? と思ったわけです。

そうして出会った、この「温野菜メーカー」は、蒸して、洗って、保存して、またうつわに。工夫次第で様々な使い方ができるんです。

1WAY:レンジアップで温野菜ができる

フタをあけると、本体、ザルの2層構造。
水を少々入れて、レンジアップすれば温野菜ができる仕組み。

その名の通り「温野菜メーカー」ですから、水を少々入れて適宜レンジアップするだけ。1〜3分ほどで、いろいろな野菜が温野菜になります。複数種類を同時に調理する場合は、もっとも火が通りにくいものに合わせます。

2WAY:野菜を洗う&保存する

葉野菜をちぎって洗ったら、水が切れるまで置いておけば切りできます。

当初探していた、葉野菜を洗って保存するザル付きの容器のようにも使えます。

フタに密閉性はないため長期保存する場合は要検討。でも、すぐに食べるランチや今日の夕飯の仕込みぐらいなら、個人的には許容範囲です。

3WAY:水や湯切りに

ある日のランチでは、流水麺の湯切りに。

中のザルは、単体でも活躍しています。

生野菜や流水麺など冷たいものを水洗いしたときはもちろん、耐熱性素材なので、ゆがいた素麺やパスタの湯切りにも重宝。もとが温野菜スチーマーのザルで底面にはちょっとした脚も付いているので、湯切りする場合はやけどしないよう、ザルをシンクに置いて水を流しながら使っています。

4WAY:うつわに

ザルをはずすと、シンプルな長方形の容器。ほどよく深さもあり、耳がついているので運びやすい。
ある日の超簡単ランチ。ある程度、深さもあるので1人分のランチなら十分なボリューム。

そして4つめの使い方が“うつわ”です。

記者はもっぱら1人ランチで活用。たとえば、今回ご紹介した1〜3の使い方で下ごしらえした食材を盛り付け、スライスしたキュウリ、梅干しをのっけるだけ。簡単すぎる冷麺(!?)です。

洗い物を極力減らしたいという思いもあっての使い方ですが……。1分でも長くリラックスする時間をとりたい日や、食べるまも惜しんで仕事をしたい日に重宝しています。

あとは、洗って保存しておいたレタスに、プチトマトやコーンなどを混ぜれば、そのままサラダボウルのようにも。容量が1Lあるので、3人家族なら問題ないボリュームが盛り付けられます。

「BPA」は、内分泌系への悪影響が懸念される物質として社会的に話題になったプラスチック製物質です。それを使用していないのは、嬉しいですね。

ちなみに使用されているポリプロピレン素材は、BPAフリーです。耐熱温度は140度、耐冷温度は-20度まで。直火やオーブン、グリルは使えません。でも、レンジアップだけで4WAYできれば大満足! 大袈裟ではなく、しまう暇がないほど重宝しています。

「レンチン」って、さぼってるんじゃないか。手間を抜いているんじゃないか。そんなふうに思うこともありましたが、手間を抜いたって愛情やおいしさに変わりはありません。そのぶんで浮いた時間を大切に。今日も“限界母さん”はがんばれそうです。

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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