女性が食べたいおせちランキング
nullまずは食べたいおせちトップ5を見ていきましょう。
第5位:煮しめ(筑前煮)…23票
「煮しめ。根菜類が好きなので、レンコン、サトイモなどがたくさん食べられる」(57歳/主婦)
「煮しめ。おせちの中でも栄養のバランスが良いから」(45歳/その他)
「母と姉が作る筑前煮。煮物の味は慣れ親しんだ味がいいから」(47歳/その他)
れんこんや里いもなど縁起を担いだ山の幸がたっぷりの煮しめ。家庭料理の定番ですが、お店で注文したものでも、ほっこりした優しい味わいで飽きのこないおいしさですよね。
第4位:黒豆…52票
「黒豆。他のお節料理は苦手だけど、豆は好きなので毎年これだけは食べます」(45歳/主婦)
「黒豆。つやつやしていて甘くて美味しい」(38歳/主婦)
「黒豆。結構高いので、普段はそんなに食べる機会はありませんがあの甘じょっぱさは、おかずというよりおやつ感覚でハマります」(54歳/主婦)
豆好きや甘党の女性たちから支持されたのは黒豆。上品な甘さで、一粒、もう一粒……とつまんでいるうちに、いつのまにかなくなってしまう家庭も多いはず。
第3位:伊達巻…60票
「伊達巻。子どもも大好きなので、追加で購入することもあり」(38歳/その他)
「伊達巻。普段なかなか食べれないものなので。甘くてふわふわした食感がすき」(38歳/主婦)
「伊達巻。のの字のような形が可愛いし、ほんのり甘く、お菓子のようなので」(51歳/その他)
黒豆に続いて、スイーツ系の伊達巻が第3位。ふんわり、しっとり、甘~くて、子どもから大人までやみつきです。なかには、「1人で1本食べてしまう」という欲張りさんもいました。
第2位:数の子…64票
「数の子。数の子を食べないと正月とは思えない。コリコリ感がたまらない」(47歳/総務・人事・事務)
「数の子。ポリポリしていて、いつまでも休んでいたいお正月にタラタラかじるのにピッタリ」(51歳/その他)
「数の子、味も食感も好きだけど、なぜか普段は食べようと思わない特別なもの」(49歳/総務・人事・事務)
スーパーの食品売り場に数の子が並ぶと、「お正月がきたんだな」と感慨に浸るのは筆者だけではないはず。そんな縁起物の代表格ともいえる数の子には、とにかく食感が好きというコメントが続出しました。
第1位:栗きんとん…100票
「栗きんとん。栗の実のほっこりとした柔らかさときんとんの甘さのバランスが絶妙で、ついつい箸が進んでしまう。おせち料理には欠かせない具材です」(42歳/営業・販売)
「栗きんとん。サツマイモと栗が好きで両方食べられるから。おせち料理の中で好きな具材が少ないのでないと困る」(30歳/その他)
「栗きんとん。一人でスプーン突っ込んでアイスクリームのように食べてしまう」(32歳/主婦)
黒豆や伊達巻を押さえて、スイーツ系おせちの中でもぶっちりぎの人気だったのは、栗きんとん。栗だけでもおいしいのに、そこにしっとりとしたさつまいもの餡がからまって、なんとも贅沢なお正月ならではの楽しみですよね。
その他、食べたいものは…
「紅白かまぼこ。歯ごたえが好き。テレビを見ながら素手で食べられるから」(20歳/学生・フリーター)
「紅白なます。こってりした料理の合間の口直しになるから」(40歳/主婦)
「田作り。カルシウムが取れるから、日常的にも食べているけど、おせちでは、ちょっと高価な田作りが食べたいです」(54歳/主婦)
「エビ。味も好きであり見た目も華やかになるため」(53歳/主婦)
「ハム。いつもは薄切りのものだけどお正月は厚切りにしてマヨネーズをたっぷりかけてご褒美に食べるのが楽しみ」(46歳/金融関係)
「ぶりの照り焼き。ふだんも食べているが、お正月に食べるのは味が染みていて一層好き」(46歳/主婦)
「昆布巻き。母手作りのもので、濃い味ではなくて、ヘルシー感がある」(49歳/主婦)
「棒ダラの煮物。実家のお節に入っていて、ごはんに合う甘辛い味です。棒ダラの歯ごたえある食感が独特で、お節でしか食べたことがないので、お正月には食べたいです」(47歳/主婦)
「ちょろぎ。おせちの時期にしかスーパーに置いていなくて、いつもたくさん買っている。梅のようにすっぱいのがくせになって、お酒をのみながら手が止まらなくなる」(31歳/主婦)
「洋食おせちのローストビーフ」(43歳/コンピュータ関連技術職)
上位5つも納得でしたが、少数意見も「そうそう、これもはずせない!」と共感してしまうコメントばかりですよね。
女性が食べたくないおせちランキング
nullでは、逆に、おせちの中でも、あまり箸が進まないものといえば……!?
第5位:昆布巻き…30票
「昆布巻き。いわれがあると思うのですがあまり手が伸びません」(57歳/その他)
「昆布。地味だし大して美味しくないから」(35歳/その他)
「昆布巻き。見た目が苦手」(25歳/その他)
“よろこぶ”に掛けた縁起物の昆布巻きですが、残念ながら、おせちの中では地味……というネガティブな印象も。地味ということは、素朴でご飯のお伴にぴったりという見方もできますが、身近すぎる食材は、おせちでは不人気になりやすいのかもしれません。
第4位:伊達巻…34票
「伊達巻。たくさんは食べられないし、子どもも案外食べない」(28歳/公務員)
「伊達巻。甘すぎて苦手」(28歳/総務・人事・事務)
「伊達巻。味も食感も苦手。普通の卵焼きでいいと思う」(23歳/その他)
食べたいランキングの第3位だった伊達巻ですが、食べたくない編でも上位に。好きな人にとっては、あの甘さや食感がたまらないのですが、逆に、あっさり系の卵焼き派からは、敬遠されがちのようです。
第3位:田作り(ごまめ)…35票
「ごまめ。歯にくっつく」(52歳/その他)
「田作り。かたいし苦いから」(31歳/公務員)
「ごまめ。甘辛いのはいらないと思う。栗きんとんみたいに甘いのはおいしいけど」(52歳/主婦)
カルシウムたっぷりで、豊作を願う意味もある田作り(ごまめ)ですが、味や食感が苦手だという人も。第5位の昆布同様、ちょっと地味な印象もあるかもしれません。
第2位:黒豆…43票
「黒豆。食感と艶が苦手」(34歳/その他)
「黒豆とかの甘い味付けのもの。甘いものは基本的にご飯のおかずにならないから」(51歳/総務・人事・事務)
「黒豆。作るのが難しいし、個人的にはおいしくないので」(51歳/主婦)
伊達巻と同様、甘さゆえに嫌われてしまった黒豆。また、黒豆は繊細でふっくらつややかに仕上げるのが難しいという点でも、票を伸ばしてしまったのかもしれません。
第1位:数の子…79票
「数の子は見た目も食感も味も、全てが受け付けません」(43歳/その他)
「数の子。美味しいと思ったことがない。高いのにわざわざ買わなくていいと思う」(39歳/主婦)
「数の子。味は色々あるかもしれませんが、つぶつぶした食感が苦手です。家族が好きだからなくなりはします」(45歳/その他)
食べたいランキングで第2位と人気の数の子ですが、食べたくない編でもワーストを獲得してしまいました。味、食感ともに個性が強いので、かなり好き嫌いの分かれやすい食材なのかもしれませんね。
その他、食べたくないものは…
「栗きんとん。お菓子だと思うが、なぜ料理と一緒にいれるのか不思議」(57歳/主婦)
「なます。生の人参と甘いお酢の味があまり好きではありません」(35歳/その他)
「かまぼこ。お弁当に入ってるもので、特別感を感じない」(38歳/主婦)
「えび。見栄えはするが、食べづらい。手が汚れる」(40歳/主婦)
「煮しめ。普段の夕食にも作ってるから、特別感がない」(46歳/その他)
「ちょろぎ。赤色は新年にふさわしい色身なのだが、どうも食感が苦手であり、ほかのおせちの具材と一緒に見ると違和感を覚える」(42歳/営業・販売)
「ぶりの照り焼き。おせちのはパサパサしている」(27歳/総務・人事・事務)
「たまに洋風のお節に入っているテリーヌ。おせちとはもはや呼べないと思う」(34歳/その他)
味の好みというより、普段から食べられるものを、わざわざおせちで食べたくない……という意見は、上記以外にも散見されました。食べ慣れたものだからほっとするという人もいれば、逆に、お正月には特別なものを食べたいという人もいる。このあたりは、人それぞれかもしれませんね。
以上、“お正月に食べたいおせち、実は食べたくないおせち”ランキングの女性編をお届けしましたがいかがでしたか? 次回は、男性編をお届けします。男女でおせちの好みにどれくらい違いがあるのか、ぜひお楽しみに!