料理家さんや料理人、料理上手がみんな使っている
null過去には、チューブタイプのおろし生姜や刻みにんにくも愛用していました。でもね……やっぱりおろしたての風味には敵わない。改めてそう感じたのは、料理上手な知人がつくってくれた豚汁。
熱々をよそったお椀に、ササ〜ッと生姜をすりおろしてくれたのです、が! 生姜をおろしたときに感じるいやな繊維がなく、さわやかな香りがふわ〜っと広がって……。豚汁そのものの美味しさはもちろん、豊かな風味に感動したのです。
このとき、知人が使っていたのが『Microplane(マイクロプレイン)』の「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」です。
その存在は、以前から知っていましたし、気にもなっていました。料理人や料理家さんなど、料理上手な人が、み〜んな使っているなって。
でも、彼らが「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」を使うのは、主に料理の仕上げ。ハードチーズや柑橘類の皮をおろし、雪のように振りかける様子は、別世界の出来事だと思っていたんです。
ところが、知人は生姜をすりおろしている。「な〜んだ、身近な料理にも使えるのか!」と、ようやく自分ごとになりました。
切れ味抜群!おろすときも洗うときもストレスゼロ
null帰宅したいきおいで、そのままポチッと購入。届いてすぐに生姜をおろしてみると、いわゆる「おろし金」とは使用感がまったく違う!
まず、なんといっても刃の切れ味が抜群。だから、食材を軽くスライドするだけで、スルスルとおろせて気持ちいい!
これまでのおろし金では、食材をガシガシ押しつける、まさに「おろす」という感覚でした。「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」の場合、たくさんの刃で細か〜くスライスしている感じとでも言いましょうか。
メーカーによると、細目の刃で繊維を断ち切っておろしているそうです。だから、口当たりのよいフワフワ食感になるのだとか。
切れ味のよさゆえ、刃が目詰まりしないのもうれしい。
これまで愛用していた「おろし金」は、野菜の繊維が刃に残りがち。せっかくすりおろしたのに、刃に残ってキレイに使いきれなかったり、洗いにくかったりすることもストレスでした。
「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」は、刃の向きが一方向なので、洗うときもスムーズです。
握って使うスティック型なのも便利
nullハンドルを握って使う、スティック型というのも新鮮でした。そして、これが絶妙に便利。
いわゆる「受け皿」がないので、お皿やお鍋、フライパンのうえで直接食材をおろせます。だから風味付けや仕上げにササッと使えるのだな〜と納得。
また、押し付けなくてもスルスルとおろせるので、おろし金を握る腕もとくに疲れません。これまであんなに力一杯おろしていたのは何だったんだ!
ちなみにサイズは、全長30cmほど。決して小さくはありませんが、ハンドルがフックにかけられるようになっているので、収納場所にも困らないのもポイント。
筆者はほぼ毎日使うので、専用カバーはつけず、洗ったらそのままフックにかけっぱなしです。ズボらでお恥ずかしいですが、毎日の料理だからこそラフに使える頼もしい道具はありがたい。
薬味、ナッツ、チョコレートにスパイスなど、なんでもおろせる
null生姜、にんにくと、日常づかいの薬味はもちろん、今ではさまざまな食材をおろして楽しんでいます。
たとえばナッツ。ほうれん草のおひたしにちょっとだけナッツっぽさがほしいなという時に、引き出しにあった無塩アーモンドをおろしてみました。ほしい分だけ、食べる直前にかけられるから風味も抜群でしたよ。
友人に教わったチョコレートトーストもおすすめです。バターをたっぷりのせて焼いた食パンの上から、好きなチョコレートをおろすだけ。余熱でとけて、簡単にスイーツトーストの出来上がりです。
このほかにも、にんじんや玉ねぎ、スパイスのナツメグ、クッキー、それに鰹節もおろすこともできるんだとか。つまり、硬いものならだいたい大丈夫ってこと。
いつもいつも手の込んだ料理をつくれるわけではありません。でも、風味がよいって、料理の味を格上げしてくれるんだなあと実感しています。「プレミアムシリーズ ゼスターグレーター」を使いはじめてから、大げさではなく一生すりおろす一手間だけは惜しまない!と決めました。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote